KEIRIN EXPRESS

地元選手ピックアップ

• 紫原 政文

  福岡・61期・S2

  

  　54歳の大ベテランながら溢れる闘志でＳ級を堅持している。90年に競輪祭（新人王）に輝いたものの、タイトルには手が届かなかったが、08年の一宮オールスターで準Ｖなど、特別競輪でも活躍した名レーサーだ。師匠の冠大会のこの大会は41周年を制している。ここのところ予選を乗り切れない場所が目立つものの、２日目以降は連がらみが多く、直近４カ月の連対率は約３割。同格戦は人気の有無にかかわらず連の対象から外せない。

• 吉本 卓仁

  福岡・89期・S1

  

  　 　ホームバンクの当所はゲンがいい。Ｓ級初Ｖを飾っているし、16年の全日本選抜では１８５１着と２勝を挙げた。更に昨年の最終戦でもＶで締めている。今期はまだ決勝で確定板入りはないものの、連勝での優参は３回あるし、４月青森ＧⅢでも一次予選、二次予選を連勝していて調子に問題はない。スピードを生かした自力攻撃にも威力があるが、九州勢の若手自力型が多いここは番手戦もありそうだ。台風の目と化すか。