降級初戦の2月岐阜で511着とVスタートを切った小笠原光が優勝候補の筆頭格となってくるだろう。前期まで3年間S級の舞台で活躍していたようにその機動力はA級戦ならば力上位。北結束で中村弘之輔を連れてタイミング良く仕掛けてVを狙う。
総合力で次ぐ存在の桑原亮だが、九州勢の有力な機動型が不在でその動向は注目される。年越し開催となった1月別府では決勝を逃したものの、現在4連続優出中で、1V、準V2回と決勝戦で好結果が続いている。
3場所連続で優参が続く大槇大介と決め脚好調な野崎将史の岡山コンビも軽視はできない。大槇は先行を含めて自力自在に何でも器用にこなすタイプであるので、好位を確保できればまくりも打てる野崎のV奪取は十分。
関根健太郎、出澤拓也、太刀川一成と精鋭がそろった南関勢や、鋭いダッシュ力を生かしたまくりと立ち回りの器用さを武器にする依田翔大と尾崎剛の関東勢も展開を見極めて好勝負へと持ち込む。
小笠原光が底力発揮
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小笠原光
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桑原亮