胃腸炎で体調を崩し、3場所欠場した児玉碧衣。復帰戦の3月別府226着は本調子にほど遠かったし、ガルコレ取手ステージも久米詩に突っ張って駆けられて主導権を握れなかった。体調には一抹の不安を残すが、底力は間違いなく最上位。立ち直れば自慢のスピードで地元Vをゲットしよう。
自力攻撃の破壊力なら日野未来もかなりのもの。3月伊東は先行して準V。小林莉にタイヤ差交わされたが、力強さは際立っていた。今年の連対率は87・5%と充実している。主役を演じても不思議ではない。
児玉と日野の一騎打ちとみるのが自然だが、渡部遥も力を付けてきた。今年は4場所続けて決勝3着、その後は3場所続けて準V。決勝で確定板を外していない。機動力を発揮して一角を崩すか。
主武器のまくりには威力がある村田奈穂は、3場所続けて病欠しているのが気になる。初日の動きに注目したい。
やや勝ち味に遅い面はあるが、2、3着は多い板根茜弥も連下なら望める。