昨年は2年連続となるガールズグランプリ出場を果たした尾方真生がシリーズリーダーだ。今年も年頭から快調なペースで飛ばしていて、6月別府では8V目を達成。勝率は8割を上回っている。パールカップの予選は内に詰まって無念の敗退となったが、2日目は上がり11秒9の快速まくりで鬱憤を晴らした。持ち味の自力攻撃でVをゲットしよう。
実力で次ぐのは吉川美穂。昨年は13V、今年も6月武雄で4V目を3連勝で飾っている。パールカップでは尾方真と同様に予選で上位進出の権利を逸したが、2日目は機敏な立ち回りから直線で抜け出し、勝ち星をものにした。逆転候補の一番手だ。
ダークホースは藤原春陽だろう。当所は2月に参戦して大久保花、野口諭、吉岡詩らを相手に待望の初Vを達成している。4月には坂口楓の準Vと好走していて、当所は相性がいい。うまく流れに乗れると怖い。
やや勝ち味に遅い田口梓乃ながら2、3着は多く、今年の3連対率は6割超。当所は2月、4月に走っていずれも決勝3着に入っている。好位置キープに成功すれば連に浮上してきそうだ。
攻め口多彩な田中月菜は、ほとんどの場所で決勝に乗っているものの、今年は1月大垣の3着が最高の成績。その後は確定板入りがないだけに、そろそろ決勝でも結果を出したい。
尾方真が機動力で圧倒
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尾方真生
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吉川美穂