何と言っても選考順位１位の小林優香の名前が際立つ。９月に行われた全日本トラックでスプリント、ケイリンで日本一となり、東京五輪でのメダル獲得に全精力を傾ける小林優の出場が叶えば、断然の本命となる。グランプリ出場の権利も持っていないので、出れば異次元のスピードでＶ獲りへ一直線だ。
小林優を別格としたら、石井寛子、石井貴子（千葉）の実績が抜けている。賞金ランク２位、３位でグランプリ出場はすでに確定的な２人は他の選手と違って余裕を持ってレースを運べる。流れに乗って好位キープから、勝負所で一気のスパートを決める必勝パターンに持ち込むか。優劣は付け難いが、近況からは石井貴（千葉）がややリード。
ホーム立川でのグランプリ出場に闘志を燃やすのが小林莉子だ。賞金で出場権獲得の可能性もあるが、集中力高く勝てる位置を取り切ってＶのみを目指す。
昨年のグランプリ選手の高木真備、鈴木美教、そして、アルテミス賞覇者の長澤彩も上り調子の近況で、戦闘態勢が整ってきた。大久保花梨、柳原真緒も伏兵には止まらない。
脚力断然の小林優香
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小林優香
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石井寛子
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石井貴子
