女王・児玉碧衣が出場。昨年大会と同様に緩めず勝利のみを追求する。常勝を義務付けられる中でモチベーションが薄れた時期もあったが、未勝利に終わったガールズケイリンフェスティバルの屈辱で闘志に火が付いた。以後はガールズドリームを含めて19戦負けなし。ナショナルチームメンバーをも凌駕するダッシュ、スピードで地元GⅠの前半戦を盛り上げる。
賞金でのグランプリ出場の可能性はなくなった佐藤水菜は今年もここで感動のドラマを演じたい。ナショナルチームで鍛えられて、体幹も強くなったし、ケタ違いのスピードを手にした。5月のコレクションでは組み立てがハマり遂に児玉超えを果たしたが、児玉との快速対決は今のガールズで一番の見ものだ。
デビュー1年半でグランプリ出場が確定的な尾方真生。勝負所で見てしまう悪い癖がなくなり思い切ったレースが目立っている。最近は姉弟子児玉との対戦できっちりやっつけられているが、差が縮まったことを実感できるような快走をしたい。
さらに今年はグランプリの舞台に戻ってくる小林莉子、キャリアハイともいえる活躍が光る荒牧聖未らも存在感を示す。
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