昨年12月の松戸FIでは上々の動きを見せていた佐々木豪だったが、その後はアクシデントに見舞われ1カ月近くを棒に振った。
「松戸は調子が良かったんですよね。そのあと陸トレ(陸上トレーニング)をやってたら足のスネをぶつけてしまった。状態としては7割くらいだと思います。(自転車に乗ってると)まだ違和感があるんですけど、松戸の時は仕上がってたんで、その気持ちでいきたい」
前期A級でもケレン味のない仕掛けを披露していた佐川翔吾が、S級にカムバック。
「それほど結果が出なかったけど、(A級では)いろいろやれたと思います。A級では勝ちたいというよりも、もっと上(のクラス)で戦うことを意識してやっていた。成績が出ればいいけど、自分では成績以上に(感じが)いいかと思います」
佐藤博紀(写真)は昨年11月の久留米FIの最終日に落車。前回の大宮FIの922着が復帰場所だった。
「そこまで状態が悪くはないと思うんですけど、まだ戻り切ってはいない。練習はほとんど室内ですし、(冬場で)この時期をしっかりとしのぎ切っていきたい。体調的には問題ないですね」
前回の小倉FIを683着の村上直久は、一次予選のメンバーをにらんで力を入れる。
「前回は展開もあるんで、自分では(成績を)そんなに気にしてない。ちょっと腰が心配で、練習は軽めにやってきました。(一次予選は)もっとキツいメンバーに入れられるかと思ってたんで頑張りたい」
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昨年ラストは伊東記念を67着で途中欠場と不本意に終わった柴田洋輔(写真)が、地元シリーズに気持ちを切り替える。
「前回はちょっと気持ち的に折れたところもあった。それでここでしっかり仕上げようと。いろいろといじって、自転車も前に使っているのに換えた。自転車の流れが良くなって、マイナスにはなってない。地元記念だし、(今期)一発目だから気持ちを入れて」
九州ラインの先頭を務める津村洸次郎は、前回の小倉FIの351着の状態を維持しているようだ。
「(前回から)普通に練習して少し休んだ。変わらずに悪くないと思います。(一次予選は)後手を踏まないで、積極的に行こうと思ってます」
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昨年の競輪祭では5走連続のシンガリに沈んだ近藤隆司だが、その後は別府記念、松山FI、前橋FIの3場所で4勝をマークした。
「去年はいろいろ考えてしまったり、筋トレで怪我をしたり、自分で悪くしてしまったところもある。そういうのをなくしていきたい。(前回から)地べたで乗ってないんで、その分がどうかなっていうのがあります。ただ、痛めていた首と腰がだいぶ良くなって不安感がなくなった」
前々回の広島記念を決勝進出の3133着、前回の奈良FIでは予選、準決を連勝。福田知也がリズム良く今年の初場所を迎える。
「(昨年11月の)川崎から自転車を換えたんですけど、それがいいですね。去年は落車して骨折もしたんで、今年はまずは落車をしないように。ここまではしっかりと練習をして休むところは休んできた」
吉本卓仁(写真)は、前回の武雄FIから2週間以上空いてゆとりのローテで仕上がりも良さそうだ。
「久々の仕上がりですね、自分では結構手応えがあった。実は自分は回転系だから、(冬場が)苦手ですけど(笑)。紫原(政文)さんが付いてくれるし、頑張ります」
勝ち星のない直近の3場所では優出も逃している林巨人が、こう打ち明ける。
「練習はしてるんですけど、結果につながっていかない。思い当たることは、(昨年の)4月から一宮が使えなくなって、それで街道中心に練習を変えた。それですね。練習方法を変えたので良かったり、悪かったりなんですけど…」
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昨年の立川グランプリシリーズを961着だった上原龍は、中3日も前回より状態は良さそうだ。
「前回は展開もそうだったけど、(12月の佐世保記念の)落車の影響があった感じがします。それでも最終日は自力で1着が取れたし、今回はいいと思う。自信をもっていきたい」
高橋和也は前回の防府FIを552着。最終日は逃げて2着に粘り込んだ。
「(防府の)初日、2日目は消化不良だったけど、最終日は次につながりそうな感じがあった。33バンクなりに攻めていって、逃げてっていうのができた。(一次予選はラインが)3車だし、ああいう走りができれば」
昨年10月の京王閣記念では1224着。決勝は平原康多と連係した河村雅章(写真)が、ホームバンクの記念に静かに闘志を燃やす。
「前回は(状態が)イマイチだった。それで無理して走ってもと。そこからは練習して疲れを取ってっていう感じです。重馬場が苦手なんで、毎年この時期は…。ただそういうことも言ってられない。(京王閣記念の)あの時はデキがすごく良かったし、ここは気持ちでカバーですね」
前回の松山FIでは最終日にまくりで勝ち星を挙げている小森貴大だが、近況の成績は振るわない。
「ちょっと故障してから良くなかった。それでも少しずつ戻ってきているし、もう練習では全然大丈夫。(一次予選は)積極的に。野原雅也と一緒に練習をしているし、自分も負けずにと思っています」
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01、07年と自身も2度のグランプリ制覇の経験がある伏見俊昭が、同県の後輩、佐藤慎太郎のグランプリ優勝に多大な刺激を受けた。
「(佐藤)慎太郎は同年代だし、高校の時から知っている。ソツがないし、やっぱり追い込みの技術がすごい。自分もいいモチベーションを保ちつつ、ひとつ、ひとつをしっかりと。それで点数を上げていきたい。直前の練習は悪くなかった」
機動力を駆使しながらも結果の伴わない近況に猪俣康一が、厳しい表情をする。
「ついつい攻めのスタイルでいってしまって。いまの僕(の力)を認めないと。いい時はその感覚で仕掛けてもいいんでしょうけど…。なにか考えないと」
競輪祭後のFIの3場所をすべて優出し、優勝、準Vがそれぞれ1回の山本伸一は、試行錯誤のなかで方向性を見出した。
「自転車を戻したり、シューズを換えたり、いろいろとやってみた。答えっていうのではないけど、これでやっていこうっていうのはある。(前回から)練習はできた。でも、(年末年始の影響で)ケアの部分でできてないところもある」
一昨年7月にデビューした佐伯亮輔は、先行主体の走りでS級に舞台を移す。
「S級ではそう簡単に(先行)させてくれないかもしれない。それでも負けじと先行して、3着以内に残れるように。S級でもそのスタイルは変えないでいきます。自分はチャレンジャーなんで緊張もない。ワクワクしてます」
昨年末のヤンググランプリではV獲りにいった結果7着に敗れた河合佑弥(写真)が、地元記念から20年のスタートを切る。
「去年は記念で準決までしかいけてないし。GIも出られてない。ひとつ、ひとつレベルを上げるために、まずは記念で決勝に乗れるように。そのためにまずは一次予選。(ヤンググランプリは)自分で動いた結果なんで後悔はしていない。今年はデビュー3年目に入る。学校では3年でいる位置が、自分の位置だって言われてたんで、そこを意識していく。今年は大事な年です」
「S級に定着したい」と、菅田和宏は機動力を失うことなく、S級に戻ってきた。
「自分は長い時間休んだし、転ぶ前と比べたらまだ感じが良くない。もうちょっと良くなると思う。いつも通り、(積極的な)戦い方でいきたい」
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島川将貴(写真)は、直近のFIの2場所をオール連対。持ち前のスピードに磨きがかかり、ゴール前の粘りも増している。
「練習のタイムがちょっと上がったけど、自分としてはそんなに脚が上がっている感じはない。ただ、自転車の乗り心地は良くなった。そこは乗り方の問題だと思う。最後まで踏み切れている感じがある。点数、着がどうとかより、せっかく練習をしてるんだから力を出してと。それで負けたらしょうがないと思ってます」
およそ1カ月ぶりとなる大澤雄大の状態はどうか。
「(前回の)川崎のあと1本、喘息(ぜんそく)で欠場したんですよ。冬で出ちゃったんですけど、そのあとは薬ものんで練習もできた」
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昨年、10度目のグランプリが3着だった平原康多(写真)は、中3日でさらなる進化を求めて、グランプリとは違う自転車で20年を始動する。
「グランプリではその時のベストと思って、あの自転車を使った。ただ、ナショナルチームの人たちの話を聞いて、自分の固定概念が覆されることもある。単純にタテで速く走るっていうことでは、間違いないことをやっている。だから、そこから得るものを自分がうまく合わせていければと思っている。今回の自転車ももうちょっと良くなると思う」
昨年は6度の優勝を飾った和田健太郎は、前回の前橋FIでV締め。
「去年は(優勝で終わって)いい形、申し分ない。GIの決勝も乗って、次は優勝というより表彰台を見据えながら。去年も言ったんですけど、やっぱりFI、GIIIがあって、その次(ビッグ)がある。だからひとつ、ひとつはしっかりっていうのは変わらない」
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