競輪祭女子王座戦はやや動きが重く、よもやの予選敗退に終わった児玉碧衣だが、残りの2日間は21着と意地を見せて連に絡んだ。ガールズグランプリ3連覇、第1回パールカップで3連勝を飾った実績がある実力者だけに、普通開催で負けるわけにはいかない。圧倒的なスピードを発揮して地元ファンの声援に応え、ガールズグランプリ2023に向けて弾みを付ける。
児玉を撃破すれば吉川美穂だろう。今年は飛躍を遂げていて、オールガールズクラシック222着とオール連対の準V、競輪祭女子王座戦でも決勝に乗っている。こちらもガールズグランプリ2023に参戦するので、いいイメージを残せるような競走を演じたい。
9月青森で3連勝を達成した後は、優勝には手が届いていない奥井迪ながら、普通開催の予選はほとんど勝っている。先行基本の競走にブレはない。ここも強気の攻めで強豪撃破に闘志を燃やす。
なかなか勝てなかったときもあった鈴木奈央だが、11月伊東で3連勝するなど、最近は勝率がアップしてきた。持ち味の自在戦が奏功すれば連に浮上もありそうだ。