23年の日本選手権を制し昨年初のＳ班に君臨した山口拳矢がシリーズの主役。Ｓ班から陥落し、今期初戦となった立川記念６１２１着で決勝戦は番手回りとなったものの、好展開をモノにして優勝という最高の結果で１年のスタートを切った。ここも優勝候補の筆頭格となることは必然で、スピードあるまくり中心の機動力で他を圧倒する。中部結束で坂口晃輔がしっかりと続いて好勝負へと持ち込みたい。
今節屈指の先行力の持ち主は根田空史だ。12月西武園では３日間の着外と大きく崩したが、前期は福井記念で優出し、Ｆ１戦では準Ｖ２回、決勝３着３回と常にＶ争いの一角を担っている。ここは南関勢が手薄気味なだけに、タテ脚のある吉澤純平や、阿部拓真、大森慶一の北勢との連係が望めれば台頭は可能だ。
近畿勢は岡崎智哉、椎木尾拓哉の両者が中心。特に椎木尾は12月平２１１着で優勝を飾り、地元の和歌山記念でも優参と勢いはある。
小倉竜二、久米良の徳島コンビは西田優大ら若手機動型が勝ち上がってくるようならばチャンスも出てくるか。
山口拳がスピード発揮
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山口拳矢
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根田空史
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吉澤純平
