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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

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出場選手インタビュー

  • 郡司 浩平
    神奈川・99期・SS

     「今年は年頭から失格落車があったけど、S班の自覚を持って走れています」
     10月熊本記念in久留米では、今年4度目の記念Vを達成。2年連続のグランプリ出場も見えてきたが、ここ数年、賞金のボーダーラインで争ってきた郡司は気を緩めない。
     「競輪祭は最後にガラっと賞金ランキングの入れ替わりがありますし、気にせずに走りたいと思っています。賞金よりGⅠを獲ってグランプリに出たいです」
     ナショナルチーム組にも引けを取らないスピードに加え、郡司には仕掛けどころを逃さない上手さもある。「最初は赤いパンツに違和感があったけど、今は堂々と履けている。結果は付いてきているし、構えずにいきたい」。南関地区を率いる絶対的エースとして、結果にこだわっていく。

  • 佐藤 慎太郎
    福島・78期・SS

      今年はここまで優勝なし。「微妙なまま競輪祭に行くと思います」と本人は話すが、2月全日本選抜、6月高松宮記念杯で優出するなど1年を通して高いレベルで成績を安定させた。今年も競輪祭を前に賞金ランキングはグランプリ圏内に付けている。
     「今年はグランプリチャンピオンのアドバンテージを生かして走れてる。優勝がないのは情けないけどね。練習もいい感じで、気持ちを切らさずやれてるかな」
     寬仁親王牌の結果がどうあれ、競輪祭に向けて「仕上げていってタイトル(を狙う)」という気持ちは変わらない。「まずは決勝に乗れるように。チャンスが来るレースはあるんじゃないかと思ってます」。佐藤にとっても北日本勢にとっても大きい1番車の利点を生かしてラストチャンスにかける。

  • 山田 英明
    佐賀・89期・S1

     一昨年も、競輪祭までグランプリをかけた賞金争いの渦中にいた。
     「あの時は苦しくてたまらなかったです。でも今は2年前とはレースに対する気持ちも、普段の行動も違う。自分は泥臭くやるのが一番合っていると思うし、一戦、一戦、大切に走っていたら結果が出始めて、成績も上がってきました」
     今年は2月全日本選抜と8月オールスターで優出。FⅠ戦でも3場所連続完全優勝を果たすなど、着実に賞金を積み上げてきた。
     「今はこういう状況ですけど、来年はどうなっているか分からない。S班になったら、自分の競輪人生が大きく変わるんだろうなって思います」
     今年こそグランプリへ。最後まで集中力を研ぎ澄ませて戦い抜く。

  • 園田 匠
    福岡・87期・S1

      地元GⅠに向けて、プラス材料は多い。9月共同通信社杯から使う新車の感触は良好。レース間隔が空くことを嫌う園田にとって、直前の配分スケジュールも悪くない。
     「新しいフレームは高速になった方が楽に乗れる。小倉に合ってると思うので楽しみ。共同、青森記念で上位と対戦してメドが付いたし、競輪祭につながったと思う」
     一次予選がポイント制になってからは2年連続で準決勝に勝ち上がるなど、「日に日に上がってくるタイプ」の園田にとっては長丁場の戦いも追い風になっている。
     「去年は準決勝で失敗したけど、それ以外は結果を残せた。最近は気負い過ぎて悪循環になることもなくなりました。毎年たくさんの地元ファンに応援してもらえるので、最低限決勝に乗って、優勝できるように」

  • 児玉 碧衣
    福岡・108期・L1

     今年は1月のトライアルレース(岐阜)で7着を取って、出だしは失敗してしまったけど、その後は順調に来ていると思います。競輪祭は出たいっていう気持ちがみんな強いレースだから、足元をすくわれないように、気持ちで負けないようにしたいです。地元戦なので力もいつもの倍以上になりますし、去年の分も優勝して、賞金を稼いでグランプリにつなげたいです。直前は久留米でレースを走れるので、そこでしっかり調整をして、本番で勝てるように頑張ります。