昨年末に特別昇級してS級戦士になった橋本壮史(写真)。関東の大型先行選手であり、GIIIデビュー戦では注目を集めるオープニングレースの1レース1番車に抜てきされた。
「GIIIは初めてですし、9車も養成所以来。レースを見てきただけで、あとは実際に走ってみてですね。(1レース1番車は)恐縮ですね。後ろの先輩たちとも何度か連係があるし、出し切るレースができれば。組み立てが一番の課題。そこの壁に当たっている」
岡田泰地は橋本と2回目の連係で今度こそ決めたい。
「連係は1回あります。その時は、橋本君がダメで、僕が3着でした。脚力はあると思うので、ちゃんと組み立てられれば、すごいと思う。点数をだいぶ落としてしまったので、今回は頑張りたい」
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競走得点トップの嶋津拓弥。1月の伊東FIでは北井佑季を目標から優勝をしているが、近況は点数を落としており、今回から巻き返しを図る。
「(前回は)思ったよりも良くなかったですね。(伊東の優勝は)後輩が頼もしかったです。(今後も)後ろでも前でもしっかりやっていきたい。(初日は)自力。(久留米は)デビューしてから初優勝がここでしたね。点数も下がってきているし、ここから盛り返していきたい」
緒方将樹は九州地区のGIII開催で気合十分。節目の100勝を狙う。
「(直前は)久留米のバンクに入れなかったので、いつも通り街道で練習してきた。街道で乗っていていい感じだったので楽しみです。ウエイトも増やしたりしている。(中川)誠一郎さんの5分の1しか勝っていないけど、誠一郎さんが500勝するより先に100勝を決めます」
菅田壱道(写真)は09年に行なわれた開設60周年記念「第16回中野カップレース」で記念初優勝がS級の初優勝。20年には国際自転車トラック競技支援競輪GIIIを優勝しており、実績のあるバンクで前回のうっ憤を晴らす。
「久留米は14年前に記念を初優勝。それがS級初優勝でした。それ以外にもGIIIを獲らせてもらっているし、頑張りたい。前回は体の調子が良くなかったので、修正してきた。仙骨のゆがみを整体で調整してきた。前回よりは確実にいいし、バンクで踏んだ感じは良かった」」
ホームバンクの小川賢人は今開催に向けて調子を整えてきた。初日は中釜章成を目標から勝機をうかがう。
「ここに向けてしっかりと練習してきて、ケアもしてきた。自力を出せているし、その感覚を維持できている。上積みはあります。今回はチャンスの開催だと思っている。中野カップだと思って4日間、走ります」
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競走得点が上昇している佐々木眞也。鋭いまくりを主戦法に安定感がアップ。2月の静岡記念では初のGIII決勝も経験している。
「(今年は)最初の頃が良かったと思います。(今回に向けて)いつも通りの練習をしてきました。自分は1走、1走、頑張るだけです。(調子は)悪くないです。調整しながら、練習グループでやってきたので問題はないし疲れも大丈夫」
上野雅彦は練習方法を変えてきて手ごたえがあった様子だ。
「練習方法をいろいろ変えていて、今回は回転系をメインにやってきた。フォームも改善して、体に力が入るようになってきた。佐々木さんとは松山記念の3日目に対戦して、うまいことカマすことができて2着でした」
115期のルーキーチャンピオン朝倉智仁は伸び悩んでいる感じもあり、現状を打破するためにも、今シリーズで見せ場を作りたいところだ。
「昨年後期に比べると、いい感じですけど、モノ足りないですね。末脚がない。(前々回の玉野FIは決勝2着だったが)吉田(有希)君のおかげですよ。でも調子は上向きですね。(9車は1月の)豊橋記念以来ですね。その時はダメだったので、今回は頑張りたい」
伏見俊昭は前回の京王閣初日が今年の初勝利。状態面は悪くなさそう。
「自分らしい会心のレースというのは、いつが最後だったが忘れた。練習とケアはしっかりとやっているし、状態は悪くない。今後につながるようなキッカケがあればいいんですけどね。コツコツやっていきます」
嵯峨昇喜郎(写真)は3場所連続で予選を1着でクリア。前回の準決は失格を喫したが、近況の動きは軽快だ。
「疲れを残せないように練習してケアもやってきた。状態は前と同じくらいですね。9車の方が得意。今は腰に痛みが出ていない。ウエイトをして疲労がたまると、痛みが出るので、状態を見ながら練習をしています」
藤原俊太郎は直近4カ月の競走得点が98.25だが、先行した時の迫力は点数以上の力強さがある。
「前回が終わってからも練習して感じが良かった。3場所前の佐世保からフレームを換えてそれが抜群にいい。乗り方も変えてそれを練習で意識してやっていたら良くなった。今開催は点数を上げるチャンスなので頑張りたい」
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大石剣士(写真)は今年に入り腰痛を発症した。自分の体とうまく向き合いながらレースに臨んでいく。
「(中3日で)練習の強度はそこまで上げていない。今年に入ってギックリ腰をやって腰痛があったので万全ではなかった。最近だと、富山の前検日前日にも出てしまった。自転車に乗る分にはそこまででもないんですけどね。今は静岡で練習をしています」
大石の番手を回るのは田中晴基。点数上位の南関勢が人気を集めるか。
「(前々走の)奈良の落車は体もフレームも大丈夫だったけど、(前走の)いわき平が終わってから体調を崩してあまり練習ができなかった。指定練習でしっかりとモガいて状態を少しでも上げたい。大石君とは何度もあるし、お任せです」
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来月はあっせんが止まってしまう南修二。今開催を終えると、次走は地元の岸和田で行われる高松宮記念杯が出走予定になっており、実戦で手ごたえをつかんでおきたい。
「(全日本選抜と松山記念で落車が続いたが)それは大丈夫です。本調子でも知れているけど、状態はそんなに変わらないですね。中3日なので、大したことはできていないです」
中井太祐は2月の奈良記念以来で9車立てを出走する。直近2場所の流れを変えるべく気持ちを入れ直す。
「体調を崩したりしたので、成績は良くない。久々の9車で流れが変われば。今回は勝ち上がりたいですね。普段通りの練習をしてきました。久留米は走りやすいイメージがあります」
現在499勝の中川誠一郎(写真)の節目達成に注目が集まる。熊本記念代替「火の国杯争奪戦」in久留米では3度のGIII優勝があり、走り慣れた走路で500勝を目指す。
「あと1勝ですね。脚は点数通りで、なかなか戻らない。良くなったり、悪くなったり。練習は室内とかロードが多いです。(熊本の)バンクがないので。やれることはやっていますよ。(500勝は)なんとか今開催中にはできたらいいですね。できれば、明日がいいですけど」
上杉嘉槻は今回が3回目のGIII参戦。過去の2回は昇級直後で散々の結果に終わったが、3月の四日市FIでは初のS級決勝を経験するなど着実にステップアップをしている。
「前回の小倉は自分の弱さが出た。みんな仕掛けが早かったし、心の準備不足が出た感じです。レースで悩んでしまっていましたね。今回は心の準備はバッチリ。9車立ては和歌山記念、奈良記念以来ですね。ルーキーチャンピオンも含めたら4回目になる。」
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直近4カ月バック数は18回の山根将太。養成所時代にゴールデンキャップを獲得している逸材が地元勢を連れて風を切る。
「(2月京王閣FIの落車から)結果が出ていないけど、特に影響はないです。(成績は)今の実力の通りかなと思います。いい時に比べると、スピードと粘りがなくなっている。(原因は?)わからないので、コツコツとやっていくしかない。(後ろは地元2人で)3人で決められるように」
窓場千加頼の調子が上昇ムード。前回で自転車の方向性も定まり、今回は上位陣相手に一泡吹かせるシーンを演出できるか。
「前回の富山から新車にしました。自転車で悩んでいたんですけど、定まりました。セッティングも決まっているし、進むようになりました。やっと決勝に乗ることができた」
ホームバンクの坂本亮馬(写真)は20年の「第26回中野カップレース」以来、3年ぶりに久留米のGIIIに出走。過去には開設65周年記念を制していている実績もあり、熱い思いを語った。
「(前回から)日もなかったので、練習はしないで、ケアをメインでやってきた。(3開催前の高松で)落車して、ここまでの予定が狂ったけど、調整しながら、前回はいいところと悪いところが出た。少しは手ごたえをつかんで、ここにこられた。武雄記念で兄貴(健太郎・86期)がワッキーに付いていって頑張っていたので自分も頑張らないと。地元GIIIを走るのは久々になるし、アピールをしないと。(一次予選の)最終レースですし、期待に応えたい」
坂本亮馬の前を走るのは小森貴大だ。地元勢を連れて走ることを光栄に感じながらレースに臨む。
「状態は悪くないが、着が良くないですね。ここまでは休みと練習をバランス良くやってきた。状態は問題ないです。地元勢の前を走ることは責任があるし光栄。ラインで決められるように頑張りたい」
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日本選手権競輪出場組が不在GIII開催。初日特選は実力がありながらも怪我の影響などで出走権利を取れなかった実力者が集まった。今節のシリーズリーダー村上博幸(写真)は昨年長期の欠場から復活を果たした。
「(昨年復帰後は)いままで以上に一戦一戦に気を使って走っているつもり。昨年の熊本記念の時に久留米を走って、強い選手たちと連係して自信がついた。(ケガをしてから)ターニングポイントでもあったのでいいイメージがあります。ウィナーズカップの後は新しい練習を試して(前走の)四日市は調子が悪かったから、その練習を変えて、そこからは立て直して順調にこられた」
地元勢の競走得点トップは吉本卓仁。悲願のGIII初制覇を目指す戦いが始まる。
「(最近の好成績は)後輩に助けられているなって。自分で動く時はそんなにいい感じではないですね。(番手の競走は)少し慣れてきました。前回の最終日はここもあったし、自分がどれだけのスピードで上がって駆けられるか、測ることもできた。気合は入っているが、久留米記念も走っているし、意識はせずにいきたい」
状態面が気がかりなのは松本貴治。別府のウィナーズカップを当日欠場すると、前回の松戸FIは初日で落車して欠場となった。今回が復帰のシリーズだ。
「別府は胃腸炎で38度の熱が出た。前回の松戸で落車をしたけど、特に問題はなかったですね。休んでから練習していました。自転車が壊れたので、今回から新しい自転車です。練習の感じは良かった」
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