KEIRIN EXPRESS

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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ

5.6Mon 7Tue 8Wed

次回開催

F2

5/23 ・24 ・25

検車場レポート

  • 5/5 Sun.  (前検日)
  • 5/6 Mon.  (1日目)
  • 5/7 Tue.  (2日目)

4R

選手の写真です。
黒瀬浩太郎選手
 前回の大宮で準優勝と本来の強さを取り戻してきた黒瀬浩太郎が中心。
 「前回の大宮から得意なカマシとまくりで勝負するように意識しました。3場所連続で優出に失敗して点数も落としてヤバいなって感じになったので好きじゃない突っ張りとかをやめようかなって。ダッシュを生かした走りの方が好きなので。直前のピスト6で優勝もできて感じが良い」
 番手は地元の飯田裕次だ。
 「黒瀬君とはこれで2回目。大宮の初日に連係して、別線にカマシでいかれると思ったら彼はシッティングのまま合わせ切って上がりタイムが13.8ですから強すぎるし、脚がめちゃくちゃある。凄すぎますよ。しっかりとついていきたい」

5R

選手の写真です。
一丸尚伍選手
 一丸尚伍は安定した走りで結果を出している。
 「前回から中3日だけど、疲れは大丈夫だと思う。練習は2日間、やってきた。ロードで乗ってきた感じですね。最近は体が動くようになってきた。来期からS級なのでドキドキですね(笑)。今は持久力を挙げる練習をしている」
 1番車を得た室井蓮太朗は苦手な小倉で奮闘を誓う。
 「脚の感じは変わらず。高知からアップの時間を短めにしてから良い感じになった。小倉は正直、苦手。徳島の練習環境の良さを改めて感じた。ダービーでみんないなくなっちゃいましたから。良い環境だなって」

6R

選手の写真です。
日野未来選手
 日野未来は積極策で白星を量産している。
 「オールガールズクラシックが終わってからは体調を崩しかけたんですけど、持ち直して元気に練習してきた。碧衣ちゃんにレベルとスピードが違った。私は碧衣ちゃんが目標。1着を多く取っていきたい。勝てるように動いていきたい」
 杉浦菜留は手応えをつかんでいる様子。
 「前回は着以上に感じが良かった。久留米でずっと練習していた成果を出せた感じです。前回が終わって休んで、地元のバンクが使えないので大垣に同期と一緒に練習しにいきました。直前の感じだと変わらずでしたね」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手
 オールガールズクラシックを制覇して年末のグランプリのキップを手にした児玉碧衣がシリーズの主役だ。
 「レースが終わってからSNSやラインでたくさんの人からお祝いの言葉があって頑張ってよかったなって。3月の取手が終わって次の日からキツい練習をしてきて良かったなって思った」と改めてG1優勝を振り返ってもらい笑顔がこぼれていた。
 「気持ちと体のリフレッシュをしてきました。去年はパールカップを獲ってから勝てなくなった。今年はそういうことがないように向上心をもって取り組みたい。今開催の決勝の日がバースデーなので良い29歳をスタートできるようにしたい。パールカップ連覇が直近の目標ですね。そろそろグランプリも獲り返したい。グランプリまで勝ちたい一心で飛ばし続けたい。G1を獲った後の一つ目の開催なので負けられない。今回も完全優勝して帰りたい」
 渡部遥は近況好調だ。
 「中6日で練習はできました。前回は3日間とも自分のしたいように動けなかったですね。勝たないとと思って硬くなりすぎた。今はダッシュを基本に練習している。練習での良い感じのダッシュが出てくれればいいんですけど」

10R

選手の写真です。
石原颯選手
 石原颯は2場所連続で完全優勝と絶好調だ。
 「状態が戻ってきて良かった。ちゃんと練習しているのと落車していないのが結果につながっている。2場所連続で優勝したのは33が続いたからなんじゃないですかね。小倉はかなり久しぶりになりますね」
 平尾一晃は今開催に自信をのぞかせる。
 「大宮からフレームを換えてそれがかなり良い。練習でもタイムが出るようになって自信があるけど、まさかの初日から強烈なメンバーですね。S級残留へもう少し点数を上げたい」

11R

選手の写真です。
林慶次郎選手
 林慶次郎は大崩れが減り安定した成績を見せている。
 「練習でしていることがレースで出せるようになってきた。整体とかレースに向けての調整の仕方を変えてから変わってきた。小松島の前ぐらから変えた感じですね。2週間空いたのでレース勘が鈍っていなければ普通にやれると思う。今開催は上位陣がいないので優勝したい。そのためにもまずは決勝にいきたいですね」
 番手は大坪功一だ。
 「記念を含めて連続で決勝に乗れている。怪我が癒えてきたのが大きいですね。ただまだ完調ではない。(林)慶次郎にしっかりついていく」

12R

選手の写真です。
渡邉雅也選手
 ダービー組が不在ということもあり、初日特選は混沌としている。点数トップは渡邉雅也だ。
 「練習はしてきたので変わらずですね。前回同様に調子は悪くないと思う。小倉は軽いけど、前回走ったときに悪かったの今回で払拭できれば。山岸さんとは初対戦だと思う。決勝に上がれるように勝ちにいくレースをしたい」
 山岸佳太はフレームを換えて挑む。
 「もう少し余裕が欲しいし、もっと体が戻ってきてくれればって感じですね。ウィナーズカップが終わってからは脚以外のところを考え直した。フレームより脚と気持ちだと思うけど、初日は違うフレームを使う。レースで使うのは初めてになるフレームですね」

4R

選手の写真です。
黒瀬浩太郎選手
 突っ張られた黒瀬浩太郎が強烈なまくりで一蹴した。
 「ラインで決まってホッとしました。スタートは失敗してしまって。前が取れれば突っ張るつもりでした。重かったけど、いつも初日が重くて2日目から段々良くなってくるので。キレがなかった。安パイなレースをしてしまったので準決はちゃんと力を出し切れるように」
 飯田裕次がピタリと続いてワンツー。
 「黒瀬君がスタートで失敗するから焦ったよね(笑)。前を取れたらもっと楽に彼は勝てるのにね。あの展開になるとこっちがヒヤヒヤする。最後、彼は回していましたね。大宮で彼の強さを体感してて良かった」

5R

選手の写真です。
渡邉豪大選手
 小林則之がまくるも渡邉豪大が五十嵐力を捌いて最後は差し返した。
 「小林さんを止めれたら良かったんですけど。気持ちが甘かった。2回目でもっていけたと思うけど、それだと自分の1着がなかったと思う。脚を使っていないから最後は差せた。良い感じはしなかったですね。脚よりも技術を磨いていかないと」
 逃げた一丸尚伍は突っ張り先行でレースを作った。
 「2コーナーから踏み直したんですけどね。出られてしまった。きつかったですね。室井君も見ないとダメでしたし。下からの踏み直しでスピードが乗り切らなかった。合わせ切れたら一番だったんですけど」

6R

選手の写真です。
日野未来選手
 日野未来が鐘4から豪快なカマシ。後続を突き離すと大差で快勝した。
 「カマシました。ドームだからなのかめっちゃ軽い。ローラーもバンクも軽すぎて。めっちゃ軽い。今日はフタをされてもサッと引いていこうと追っていた。押し切れるか不安でしたけど、信じて踏み切った。1着は嬉しい。後ろがどうなっているのかはわからなかった。スローな展開になって内に詰まったりバック踏むのが嫌でカマそうと。めっちゃ元気に練習してきたので脚は軽い。疲れとかもケアをしてきている。2日目は決勝で児玉さんと当たることを想定してうまい走り方のイメージをつくりたい。決勝を見据えた走りをする」
 永塚祐子は前との車間が詰まらず3着。
 「一生懸命に踏んだけどカカらなかった。日野さんが強すぎて。ホームで仕掛けるか悩んでしまった。距離を縮めるつもりで踏んだんですけど。練習不足なのか、ドームが苦手なのか…。踏み直せたのは良かった。何とか凌いだ感じ」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手
 児玉碧衣が豪快スパート。ライバルたちを寄せ付けず人気に応えた。
 「初手で高木さんが入れてくれると思ったら入れてくれなくて。板根さんのところに入れたから良かったですけど。キツい所でいってしまった。もう少しゆっくりと行きたかった。上りでいっちゃいましたね。踏めているから調子は良い。上がりタイムは12.2かな(実際は12.1)」
 渡部遥は自信のなさがレースで出た様子。
 「鐘過ぎで西脇さんを突っ張るか入れるかで迷って無駄脚を使ってしまった。それがダメですね。自信のなさが出た。児玉さんのスピードが違い過ぎて飛び付くこともできず追い駆ける感じに。脚をつけるだけですね。緊張したけど、思ったより踏めた

10R

選手の写真です。
石原颯選手
 石原颯は最終ホームで鈴木陸来に出られるも立て直してまくり切った。
 「突っ張るつもりが遅れてしまった。後ろに迷惑かけました。先行していないから状態は分からないけど大丈夫だと思う。めちゃくちゃ緊張して脚が重かった。ペースを落としたつもりはなかったけど鈴木さんにこられた。鐘からホームのペースがダメでしたね。出させたのもダメ。めちゃくちゃ反省です」
 小川丈太は星野辰也に掬われて離れるも意地で踏み上げて2着となった。
 「本当なら7着していた展開。必死でバックからは石原君のケツしか見ていなかった。危なかったです。疲れました。せっかく前がいたのに自力と一緒だった。ホームで出られるなって思った」

11R

選手の写真です。
大坪功一選手
 林慶次郎が最終ホームで巻き返すと最後は大坪功一が差し切った。
 「慶次郎はもたついている感じがありましらね。キツかったんだと思う。初日は失敗できないと思ったらキツくなるものですからね。交わせるとは思っていた。まくりだと厳しいと思っていたけど。交わせるときに交わしておかないとね」
 林慶次郎は好スパートで2着に粘った。
 「えらいキツかった。上半身ががちがち。緊張感でうまく上半身を使えなかった。踏めば進む感じじゃなくて無理やり踏んでいる感じでした。感覚と判断は良いので上半身の使い方を修正しないと準決では残れないと思う」

12R

選手の写真です。
山岸佳太選手
 正攻法に構えた山岸佳太は田中誠の上昇を突っ張ると中団は併走状態に。山岸はペース駆けで別線を封じると悠々と逃げ切った。
 「初日から使い始めたフレームが良い感じですね。カカりがいつもより良くてしっかり踏めた。久しぶりに気持ちのいい先行ができましたね。準決もフレームはこのままいこうと思う」
 番手絶好を迎えた阿部大樹だが差し切れず2着。
 「人の後ろを回るのが下手ですね。回しているつもりが車間が詰まってしまい、車間を空けたところで踏み直されて差せなかった。脚どうこうよりも技術不足。もっと人の後ろを回って経験していかないといけない」

6R

選手の写真です。
日野未来選手
 日野未来が正攻法からの突っ張り先行でレースを支配。そのまま軽快な踏み直しで逃げ切った。
 「渡部さんが一車で鐘過ぎぐらいからくるなら出させたけど、あの位置だったので出させずに踏みました。最後は抜かれたかと思ったけど、最後まで諦めずに踏んで良かった。このレースでは碧衣ちゃんに勝てないので位置取りを含めて優勝出切る展開を作りたい。あとはもつ距離で踏まないと無理ですね」
 渡部遥は併走からまくり切れず3着に。
 「焦ってしまった。バックでいっても良かったかもしれない。結果的に3コーナーから踏んだんですけど。ダッシュなさすぎるのがレースに出ている。脚をつけていくしかない」

7R

選手の写真です。
児玉碧衣選手
 児玉碧衣はホームから反撃開始。前の動向を見ながら強烈な仕掛けでのみ込んだ。
 「上がりが11.7? アレ? 出過ぎですね。3コーナーで伸びた感じはしたんですけど。ホームで休んで目標あっていけたのでその分、伸びたのかな。28歳を良い形で終われた。気を抜かずに走りたい。日野未来さんはダッシュがえげつないですから小倉は流れるから踏み出しを意識していないといけない。トップクラスのダッシュを持っている選手ですから」
 杉浦菜留は組み立てを反省する。
 「1コーナーで飛び付きたかったけど、高木さんがいて出れなくて…。もう少し外に外していれば行けたかもしれない。反省ですね」

10R

選手の写真です。
山岸佳太選手
 正攻法の秋本耀太郎が突っ張り先行。番手の山岸佳太はシビアに番手からまくり出て連勝を決めた。
 「耀太郎のおかげ。2センターぐらいまで持つかなと思ったけど、後ろもきていたので。それに自分と池田さんで人気になっていたので踏ませてもらった。初日よりも今日の方がキツかった。ケアをして修正してしっかりと優勝して帰れるように。連勝での勝ち上がりは久しぶり。ペダリングとか修正したい」
 池田勇人はピタリと続いてワンツー。
 「前2人のおかげ。内から掬われないようにだけ注意していた。内からも外からも気配は感じていたので。しっかりと前に続いてのワンツーですし、悪くはないと思う」

11R

選手の写真です。
小川丈太選手
 後ろ攻めの久木原洋が押さえると中団は林慶次郎と渡邉雅也で併走状態に。渡邉が併走からまくるもその上を単騎の小川丈太がまくりきってゴールした。
 「渡邉君は何かしらしてくるだろうと。そうなれば隊列が短くなるだろうから1角から仕掛けようと思っていた。思った通りの展開になった。準決は重く感じた」
 渡邉雅也は力負けも2着。
 「あの展開は想定していた。併走からカマシも考えていたけど、久木原さんが踏んでいたので。小川さんに上をまくれたのは力太く。初日の方が軽かったからケアをしたい」

12R

選手の写真です。
石原颯選手
 石原颯が鐘過ぎから一気のカマシを敢行。別線は太刀打ちできずそのまま押し切った。
 「詰まったところからカマシに行こうと思っていた。バンクが軽くて良いペースで踏んで回しながら踏み直しもできた。初日は緊張し過ぎましたね。準決は走り出すと落ち着けた。段々と良くなってきている。(連勝が続いて)人気になるのは慣れないけど、決勝も頑張りたい」
 田中誠がしっかりと続いて人気に応えた。
 「準決はちょっと思ったですね。でも石原君のカマシに付いて行けているので良かったと思う。ワンツーが決まったので。決勝は上田君の好きに走ってもらいます。相性も悪くないと思うので」