守澤太志(写真)は、現在の獲得賞金ランク5位。3年連続3回目のグランプリ出場を濃厚にしていて、前回の四日市記念ではGIII初制覇。勢いに乗ってオープニングレースに臨む。
「(今年の)前半は本当に不甲斐なくて、SSとして恥ずかしい走りだった。でも、ダービー(決勝3着)くらいからなんとか盛り返せたかなと。(去年の落車で)鎖骨を折って、肩が上がらなかった。そこを修正して、試行錯誤しながらやっているのがいい方向にいっているのかなと。前回もそうだったけど、(セッティングが)まったく固まってない。(前回が終わってからは)セッティングを一気に変えたので、それをなじませるようにやってきた」
前回の寬仁親王牌1991着からおよそ1カ月ぶりとなる山崎賢人は、いつも通りナショナルチームでのトレーニングを積んできた。
「寬仁親王牌から伊豆に戻って、(ナショナルチームは)1週間オフがあった。そこからまた伊豆でしっかりと練習をしてきました。(前回も)調子は良かったと思います。着が追いつかなかったけど、自分の調子は良かった。いまも(状態は)いいと思います」
//= nl2br($race['content']) ?>
8月オールスター、9月共同通信社杯、前回の防府記念決勝と近況で3回の落車に見舞われている佐藤慎太郎だけに回復具合が気になるところだ。
「(防府記念の落車で)体のダメージはありました。1週間くらいは練習ができなかった。頭部、腰の打撲で骨折とかはなかった。そのあと(練習ができたのは)1週間くらいですね。上積みはないけど、前回(の落車する前)くらいには戻っているかなと。ただ、(落車が)3連発なんで、その痛みでトレーニングができない期間が長くなって、それで脚をロスしているかなと」
山田庸平(写真)は、獲得賞金ランク10位。初のグランプリには今シリーズの決勝進出が絶対条件になってくる。
「(京王閣は)体調を崩して欠場しました。その前の取手(完全V)は、結構、自分のなかで感覚が良かった。寬仁親王牌、玉野よりも感覚が良かったし、自信になったと思います。(グランプリに出場できる可能性がある決勝)3着以内に入れたらいいなと」
//= nl2br($race['content']) ?>
前回の防府記念で優勝した清水裕友(写真)は、前人未到の地元記念5連覇。獲得賞金ランクも9位でグランプリに正念場のシリーズになる。
「(今年はここまで)あんまりいいところがなかった。地元記念5連覇ができたのは良かった。それだけですね。夏場くらいから気持ちを入れ直して、9月くらいから状態が上向いてきた。(直前は防府で深谷知広らと練習をして)味わうことのなかったスピード味わってプラスになった。(今年)前半が不甲斐なかったのに、(獲得賞金ランク9位で)よくこの位置でいられたなと。あとはなるようにしかならないので、この5走を頑張りたい」
怪我の影響もあり、昨年はGIに一度も出場できなかった吉澤純平が、2年ぶりにこの舞台に戻ってきた。
「去年はGIに出られなかった。今年は(2月の)全日本選抜から出られて、戦えているところもあれば、まだまだのところもある。ここ1年くらいは番手も増えて、自分の力だけじゃないところもある。(前回の小田原の)決勝は良くなかったけど、距離も踏めてたんで、明日(一次予選)の自力にもいい感じでつながるかなと思います」
//= nl2br($race['content']) ?>
前回の四日市記念では、67着で3日目以降を欠場。久しぶりに大きい数字が並んだ平原康多(写真)だが、仕上がりは悪くなさそうだ。
「(獲得賞金ランク7位だけど)グランプリのことはなにも気にしていない。とにかく競輪祭を頑張りたいなと。寬仁親王牌が終わったあとにワッキー(脇本雄太)との練習で坐骨神経痛が出て、違和感があった。(四日市記念を)欠場して、ケアをしっかりとやれたと思う」
犬伏湧也は、前回の取手FIを125着。8月の当所の完全V以来となる決勝進出。中10日以上空いてのローテーションで競輪祭を迎える。
「(今年は)あんまり波に乗れていない感じもある。落車もして、ちょっと調子を落としたところもあるけど。しっかりと立て直してこられたので、今回は楽しみです。まだまだ力不足のところもあるけど、ひたむきに頑張っていけたらと思います」
//= nl2br($race['content']) ?>
獲得賞金ランク2位。今年はGIの優勝がない松浦悠士(写真)は、そのなかで1億4千万円以上を稼ぎ、4年連続4回目のグランプリ出場を確定。前検日の11月21日には、32歳のバースデーを迎えた。
「(32歳になって)グランプリを獲りたい。(今年は)去年よりも比較的、安定してるかなと。勝ち切れないところは(2月の)全日本選抜(準V)から始まっているのかと。決勝は迷いながらというか、思い切りのないレースが増えている。それが結果に出ている。(前回の防府記念は)4日間、感触は良かった」
坂井洋は、前々回の京王閣記念、前回の四日市記念と続けて優出。高いレベルで安定した走りを続けている。
「(6月の)富山の落車から調子が悪かった。けど、後半戻ってきて、いい感じです。四日市は初日、2日目が新車だった。全然、感触が良くなかったので、3日目から戻して感じが良かった。最終日も着は良くなかったけど、力は出し切れました」
//= nl2br($race['content']) ?>
前回の四日市記念3225着のあとは、近畿の地区プロのケイリン種目で2位。タイトなスケジュールの古性優作(写真)が、2月の全日本選抜、6月の高松宮記念杯に次ぐ、今年3度目のGI制覇を見据える。
「四日市の感触はあんまり良くなかった。そのあとに地区プロがあって、脇本(雄太)さんを倒すのにだいぶ力を使った。それでしっかりと休んできました。小倉は日本で一番苦手なバンクですけど、ここ2年くらいは克服できているのかなと。(克服する前と比べて)乗り方もセッティングも変えているのもあるのかと」
新山響平は、昨年の競輪祭で準V。同期の吉田拓矢に優勝をさらわれたものの、先行策から粘り込んだ。
「小倉は走りやすくて、成績も悪くないので、なんとか結果を残したいですね。(昨年は)GIの優勝もみえたんで、それをしっかりと思い出して走りたい。(ナショナルチームから退いて)今後は競輪に専念です。いまはナショナルチームでやってきた(トレーニング)メニューをアレンジしてやっている。それで、どう結果が出るか楽しみです」
//= nl2br($race['content']) ?>
前回の防府記念決勝で落車失格を喫した園田匠(写真)は、そこから2週間空いた。昨年の競輪祭では決勝3着だっただけに、それ以上の結果が欲しい。
「(落車の)怪我の状態は良くなっていると思います。擦過傷とかがあったけど、問題はないです。ここに向けてケアと練習をしっかりとやってきました。あとは気持ちで走ろうと。競輪祭に向けていろいろやってきたことが、全部裏目に出たので、初心に返った。去年は悔しい思いをしたので、今年はと思っている」
獲得賞金ランク6位の郡司浩平は、年末の地元、平塚グランプリ出場に向けて視界良好。しかしながら、前回の防府記念決勝で落車に見舞われた。
「(落車して)何日間かケアと治療に専念しました。そこから練習をして、ここ来る前は普段通りの練習ができた。そこの不安はないと思います。体うんぬんより、自転車とシューズの細かいところの微調整かなと」
//= nl2br($race['content']) ?>
前々回の向日町記念、前回の福井FIをともに完全優勝。今年2度のGI出場機会のなかで2度のV奪取をしている脇本雄太(写真)の年間3冠の可能性は十分だろう。
「(2回GIを優勝しているが)全部のGIに出ているわけじゃないので、正直、なんとも言えない。それでも自分なりに動けている1年だったかなと。(前回は)良くも悪くもなかった。自分の調子を上げるのは厳しいのかなと、あとはどれだけ現状を維持できるかですね。先週、地区プロとかがあって、思ったような調整ができなかった。けど、走れる状態ではあるかなと」
小松崎大地は、前回の四日市記念2日目に落車。状態面は気がかりだが、今年は3度のGI決勝進出と今シリーズも目が離せない存在だ。
「(今年は)GIの優出が多いけど、FI、GIIIでは思ったような成績を残せていない。その辺りが課題かなと思います。(落車で)擦過傷と首を痛めた。普段通りに体を動かせるように治療に専念して、だいぶいい状態なったかなと」
//= nl2br($race['content']) ?>
奥井迪(写真)は獲得賞金ランク3位。19年以来のグランプリ出場がみえている。
「今年始まる前にバックを取る競走を、もう1回しっかりとやろうって。それが、(ここまでの)この結果につながったのかと。ただ、普段の優勝回数も多くないし、上で戦うには決勝でどう勝つかですね。先月くらいから自転車の感覚がすごく悪くて、(前回の)京王閣くらいからそれを脱した。(決勝も)良くはなかったけど、レーススタイルを崩せずにできたのは良かった」
獲得賞金ランク7位の尾方真生にとっては、勝負の地元シリーズ。4場所連続Vで波に乗り、大一番を迎える。
「去年よりは気持ちも強くなっているかなと。レースも積極的に走れていると思います。(グランプリ出場の)賞金を争っているんで、(直近は)しっかりと勝ちにこだわる走りができた。いつも変わらずしっかりと練習もできました。体の疲れも取れているかなと思います」
//= nl2br($race['content']) ?>
ここまでビッグレース制覇のない今年だが、児玉碧衣(写真)は獲得賞金ランクトップ。目標に掲げたスタイルで賞金を着実に積み重ねている。
「今年の目標は目の前のレース1個、1個にっていうことだった。だから大きいレースを獲れていないのかと。そのなかで(獲得賞金ランクが)1、2位を争っているのはいいのかなと。ここは地元なのでお客さんの声援も多いと思う。だから、期待に応えられる走りをしたい。ここ何カ月かお腹に力が入らなかった。セッティングを変えたわけじゃないけど、前回の小田原で少し感じをつかめた。もっと良くなると思うんですけど。いつも通りいけば問題ないと思います」
山原さくらは、16年以来のグランプリ出場がかかる今シリーズ。獲得賞金ランク5位はうれしい誤算でもあったようだ。
「まさかグランプリ争いに混ざれるようになるとは。まだ今年は終わってないけど、よく頑張ってこられたかなと。こういう気持ちで競輪祭に臨むのも初めてです。(獲得賞金ランク)5位なんでいろんな気持ちが混ざりあっている。でも、平常心で走ることが大事かなと」
//= nl2br($race['content']) ?>
7月のガールズケイリンフェスティバルを途中欠場の小林優香(写真)は、その後に長期欠場を余儀なくされた。10月の佐世保で復帰して3場所を走り2V。地元に向けて状態も悪くなさそうだ。
「今年は賞金が足りないし、このラストチャンスにかける思いは強い。この開催は私にとってすごい特別なもの。2度優勝しているので、特別なものがある。久留米の先輩方がサポートもしてくれて、しっかりと仕上げてきました」
3場所連続V中の小林莉子だが、9月名古屋の落車の影響が尾を引いてたようで、慎重にコメントする。
「名古屋で落車して、調子を良かったころに戻すのに、いっぱいいっぱいのところがあります。正直、キツいなと思ってます。(獲得賞金ランク8位で)いつもギリギリのところで入ってくるので、精神的にもキツい。ここが頑張りどころなので、しっかりと走りたい」
//= nl2br($race['content']) ?>
世界選手権の2年連続での銀メダル、アジア選手権で金メダル獲得と今年は競技のケイリン種目で充実の一途の佐藤水菜(写真)。ガールズケイリンでも、もちろんV候補の筆頭だ。
「ガールズケイリンに出られるのは、今年はすごく少なかったけど、そのなかで車券には貢献できたかなと思います。オールスター(ドリームレース)でも1着と取って、ファンのみなさんに恩返しができた。自分の成長を感じられる1年でした。(前回の)松戸では初めてギアが軽いなって感じた。それで初日は不安を感じたけど、2、3日目はしっかりと修正ができた。今回は(初日から)そんなことのないようにと思ってます」
獲得賞金ランク2位の石井寛子は、10年連続でのグランプリ出場を確実なものにしている。それでも気を緩めることなく、今シリーズに臨む。
「(今年は3月のガールズコレクション優勝で)波に乗るかと思ったけど、苦しい時期がずっと続いた。それが10、11月でまた上位に食い込めてきました。競輪祭は苦手な開催なので、それを払しょくできるように気合十分できました。小倉自体は悪くないです」
//= nl2br($race['content']) ?>