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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

GⅠ朝日新聞社杯競輪祭

11.21Tue 22Wed 23Thu 24Fri 25Sat 26Sun

次回開催

F2

11/29 ・30 ・1

出場選手インタビュー

  • 園田 匠
    福岡・87期・S1

     今年のGⅠ戦では苦戦が続いていた中、オールスターで準決進出とエンジンが掛かってきた。
     「(今年の)後半戦になってやっとグレードレース(記念、ビッグ)を走れる機会が増えてきた。オールスターは今年初めてGⅠでしっかりと走れた。自分は7車立てが全然合わない」
     今年8月開催の小倉FⅠ「吉岡稔真カップ争奪戦」決勝ではラインの最後方を回ったように最近は一歩引く姿勢も目に付くが、ゴール前の強烈な伸びは変らない。オール連対で勝ち上がって決勝の表彰台に乗った一昨年の競輪祭のような活躍を誓う。

  • 岩谷 拓磨
    福岡・115期・S1

     地元期待の先行レーサーは急成長。共同通信社杯最終日には兄弟子の小川勇、園田匠を連れて冷静に立ち回りラインで上位独占の決着に導いた。
     「(最終日は)気持ちが入ってました。嘉永(泰斗)君みたいに(単騎でも)しっかりと強い気持ちでやらないとダメですね」
     同じく小川勇と組んだ8月松戸記念の準決では打鐘先行で郡司浩を不発に追い込むヒットも飛ばした。昨年大会は落車し、復帰までに50 日以上かかる大怪我を負う苦い経験をしたが、一回り成長した今大会ではダッシュを生かした攻撃的な攻めでリベンジを果たす。

  • 小川 勇介
    福岡・90期・S1

     6月玉野FⅠでは連日、番手の利を生かして完全V。これで一気に浮上するかと思われた矢先の高松宮記念杯で落車禍に見舞われた。しかし、8月の地元戦で再起のきっかけをつかむと、8月松戸記念では準決勝で岩谷拓とのタッグで地元南関勢を撃破。「岩谷君の気持ちが伝わってきたし、練習仲間とこういう場所でワンツーを決められたのは感動しました」と語る会心のレースだった。
     同県、同地区の仲間達との連係によって再始動した小川が臨む地元の大一番。昨年果たせなかった決勝進出、そして優勝に向け結束力で挑む。

  • 北津留 翼
    福岡・90期・S1

     長期欠場からの復帰後はビッグヒットこそ出せていないものの、FⅠ戦ではコンスタントに優勝していて変わらず全力投球のレースでファンを沸かせている。
     「(4カ月以上の欠場期間は)結構、空いてたんで(トレーニングを)変えてみたり、色々勉強した。これからその経験を活かしたい」
     タテ攻撃の破壊力は競輪界屈指のレベル。一方で9月別府FⅠの決勝は九州同士の金ヶ江勇の番手で競られる展開をしのいで準Vと組み立てにも幅が出てきている。競輪界きっての人気レーサー。今年最後の地元GⅠでは苦しかったこの一年の総決算を見せる。

  • 野田 源一
    福岡・81期・S1

     ベテランの域に達しても一発の魅力は健在。今期開催のビッグ3大会では全て1着を取っていて、共同通信社杯は落車明けのレースだったにも関わらず冷静な立ち回りで山口拳、太田竜を一蹴した。
     「落車の影響が思ったよりあったみたいでズレがあったのでセッティングを少しだけいじって体とのバランスを整えた。最後は踏んだ瞬間に1着はあるかなと思った」と総合力の高さを窺わせるコメントを残していた。
     競輪祭は20年以上前の02年に優参。以後も好走が多く、昨年大会の二次予選Aでは豪快なまくりを決めて松浦悠と接戦を演じた。