昨年のガールズグランプリに出場した児玉碧衣、坂口楓華の両者が激突する注目シリーズだが、主役を担うのは地元の児玉だ。今年の走り初めとなった1月取手は114着。予選では後続を突き放すまくりで連勝を飾り、決勝戦でもロングスパートに出るも、最終2センターで石井貴に内から掬われ腰砕けとなり4着まで沈んだ。しかしイレギュラーな展開であっただけに不安はなく、昨年オールガールズクラシックを制し、グランプリ出場を決めたホームバンクの当所では負けられない。今年初Vを地元で手にしよう。
対抗格となる坂口楓華は、ガールズグランプリではホームガマシを敢行し、直線では末を欠いて4着に敗れたものの、大一番で積極果敢な走りをみせた。通常開催に限れば5連続で完全V中であるので、ここも児玉との好勝負を演じる。
昨年4度のV実績を誇り、今年も1月高知MNで早々に優勝をゲットしている太田瑛美が両者に次ぐ存在。小柄な体格ながらもまくりの威力は強烈で、児玉、坂口の両者の争いが長引くならば出番も。
自力自在に何でも器用にこなす岩崎ゆみこや、直近4カ月で白星こそないものの、高い3連対率を誇る元砂七夕美も連下からは外せないだろう。
児玉碧、坂口楓の一騎打ちか
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児玉碧衣
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坂口楓華