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久留米競輪

KURUME KEIRIN

83#

レース展望

町田太我が圧倒

  • 町田太我

  • 松岡辰泰

本デビューを前に3場所で実施されたルーキーシリーズ。117期から始まったこのレースで好成績を残した選手を集めた一発勝負がルーキーシリーズプラスだ。在所上位のエリートを中心に、本デビュー後も白星を並べて旋風を巻き起こしている117期勢だが、町田太我が一枚も二枚も抜けている。在所成績は11位ながら、史上初の3回連続ゴールデンキャップ獲得の実力は負けなしの戦績が示す通り。9月24日からの小倉MNでも完全優勝すれば、S級レーサーとして登場を果たす。1、2班戦でも本郷雄、外田心-表原周の四国勢を問題にしなかったように、長い距離を踏んでの勝負を苦にしないし、スピードはすでにS級上位クラスにも匹敵する。単騎戦で、後方からの勝負になる可能性があるが、ロングスパートを決めて脚の違いを示そう。
松岡辰泰も8月別府MNを完全V、続く防府をオール連対で準Vなど1、2班戦でも機動力を見せ付けている。以前より長い距離を踏めるようになり、レース内容を重視した走りはスケール感がある。九州同士の青柳靖起、阿部将大とは別でも、個の力でも町田に最も肉薄しそうな存在だ。もちろん、同じく本デビューから負けなしで特班した阿部や、まだ底を見せていない卒記チャンプの青柳も黙っていない。
連係実績があり、8月伊東の決勝ではワンツーを決めた鈴木陸来、渡邉雅也の静岡コンビ、ゴールデンキャッッパーの実力をようやく発揮し始めた坂本紘規も展開次第で浮上も。