ガルコレ宇都宮ステージでは、まったく力を発揮できずに7着の児玉碧衣。だが、この一戦だけで評価は落とせない。昨年の勝率は88%、今年も89・4%を誇っている。宇都宮は終始内に詰まったまま敗退したが同じ轍は踏むまい。ここは外々と踏む積極的な運行でVを狙おう。
ガルコレ宇都宮ステージを制した石井寛子は絶好調。今年は19走して18勝、2着1回と申し分ない成績だ。好位置を占めれば豊かなスピードと卓越したハンドル捌きを駆使して勝機は逃がさない。
積極さなら尾方真生が一番だ。直近4か月の連対の決まり手は6割近くが逃げてのもので、ガルコレ宇都宮ステージでも先行した。他が優勝を意識しすぎてけん制しあうようだと一発も。
トライアルレースを優勝して出場権をゲットした小林莉子。しかしながら、手堅い運行で成績をまとめているイメージがあり、直近4か月の3連対率が95%なのに対し、勝率は28%にとどまっている。単まではどうか。
落車負傷で2か月の欠場を余儀なくされた鈴木美教。復帰後の動きは今一つだったが、2月大垣、3月岸和田はともに3連勝。最終バックを取るレースも増えていて、かなり調子を取り戻してきた。流れに乗れれば浮上も。
荒牧聖未は1年ぶりのガルコレ参戦。5月のガルコレは相性がよく、17年、昨年と2着に入っている。航続距離も伸びた印象がある。
柳原真緒は繰り上がりでの参戦なので、思い切ったレースをする可能性もありそう。連がらみのほとんどがまくりだが、今年の5Vはすべて3連勝。ツボにはまると怖い。
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児玉碧衣
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石井寛子
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尾方真生