売り出し中の若手が組み込まれるイメージが強い1R、1番車を任されたのは中川誠一郎(写真)。「初めて期待されてますね。ちょっとビックリしました」と思いがけない番組に苦笑いする。
「GIの1R、1番車は覚えてない。想定してなかったですね。もうちょい遅いレースかと思ってました。熊本(記念in久留米)で1回上げた分、その反動が来てる。状態は熊本のほうがいいと思う。地元記念で気持ちを入れてやってたんでね。今回はなんとかしのがないと」
和田健太郎はここ4場所連続で決勝に進出し、その内優勝が3回と乗れている。
「状態は変わってないけど、流れがいいですね。暑がりなんで、この時期も合ってますね。特に変わったことはやってないし、(状態は)いい意味で変わらず。頑張るしかないですね」
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昨年12月に地元広島で記念初優勝を飾った松浦悠士(写真)が次の目標に掲げたのは「グランプリ出場」だった。現在の賞金ランキングは9位。出場圏内で最後の戦いを迎えた。
「状態は変わらずですね。前回(11月松戸で完全優勝)は結果も内容も満足してる。(グランプリ出場を)達成できたらいいですね。(GIを)獲って決めたいので頑張ります。緊張感は今はないです。賞金も気にはならないし、決勝に上がれば緊張すると思うけど。最後までみなさんを楽しませられるように頑張ります」
吉田敏洋は前回、11月岐阜で今年初優勝。落車続きで夏場は調子を落としていたが、しっかりと立て直してきた。
「(決勝は前で落車もあって外を突き抜けた)こういうときもありますよね。今までだったら乗り上げたりしてただろうから、流れも良くなったかも。調子を落とした時期もあったけど、長く続けるにはこういう経験も必要だと思う。久しぶりに状態が上向きかなっていうのは自分自身でもつかめてきてる」
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郡司浩平(写真)は賞金ランキング6位とグランプリ初出場へ好位置につけている。
「(一次予選はポイント制)難しいというか、チャンスがあればという見方になる。去年は初日1着で2走目がダメでした。甘かったし、そういう気持ちの持って行き方を学んだので。オールスターから新車だけど、そのあとは(セッティングを)いじってない。固まってますから。(賞金でグランプリ)争いができるところにいるので、それを味わいながら。もちろん(GIを)獲るつもりで来てます」
オールスターでのGI初出場からビッグレースでも活躍した中本匠栄にとっては今年の集大成となる開催だ。
「前回の佐世保は疲れが出たんで、ここまでは休んできた。そこまでが(配分が)詰まってたけど、構わず練習してたから、その疲れが出たんでしょうね。体調は大丈夫です。(今年はビッグでも健闘したと)みんなが言ってくれるけど、自分では結果が出てる気はしない。むしろ力の差を感じる方が強いので。その辺も踏まえて一戦一戦しっかり頑張りたい」
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園田匠(写真)にとっては気持ちの入る地元GI開催だ。
「(10月別府で)落車した分、良くないですね。その分、気合いは入ってる。前回、四日市(記念)を走って悪いところは分かったので、その分プラスに考えて。(状態は)問題ないと思います。前回から色々変えてるんで感じも良くなってる。フレームも新車に換えました。(山崎)賢人用に作ったのに、賢人がいないけど。まずは新車で行って、新車が合えば。一応、元のフレームも持っては来てます」
太田竜馬は一昨年の大会で3連対、昨年はGI初優出と競輪祭は相性がいい。
「小倉は走りやすい。競輪祭しか走ったことがないけど(笑)。だから3回目です、ここは。練習はいつもどおり。感じは普通っすね。めっちゃいいなって感じではないけど。一次予選はポイント制なんで、大敗せんように頑張ります」
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鈴木竜士(写真)は前回、取手で太田竜馬らを破って完全優勝するなど、今年最後のGIを前に調子を上げている。
「防府記念の2日目に徳島勢の3番手に飛び付いたときに微妙な隙があって、あれで1着いける手ごたえをつかんだ。基本は何でもやるスタイルで。体はキレッキレですね。今回が初の競輪祭だし、これで今年はGI、GIIに全部出ました」
今年はダービーでGI初優出を飾るなど、渡邉雄太はビッグレースでも存在感を増している。
「ここに来る前に簗田(一輝)と岡村(潤)さんと川崎に1日入って郡司(浩平)さんたちと練習しました。(感じは)まあまあですね。(前橋の寛仁親王牌で3連対)ドームのほうがいいかなと思う。前より練習の感じもいいし、とりあえず初日の1着を目指して」
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渡邉一成(写真)は二次予選で敗れた熊本記念in久留米を途中欠場し、その後のレースも欠場と状態が気がかりだ。
「松戸(千葉記念)のときから体調的には全然で、中1日の寛仁親王牌は1着が取れたけど自分的には全然ダメでした。寛仁親王牌は気持ちでカバーできると思ったけど、カバーできないことがわかりました。まだリフレッシュできてはいないけど、寛仁親王牌のときよりはいいと思います」
山崎芳仁は初日から渡邉一成の番手を得てホクホク顔だ。
「前回(11月青森)は疲れを取ったつもりが疲れが出ちゃった。それまで配分が詰まってたので、1週間休んで練習したら逆に疲れが出た感じでしたね。重かった。今回は大丈夫だと思う。うまく調整ができたんで。一成にしっかり付いていきます」
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清水裕友(写真)は防府記念の優勝で賞金ランキング4位に浮上。2年連続のグランプリ出場はほぼ確定と言っていいだろう。
「防府のあとに地区プロがあったけど、その前に1日だけ小倉に入って練習しました。ここまではちょっと休養して、地区プロも練習になったし、いい練習ができたと思ってます。昨日(前検日前日)モガいた感じは良かったけど、僕は練習とレースの感覚が一緒にならないので、まずは走ってみないと。今回は割とリラックスできてます。(賞金でのグランプリ出場はほぼ確定なので)タイトルを目指して。今回、考えるのはそこだけでいいんで。そうやって今年はやってきたんで、最後にいい思いができたらいいですね」
10月に地区プロもあったため、9月岐阜記念からは走りっぱなしだった根田空史。10月京王閣記念までは動きも良かったが、さすがに前回の防府記念はガス欠状態だった。
「走り過ぎで怪我になる寸前まで行ってました。座骨神経痛まで出そうな感じだったし、防府が終わって普段痛くないところまで痛くなってたので、ここまでは治療に専念した。2週間じゃ足りないけど、防府よりはマシですね。初日は(メンバー的に)自分待ちになると思うのでうまく走りたい」
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メンバーを見て「単騎じゃないかなと思う」と話していた平原康多(写真)だったが、神奈川コンビが付くことで3車のラインに。過去3度の優勝を誇る相性のいい大会でグランプリ出場へ向け好スタートを切るか。
「前回(四日市記念)フレームが重くて踏めなかった。冬場のバンクに変わってきて、夏場仕様のフレームじゃ自分らしく走れなかったです。今回はもう2段(回前)、宮杯とかぐらいの物に戻した。使いこなせてないフレームじゃレースにならないんでね。それを前回、前々回で感じたので、1週間そこを考えてやってきました。あれがいい失敗になるように、いい結果を残せるように頑張りたい。みんな同じだけど、(最終日までに)5走はすごい疲労感がある。体力がいるなと思う。ただ初日から走れるのはパターンとしてはいいと思う」
不破将登はここ4場所で3回の優勝。FI戦とはいえ、この数字は軽視できない。
「自分がビックリです。変わったことはないんですけどね。練習はずっと良くて、レースの展開もいい。それがかみ合った感じです。自分でもだんだん脚がついてるのは実感できてるし、あとは競走で出せるかだと思ってた。1着を取る、優勝するっていうのは自信につながる。いい感じで入って来れたので、楽しみしかないです」
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ここからはガールズグランプリトライアル2019。9Rには昨年のトライアルを制してグランプリ出場に滑り込んだ梅川風子(写真)が登場する。今年は優勝回数も勝ち星も昨年以上の数字を残すなど、この1年で梅川はさらに成長を遂げた。
「今年は勝つことに関して難しさを感じた1年でした。(児玉)碧衣ちゃんや(小林)優香ちゃんもそうだけど、勝ち続けることの難しさを感じましたね。成長を感じる部分もありつつ、少し衰えた部分もある。そこは折り合いをつけながらですね。(昨年優勝しているが)小倉は簡単ではないバンクかなと思います」
昨年はあと一歩のところでグランプリ出場を逃した奥井迪は今年も賞金ランキング7位とボーダーライン上で今大会を迎えた。
「(直前に久留米へ出げいこ)ありがたい環境でやらせてもらった。本当に行って良かったです。自分のなかで意識が変わったので。今までは立川グランプリと思い過ぎてたけど、楽しく自転車に乗るってことを教えてもらいました。ここにプレッシャーを感じずに入って来られた。最近は予選はちゃんと自分の競走ができてるけど、決勝になると賞金を気にして自分のレースができてなかった。今回は後悔しないように走りたい」
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児玉碧衣(写真)は10月平、11月別府と2場所連続の完全優勝。大会連覇へ準備は万端だ。
「周りに比べるとグランプリ(出場)が確定しているので気持ちは楽ですね。別府のガールズの時にセッティングが完璧に出ました。セッティングでこんなに違うんだなって感じました。別府が終わってから奥井(迪)さんが(久留米に)来て、ずっと一緒に練習したので、おかげさまで仕上がりました。去年は初日3着で、2日目に立て直して1着になって、決勝で優勝することができました。今年は完全優勝を狙いたいです」
昨年7月にデビューした吉岡詩織はビッグレース初出場だが、あくまで自然体だ。
「緊張はまったくないです。とにかくたくさん勉強して帰ろうという気持ちです。練習はいつも通りやってきました。寒いのが苦手で、最近は練習でタイムが出なくなっている。そこは不安ですね。みんな強いので、胸を借りるつもりで走ります」
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石井寛子(写真)は10月川崎から3場所連続の完全優勝と乗れている。今大会もしっかり結果を出して、年末のガールズグランプリに弾みをつける。
「最近は勝ったり負けたりという感じだったんですが、(10月茨城の)国民体育大会のケイリンで初めて優勝することができました。その時の感覚がすごく良くて、それから9連勝することができました。やっぱり流れって大事ですね。今回は小林優香ちゃんと一緒の組なので、どうやったら勝てるのかなって考えてます」
夏場に落車が続いた高木真備は驚異的な巻き返しを見せている。
「最近はレースでやりたいように走れてます。落車で1回、セッティングがぐちゃぐちゃになってしまったんですけど、出し直して感じが良くなりました。それが大きいですね。グランプリのことは意識せずに、まずはしっかり自分のレースをしようと思ってます。自分のいまの力を試したいですね」
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小林優香(写真)は3カ月ぶりの登場だ。競技のシーズンが始まった中で出場を決断したからには結果を出すしかない。
「ワールドカップのシーズンは始まっているんですけど、ちょうど時期的に空いていたので、ブノワと話して出ることに決めました。ここで優勝して、グランプリに出たいですね。競技と並行して、いいトレーニングができたと思います。勝ちたいという思いが強いので、しっかり頑張ります」
10月大宮の落車で大怪我を負った柳原真緒は今シリーズが復帰戦になる。
「落車で右鎖骨を骨折しました。手術して3日後くらいにはリハビリを始めました。1カ月ちょっとは練習して、いまは普通にもがけています。10ではないですけど、7、8割は戻っていると思います。しっかり自力で走りたいです」
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