失格が祟って今期は3年ぶりのA級となった川口雄太だが、さすがにA級では力が違う。1月は3場所走ってオール優参し、2Vを達成している。自力勝負が基本ながら、先行意欲が高い林昌幸との連係が叶うようなら番手戦か。その林も2年間S級を張っていた実力者。1月高知では212着、初日特選、決勝は先行している。川口に前を任されれば強気に攻める。中四国勢では村上竜馬も機動力には非凡なものがある。昨年は12月玉野をVで締めた。四国勢との連係はメンバー次第だろう。
谷口力也、紫原政文の九州勢も互角の戦い。谷口の先行力は一級品で、前期のS級戦では8勝をあげている。降級した今期は1月豊橋112着、同月熊本222着。まだ優勝には手が届いていないものの、連は外していない。谷口が好スパートを決めれば九州勢で連独占もありうる。
破壊力ある梁島邦友の単にも食指が動く。1月は川崎212着、松山312着と力強い走りを披露していた。仕掛けがツボにはまれば単望める。
田口勇介、高橋陽介の北日本勢も忘れてはならない。田口は粘り強い先行力に定評があり、航続距離が長い。タイミングよく仕掛けて先手を奪えば好勝負に持ち込める。
底力上位の川口雄を信頼
-
川口雄太