サマーナイトフェスティバルで悲願のビッグ初制覇を達成し、4年連続で年末の大舞台ガールズグランプリに出場する尾方真生。今シリーズは欠場の可能性もあるが、出場となればガールズグランプリに向けての前哨戦となる。当所は11月に競輪祭女子王座戦で出走したばかりだが、462着と未勝利に終わった。しかしながら通常開催であればその機動力は断然で、女子王座の前までは5連続完全Vを飾っている。ここではしっかりと力の違いを見せつけて、次走の大舞台につなげる。
対抗格は荒牧聖未で、今年は2月の誘導妨害での失格により大舞台の出場機会は少なくなったが、今年は11月21日時点で去年と並ぶ6Vの活躍。直近では確定板を外さない安定感抜群の走りを披露している。ここは尾方という強敵が相手となるものの、巧さを生かしてV奪取だ。
渡部遥は今年の優勝は8月弥彦の1度のみだが、今年は1度の決勝戦を外していない。また11月平では予選2走ともに先行逃げ切りでの連勝で決勝戦に勝ち進んでいる。先行、まくりを器用に使い分けて、大物喰いを狙う。
メンバー中屈指の先行力を誇る石井貴子や、決勝常連の長澤彩も侮れない存在だ。
尾方真が力で圧倒
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尾方真生
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荒牧聖未