8月のオールスターに次いで2度目のGIも、オープニングの1番車。シリーズ開幕の“顔”の町田太我(写真)が気を引き締める。
「(1レースの1番車に)選ばれたのは光栄です。(前回の防府記念1192着は)全体的に感触が良かったです。力を出し切れているし、仕上がりもいいと思います。自分は調整とかもあんまりしないので、(練習は)いつも通りの感じです。しっかりと主導権を取れるように自力でやります」
10月の前橋GIIIを1131着で制した宿口陽一は、そこから1カ月近く空いて今シリーズを迎える。
「ウエートトレーニングで腰を痛めたんで、大事をとって(宇都宮FIを)欠場した。でも、もう大丈夫です。結構、期間が空いたのでケアもしつつ、ハードなトレーニングもできた。あとは疲れが取れれば大丈夫かなっていうのがあります」
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8月のオールスターでタイトルを奪取した古性優作(写真)は、前回の四日市記念を6417着。万全といえる状態ではなかったなかで、現状を冷静に振り返る。
「GIを獲らせてもらったけど、(周りは)本当に強い選手しかいない。自分はまだまだだなって感じます。(前回は疲れもあり)どうしようもなかった。(そのあとは)疲れを取ることはもちろん、自分が気になるところがあったんでトレーニングをしてきました」
9月共同通信社杯の最終日に落車失格を喫した眞杉匠は、復帰場所の前回の伊東FIを716着。
「伊東は新車が届いて3日くらいしかなかったので、それよりは(今回の方が)いいと思います。伊東は(強い選手ばかりで)メンバーがFIじゃなかった(笑)。(決勝は)後ろに同期(福永大智)も付いてくれたんで風切ろうっていうのがあった。(今年は日本選手権で決勝に進出して)去年と比べたら全然いい。フレームを換えたのもいい方向にいってると思います」
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獲得賞金ランク11位(11月17日現在)の吉田拓矢(写真)は、今シリーズ次第では優勝がなくても決勝進出して上位着なら、初のグランプリ出場が見えてくる。
「(グランプリ出場は)相当厳しいけど、もちろん目指して頑張るだけです。(前回のあとは)やりたい練習がそこまでできたってわけじゃないけど、練習はやれました。(今回は)新車です。(前回は)しっくりこなかったけど、自転車も違う。小倉は好きなバンクだし、勝負どころを逃さないように」
佐藤慎太郎は、獲得賞金ランク7位で3年連続7回目のグランプリ出場圏内にいる。が、自身にプレッシャーをかけて、ラストGIに臨む。
「自分は(グランプリの)ボーダーにいるつもり。ラストチャンスのつもりです。グランプリっていうのもあるけど、GIに出ているからには、そこを勝ちたいっていうのもあるんで一戦、一戦ですね。めちゃくちゃ調子がいいとかはないけど、気持ちは乗ってきている。(前回から)そんなに日にちがないので、どこまで上積みがあるかはわからないけど。(前回の)四日市よりはいいかなと」
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清水裕友(写真)は、前回の地元、防府記念を優勝。地元記念4連覇の偉業を遂げて、弾みをつけた。
「(前回の優勝は)すごくうれしかった。(防府に)入る前から4連覇って口に出して言ってたんで、有言実行できて良かった。(今年は)優勝とかそんなにできてないけど、安定して決勝に乗れていたからいつかはチャンスが来るだろうと。けど、決勝になると力の差を感じることが多かった。前回はラインの力で勝てたんで、これで流れが変わってくれればいいですね」
浅井康太は前回の地元、四日市記念を2122着のオール連対。単騎の決勝は僅差で坂井洋に交わされたものの、8番手からのまくりで南関勢、古性優作を沈めた脚は目を引いた。
「(前回の感触に関しては)見ていただいた通りですね。(そのあとは)デビューしてから、ずっといつも通りの練習をしてきました。(獲得賞金ランク10位ですが)グランプリに対してはとくに強い気持ちもないので、いまできることをすべてやりたい。(小倉は)ドームっていうところで走り方が難しくなると思うけど、その場の対応がしっかりできれば。(まずは初日1走した)感触でコンディションを調整したい」
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今年に延期された東京五輪に日本代表として出場。五輪後、8月のオールスターで競輪に復帰した新田祐大(写真)は、競輪の出場機会が少なく、グランプリに出場するには優勝しかない。
「力を出すレースができると問題ないですね。ただ、変に競輪らしくしようとすると、自分のレースができてない感じがあります。(状態は)悪くないです。(グランプリには)もう優勝しかないので、今回優勝をして出られるように全力で頑張るだけです」
長島大介は前回の平FIを311着。決勝は逃げ粘る根田空史を3番手からの追い込みでとらえた。
「(前回は)連日、感触が良かったです。そのあとはいつも通り調整をして、状態は上がってると思います。(今年好調なのは)いままでやってきたことがかみ合ってきたんだと思います」
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5月に日本選手権を制してグランプリ出場を決めている松浦悠士(写真)は、獲得賞金ランクでもトップを独走状態。今シリーズは、日本選手権、サマーナイトフェスティバルに次ぐ、今年3度目のビッグ制覇で年末を迎えたい。
「(前回の防府は)最終日が一番感触が良かった。ハンドルを修正してもらったのが一番ですね。体の状態は今年の前半と変わらなかったけど、物足りなさを感じていた。自転車も進まなかった。でも、防府でそれが解消された。昨日、一昨日の感触がすごく良くて、このデキなら楽しみですね」
渡部幸訓にとって当所は、昨年2月にS級初優勝を飾った相性のいいバンク。初めての競輪祭にも期待は膨らむ。
「(今年は)FIでも優勝できたし、(3月に宇都宮で)トラック支援でGIIIも優勝できた。自分のなかではかなりいい成績を残せました。一年ほど前からバンクメインから室内練習メインにしたのが、この成績につながっているかなと。(前回の四日市記念は)調子はイマイチだったけど、自転車が伸びてくれた。そのあとはここに向けて仕上げてきたつもりです」
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郡司浩平(写真)は、前回の四日市記念を5123着。初日特選、二次予選では自力で好感触を得た。
「(前回は)しっかり自力も出せたし、自分で動くぶんには問題ない。あとは人の後ろに付いた時ですね。そこの状況判断とかが物足りない。状態はいつも通りなんで、しっかりと気を引き締めて走って、グランプリに弾みをつけたい」
前回の防府記念を8446着の村上義弘だが、成績以上の手応えをつかんでいるようだ。
「(防府は)多少、疲れを感じたけど、それ以上に数字よりも踏めてたかなと。今回は新車を使うつもりなので、そこに体をしっかりなじませるように練習をしてきました。(感触は)悪くなかった。(小倉は)タイムが上がる時はかなりハイピッチになると思うので、その辺を意識していきたいです」
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平原康多(写真)は、寬仁親王牌で17年2月以来の久々のGI優勝。その後は四日市記念を欠場して、中3週間以上のローテーションで競輪祭に臨む。
「(四日市記念は)体調を崩してしまい、大事をとって欠場しました。GIを目指してやってるんで、寬仁親王牌が終わったあとはすぐに競輪祭に気持ちを切り替えてます。(今回は)わりと強めに練習をやってきた。正直、(小倉が)得意とかはないけど、結果がいいってことの方が多いですね」
前回の寬仁親王牌2284着から3週間以上空いた太田竜馬のコンディションはどうか。
「(防府記念は)風邪を引いて休みました。(寬仁親王牌は)もうちょっとかなという感じです。もう少し余裕があれば決勝に乗れたかなっていうのがあります。いつも通り練習して悪くない。前回よりはむしろ、いい気がします」
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昨年は決勝にコマを進めている尾方真生(写真)は、前々回の松山FIIから新車を投入。今年は獲得賞金ランク6位と好位置にいる。
「2場所前の松山から新型に乗り換えて、(前回は)うまく慣れて乗れたかなと。昨日までは普通にモガいてきました。一番いい時に比べたらいいとはいえないけど、しっかりと自分の力を出し切れるように。(グランプリ出場に関しては)前回までは賞金を上乗せすることを意識して走ってきたけど、今回はなにも考えずに走りたい」
先行の決まり手こそない小林莉子だが、まくり、追い込みで高いレベルで安定している。
「今年は本当に動きたい時に動けているんで、充実していたと思う。でも、前回はレースの読みもそうだけど、良くなかった。そこをしっかりと修正してきた。シューズを新しくしたんですけど、また(換えて)新しいのにしました」
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児玉碧衣(写真)は前回の広島FIを3連勝の完全V。7月の静岡FIIから負けなしの25連勝で、ガールズケイリンの連勝記録を更新した。
「広島の決勝はここ最近で一番緊張した。25連勝できてすごくうれしいです。(静岡の前の)サマーナイトフェスティバルがすごくショッキングで、その時の負けがいまにつながっているんだと思います。(アメジストに大久保花梨と尾方真生の同門2人がいて)かなり緊張はしているけど、グランプリの出場が決まっているぶん、気持ちが楽に走れると思う。3日間、自分らしい走りができるように」
柳原真緒は前回の富山FIを113着。尾方真生にまくりを合わされた決勝をこう振り返る。
「(富山の決勝は)単純に尾方真生ちゃんより前で戦えなかったのが敗因だと思います。(今回は)富山より状態良く入れたのでいいと思います。ドームなのでディスク(ホイール)が使えるので、いつもより早めの仕掛けが必要かなと思ってます」
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獲得賞金ランクでトップの石井寛子(写真)は、昨年のトライアルが551着、一昨年が555着。小倉バンクとの相性は悪くないものの、競輪祭が“鬼門”になっている。
「(今年は)やっと練習の成果が出て充実した1年です。(今回は)いつもよりも疲れを抜いて、調整ができたんじゃないかと。(状態は)いつも通りです。小倉のドームはとても好きですけど、競輪祭は苦手な大会。(小倉は)いいはずなんですけど、競輪祭だけはダメなんですよね」
高木真備は3場所連続の完全Vで獲得賞金を上積みして、中2日の強行軍で今シリーズを迎える。
「(配分が)詰まっているなかでも勝ち切れているので、調子はいいのかなと。そのあとはケア中心にしっかりとやってきたので問題はないです。この大会では優勝したことがないので、(今回)優勝してイメージのいい競輪祭にしたい」
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東京五輪後は17走して15勝の小林優香(写真)。3年後のパリ五輪まで競技の継続を決意して、これからもナショナルチームの活動との両立をさせていく。
「3年後を目指しながらも、ガールズケイリンは自分の職業ですし、すごく大切にしているものです。先行回数を増やしていくことで、しっかりと競技にもつながっていくと思う。(今回もナショナル)チームとしての競技に徹して練習をして、そのなかで競輪につながることもやってきた。調子はいいと思います」
山原さくらは、前回の富山FIの初日レース後にアクシデント。2日目からの欠場を余儀なくされた。
「初日が(走り)終わって、そのあとにねん挫をしてしまって、走れないと思って(欠場した)。歩けなくてヤバいなっていう感じだったけど、1週間くらいあったんで戻せた。自転車に乗っている方が楽ですね。競輪祭は絶対に出たかったので良かった。なんとか間に合いました」
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