そろった九州勢がシリーズをけん引するだろう。そのなかでも森山智徳、松岡孔明の前期までS級に在籍していた熊本両者が主軸となってきそうだ。森山は、10月久留米611着、11月小松島MN221着と連続Vを飾っている。ともに決勝戦は番手から優勝を手にしているが、鋭いまくり一撃を武器とする機動力はここでも上位の存在。松岡も降級初戦の7月久留米321着で優勝を飾り、今期は3Vの活躍と決め脚が光っている。ここに先行基本のレーススタイルで売り出し中の橋本宇宙や、直近では11月小倉MN、武雄MNと連続で優出を逃したが、決勝進出も多いベテラン加倉正義まで固めるようならば、強力な布陣となるだろう。
今期3V挙げている鈴木謙太郎も負けてはいない。今期は7月大宮721着で好スタートを切ると、8月取手111着で地元戦で完全V。近況は白星を量産しているだけに、援軍は手薄でもその一発は期待ができそうだ。
北勢は三浦翔大、谷津田将吾の両者が中心。三浦は1V、準V3回あり、近況は番手での競走も増えてきている。しかしながらここでは前回りとなることが考えられそうで、展開に応じて器用に立ち回って優勝を狙う。谷津田は復帰後は7場所で2優参とモノ足りなさは否めないが、来期には1年半ぶりのS級復帰が決まっているだけに、来期に弾みを付ける意味でも三浦の仕掛けに喰らいついてV争いに加わたいところだ。
森山智率いる九州勢が軸
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森山智徳
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松岡孔明
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鈴木謙太郎