ガールズはモートン、ファンリーセンの外国勢による優勝争いになるだろう。モートンは5月別府で決勝2着。昨年の来日以来、6戦目にして初めて優勝を逃したが勝ち上がりから男子顔負けの上がりタイムで連勝するなど力は抜けた存在だ。ファンリーセンは青森で決勝2着、別府で同3着と今年はまだ優勝がない。青森、別府ともに短期登録の外国勢に追走されて逆転を許しているだけに、今度こそライバルを相手に先着したい。
日本勢では長澤彩、大久保花梨に細田愛未が有力な優勝候補だ。長澤は4月広島、5月武雄と2場所連続で完全優勝。外国勢との力勝負では厳しいが、自力主体に位置取りも駆使して外国勢に迫りたい。大久保は6月から約3カ月ぶりに実戦復帰。12月川崎から1月高知まで11連勝の機動力が外国勢にどこまで通用するか。細田は5月別府でモートン、ファンリーセンと対戦したばかり。3走とも外国勢に先着を許したが、優勝した石井貴(千葉)の走りに打倒、外国勢のヒントが隠されていたかもしれない。今年早くも3Vを挙げる勝負強さも魅力だ。