女王・児玉碧衣が主役の座を譲るまい。今年の勝率88%、3連対率100%はダテではない。後続を置き去りにする次元の違うダッシュに、仕掛けも早い攻撃的な競走スタイルが完成した。今年も地元でV獲りに順風満帆。勝ってグランプリ連覇へ繋げたい。
昨年大会を優勝してグランプリ出場を果たしたのが梅川風子だ。この一年でさらに成長し、男子レベルの11秒台の上がりタイムを叩き出すスピードは児玉に遜色ない。組み立てを失敗しなければ勝ち負けを演じられる。
ガールズトップのV回数と飛躍を遂げた佐藤水菜はグランプリ出場もほぼ当確。一発勝負には実績を残していないが、昨年、児玉の準Vと結果を出した3日制の今大会なら楽しみも増す。機動力をうまく発揮できるか。
賞金でのグランプリ出場を激しく争う奥井迪と尾崎睦、さらにグランプリ出場にはここを勝つしかない山原さくら、細田愛未らもVへ並々ならぬ意欲を燃やす。奥井、尾崎、山原は大舞台の経験も豊富だし、力を出し切れるはず。中では、当所での練習でパワーアップに成功した山原に一発の魅力を感じる。
主役は児玉碧衣
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児玉碧衣
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梅川風子
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佐藤水菜