次世代スター候補のトップを決める戦いは、それぞれ犬伏湧也、太田海也が率いる四国勢と岡山勢を軸に展開されるだろう。本命には犬伏を推す。競輪祭こそ振るわなかったものの、23年はGⅠ3大会で決勝に進出し、新時代の旗手としての評価を確かなものとする一年だった。S級トップの選手でも離れるほどのダッシュ、スピードを誇り、仕掛けのタイミングを逃さずいければ勝てる。
太田は競輪祭で決勝に進出と大ブレーク。準決は新山響平や北井佑季を完封する会心の逃げ切り勝ちだった。中野慎司と並びパリ五輪での活躍が期待されるナショナルチームの中核メンバー。ポテンシャルの高さは世界レベルだ。
昨年準Vの吉田有希、橋本壮史の茨城119期勢に加え、中野、北井、志田龍星と単騎勢も錚々たる面子だ。世界選ケイリンの銅メダリストの中野の機動力は犬伏らに匹敵するし、北井は戦法の幅を広げている。
ワールドクラスのハイスピードバトル!!
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犬伏湧也
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太田海也