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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ第23回濱田賞×HPCJC

1.21Sun 22Mon 23Tue

次回開催

F1

1/31 ・1 ・2

検車場レポート

  • 1/20 Sat.  (前検日)
  • 1/21 Sun.  (1日目)
  • 1/22 Mon.  (2日目)

4R

選手の写真です。
加藤将武選手
 好調をキープする加藤将武がA級の予選メインを務める。前回の宇都宮は初日がまさかの雪で中止となり、抽選で敗れて残り2日間は敗者戦を連勝締めだった。
 「前回は予選メインで組まれていたのに雪がすごくてまさかの中心。抽選で負けてしまって勝ち上がれなかった。今回は同期121期がかなり多い。しっかりと勝たないといけないなって思っています。初日から南儀さんとの対戦なので頑張りたいですね」
 番手の回るのは三澤康人。
 「森田さんにかなりお世話になっているので3番手って選択肢もあったんですけど。しっかりと番手で頑張りたい。加藤君とは初連係。自分の状態も悪くないので、しっかりと付いていきたい」

5R

選手の写真です。
室井蓮太朗選手
 好選手がそろったA級の初日特選。その中でも今年に入り、平塚で4連勝、続く久留米で3連勝と負けなしで参戦する室井蓮太朗が中心。今開催は特進シリーズとなる。
 「連勝は何も気にしていないし、考えていない。年末から毎回、セッティングをいじってその時の体の調子に合わせるようになった。前回の久留米が終わってからは普通に練習した。小倉の追加って聞いて即答で受けました。変に間隔が空いてレース勘を失うのが嫌だったのもある。こんなに良いメンバーなのは知らなかったけど、そこもあまり気にしていません」
 番手は同県の蒋野翔太だ。
 「室井君は本当に連勝を気にしていないみたいですよ。彼とは練習を何度か一緒にやったことがある。彼は信じられないぐらい強い。それに頭脳もある。良い展開がきたらきっちりと差したいですね」
 最内枠の原大智は連係する落合達彦との意外な縁を明かす。
 「落合さんには養成所時代にお世話になっている。追試を受けるときに落合さんにタイムを取ってもらったりしてもらった。初連係ですけど、付いてもらえるので頑張りたいですね。小倉は初めて、走りやすいかは走ってみてですね」

7R

選手の写真です。
松岡篤哉選手
 どのラインも一長一短だが、前期は25勝を挙げた松岡篤哉に期待する。
 「前回の和歌山記念は自分でもおかしかったと思う。前回の直前の練習では変わらない感じだったけど、疲れが残っていたのかもしれない。今回は前回から中5日だけど、前回よりは良いと思う。できるだけ修正はしてきたつもりなので」
 憑き物が落ちたかのようにリラックスしていたのは小原丈一郎だ。
 「立川のグランプリシリーズではS級残留の勝負駆けに失敗しました。みんな強くて勝てなかったですね。でも良いです、スッキリしました。前回は落車明けにしては走れたので良かった。腰の痛みも落ち着いてきたし、前回が終わってからは2日間、練習してウエイトもやった」

9R

選手の写真です。
林慶次郎選手
 地元で気合十分の林慶次郎は今の課題と今年の目標について語ってくれた。
 「練習の感じは良いんですけど、それをレースで出せないのが現状なんですよね。練習での調子の良さをレースで出せるようになるのが今年の課題ですね。岸和田が終わってからは(やまだ)庸平さんや、(伊藤)颯馬と練習してきた。練習でも2人はめちゃくちゃ強い。今年の目標は記念で決勝3着以内に入って競輪祭に出ることです」
 原田研太朗は節目の500勝まで残り2勝としている。
 「(500勝まで)あと2勝頑張りたい。状態はボチボチですね。めちゃくちゃ良いわけでもめちゃくちゃ悪いわけでもないって感じです。今回はすごいメンバーが集まったけど、勝てるように頑張りたいですね」

10R

選手の写真です。
青野将大選手
 昨年後半から調子を上げている青野将大は予選スタート。圧倒的な人気を背負いそうだ。
 「調子は正直、全然です。最近の決勝も後ろが競り2回、単騎1回とかそんな感じなので。今回はすごいメンバー。予選回りも久しぶりだけど、初日特選で大敗するよりはって思います。中釜君はめちゃくちゃ強い。脚じゃ勝てないですよ。直前は川崎記念でバンクが使えなかったので、平塚で3日間、練習してきた」
 石毛克幸は好メンバーがそろった今開催を嘆く。
 「初日はこういう番組なのかなって思っていた。青野君は成績通り強いですからね。しっかりと付いていかないと。今回は良い選手を呼びすぎですよ。強いメンバーだらけじゃないですか」

11R

選手の写真です。
園田匠選手
 直近4ヶ月の競走得点が109.96の園田匠がまさかの予選回り。園田は予選回りとなったことで火が付いた様子。
 「今回はメンバーがすごい。地元なのでやることは決まっている。初日は町田君が目標で前が強いのでまずはしっかりですね。地元で予選を走るのは情けないけど、予選回りなので気を引き締めて。(北津留)翼と一緒になるまでは負けらない。お客さんも期待していると思うので。予選からなので競輪祭のときよりピリピリするかも(笑)」
 地元に任された町田太我は好調をキープしての参戦。
 「ウエイトをやめて体の調子が良くなった。腰が悪くなっていたので自分にはウエイトが合っていなかったんだと思う。今回はすごいメンバーなのでびっくりしています。調子は変わらず良いですよ。昨年12月の久留米からフレームを換えたのも調子が良くなった理由です」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 今開催は『第23回濱田賞×HPCJC』。近年稀にみる豪華メンバーがF1戦に集結。メンバーを見た誰もがこんなのF1じゃないと口を揃えていうほどの初日特選。地元の北津留翼は単騎となったが、持ち前の馬力で別線を瞬く間にのみ込んでもらいたい。
 「取鳥君に付きたい気持ちも少しあるけど、地元なので自力でやります。前回が終わってからはいつも通り練習してきたので状態は変わらず。前回はチェーンオイルとかを変えた。今回はそのまま。娘が養成所に合格したけど、まだいろいろとあるので肩の荷は下りない。去年の今頃、ここで早期誘導追い抜きをしたので気を付けます」
 浅井康太は取鳥雄吾を指名。取鳥を指名した理由と前回の大宮準決で落車して気がかりな状態面はこう話す。
 「取鳥君は先行力があるので。スピードも良いですからね。怪我に関してはまだまだですけど、前検日前日の練習では感触がよかった。直前までいけるかどうかの判断をしていけると思ったので。今回は良いメンバーがそろいましたし、その良いメンバーの中で走れれば安心感が出る。次の静岡記念、その次のG1と段階を踏んでいける。それぐらいの良いメンバーですから。ほぼG1であたる選手たちですからね。その中でしっかりと走れればと。今シリーズでどこが自分に足らないのか、走ることで相手のことも理解できる。そこで修正してG1につなげていければ。3日間、しっかりと走りきれるように」
 関東勢は小林泰正が前回りとなった。
 「今までは坂井君の後ろを回っていました。ただ眞杉がG1で優勝して刺激をもらって、自分も気持ちが入って、彼の所に練習にいくようになって、自分の調子も上がってきた。坂井君とは今後、どちらが前でも機能するラインになっていきたい。今回自分が前を志願したのは自信があるからです」

4R

選手の写真です。
高井流星選手
 正攻法に構えた加藤将武が突っ張る。そのままペースで駆けて逃げ切るかと思われたが、中団を確保した高井流星が最後の最後に届いた。
 「中団を楽に入れたのが良かった。南儀君を下げなくても引けない所だし、我慢しようと。気配がしたので自分のタイミングじゃなかったけど、仕掛けた。脚質的にも最初がスパンと出ない。ただ最後まで踏み切れたし前回の感じを維持できている」
 加藤将武は逃げ切れず悔しさを露わに。
 「悔しい。誰がきてもどこからでも出させるつもりはなかった。踏み上がりがイマイチで自分の感じではなかった。もっとうまくペースで駆けられたと思う。準決勝はベストな状態にもっていきたい。反省して準決勝は1着で勝ち上がれるように」

5R

選手の写真です。
山本浩成選手
 後ろ攻めの原大智が切ると叩きに来た室井蓮太朗を出させず踏み合いに。室井が踏み勝つも地元の山本浩成が好展開を逃さずまくり切った。
 「モガき合ってくれたのがラッキーでしたね。スピードが上がっていたので行けるなって感じがあった。低速ならキツかったと思う。展開を生かせた感じですね。前回と変わらない状態だと思う」
 原大智は室井に踏み合いを挑んだ経緯をこう話す。
 「バック線を取りたくて、中団からスタートするつもりが取れなくて後ろからに。それなら誰も出させずにいこうと。室井君には悪かったけど、出させる気はなかった。最終的には出られてしまったし、脚不足ですね。力んだレースをしてしまっているからそこをどうにかしないと」

8R

選手の写真です。
伊藤信選手
 久田裕也が主導権。単騎の伊藤信は最後方となってしまうが好スピードのまくりで前団を捕らえて白星スタート。
 「自転車が出ているからそんなに悪くないですね。意外とタイムも出ましたし。煽りがなければあんな感じですね。高橋君のところだけはタテへ踏みそうな感じがあったので気を付けていた。2センターからは前に吸い込まれる感じだった」
 磯島成介は中団から外を踏んで2着に。
 「スタートで前がすんなりと取れた。久田君が早くて自分の脚力では無理と思って下げた。地脚なので出だしはそこまで良くないけど、小倉は相性が良いからなのか最後まで踏んで伸びてくれた。今回は良い感じだと思う」

9R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 林慶次郎が3車を生かして先制。慌てす騒がずの原田研太朗は強烈な仕掛けで一気に仕留めた。
 「2センターだと大坪さんのブロックをもらうからそこを計算して3コーナーで大坪さんより半分でも良いから前へ出られるように仕掛けた。ホームのところで鈴木君を追わなかったのはプライドですかね。追うとラインみたいになっちゃうので。500勝は準決で決めるつもりです」
 芦澤辰弘がピタリと続いてワンツー。
 「やっぱり原田君の破壊力は魅力的ですね。鈴木君を追い駆ける感じになったときもトップスピードじゃなくて2コーナー過ぎぐらいから加速していった。伸びが3段階ぐらい違う。久しぶりにマークに集中って感じでしたね。マーク屋らしいマークだったと思う」

10R

選手の写真です。
石毛克幸選手
 青野将大が押さえてペース駆け。軽快な踏み直しで別線を封じて最後は石毛克幸が差し切った。
 「前と後ろのおかげ。中釜君のスタートが速く、前が取れなかった。抜けないと思っていたけど、何度か連係があるから踏み直しの感じとかはわかっていた。すんなりだったのもある。一走して悪くない。予選で青野君と一緒だったから緊張した。前回からの新車も悪くない」
 青野はペース駆けで2着に粘った。
 「難しかった。どれぐらい踏んだらいいのかわからなくて。前のレースとかでまくりで10秒台とかバンバン出ていたし…。出し切れればいいやぐらいで走った。一走して長い距離を踏んだことで感覚はつかめた。準決はもう少しうまく走れると思う」

11R

選手の写真です。
町田太我選手
町田太我が後ろから赤板過ぎに叩いて先制。ペース駆けで軽快に駆けるとそのまま押し切った。
 「落ち着いて走れた。まさか後ろが粘られるとは。粘ってくるとは思っていなかった。粘っていたのでペースでいこうと。回した感じも最後の踏み直しも良い感じ。前回と変わらない感じですね。気になる点も修正するところもない。初日特選よりも緊張した」
 園田匠は藤井栄二に競られるも地元の意地で凌いで続いた。
 「地元で負けられないですよ。ただ地元だし1着は取りたかったですね。すんなりついていく展開なら良かったんですけど。応援がたくさんあったから1着取らないとですよね。ワンツー決まったことだけがよかった」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 小林泰正が鐘目掛けて先制。番手の坂井洋が車間を大きく空けて別線をけん制するが、最後方から単騎の北津留翼が怒涛のまくりで大外を乗り越えて地元の期待に応えた。
 「周りが強くて立ち遅れてしまいました。追いつかないかと思ったけど、何とかでした。ダメかなって思ったりもしたんですけど、うまくいけましたね。準決はどこもキツい。園田さんと2人で頑張ります」
 坂井洋は小林の頑張りを労う。
 「自分が下手でしたね。(小林)泰正も頑張ってくれたんですけど。車間を空けたりもしたんですけどね。切り替えて準決勝を頑張ります」
 浅井康太は6着も感覚はつかんだ様子。
 「感覚はもう少しって感じですね。一走してもうちょい。ゴール前で伸びる感触はあったけど、落車しそうになったりもしたので。その伸びる感じを早めに出せればいいかなと。その感覚をつかめたのはよかった。準決は町田君とですか。強いのは知っているからまずは付け切ることですね」

3R

選手の写真です。
落合達彦選手
 前受けした加藤将武が一度車を下げるも打鐘で叩いて先制。絶妙なペース駆けで別線の巻き返しを封じると最後は落合達彦が交わしてワンツーを決めた。
 「加藤君のおかげですね。自分は追い出しに引っかかったけど、彼は引っ掛からずに落ち着いていた。別線のまくりも止まる感じがあったし強かったですね。最近、スタートで負けることが多くなっていたので開催前に発走機から出る練習をしてきた。そのおかげか、いつもより感じよくスタートを出ることができた」
 会心のレースで別線を封じた加藤将武は手応えをつかむ。
 「しっかりと踏み上げられたし、初日よりも今日の方が良かった。初日に長い距離を踏んだことで刺激が入ったんだと思う。初日よりもペース配分を改良できた。鐘で気持ち良く出ることができたので決まったなって思った。カカりも悪くなかったですし。このメンバーで落ち着いて走れたのは評価したい。決勝も力を出し切れれば」
 笹倉慎也はゴール前で伸び勝ち3着に。
 「何とか権利あるところまでと思って踏みました。最後は蒋野君に申し訳ないことをしましたね。でも最低限のところまでと思って。余裕はそれなりにありました。自転車も違和感がないし、それなりに戦える」

4R

選手の写真です。
山本浩成選手
 前受けした山本浩成は別線に警戒されて5番手に置かれる。逃げる原大智はハイペースで駆けるが、山本は強烈な仕掛けで前団に迫りゴール前で捕らえた。
 「まくるタイミングが2、3回あったけど、1番ダメなところでいってしまった。バックで1回止めてからいったけど、そのままいけば良かった。3コーナーは上りきれちゃうとは思った。まくりが続いているから決勝はカマシやすくなるかも。本来はそっちの方がいいので。脚は問題ない。師匠(大坪功一)には特に何も言われないけど、下手なレースをすると情けないレースをしてとは言われる(笑)。地元での優勝はチャレンジでの1回だけ。1、2班戦ではまだない」
 樫山恭柄は巧追して地元で独占。
 「カマシの作戦だったけど、酔わされた感じでしたね。1コーナー辺りで前が遠くて届くのかと思ったけど、山本君が強かった。最後は厳しいかなって思ったけど、地元の意地で何とかでしたね。2着と3着じゃ大きな違いなので良かった。初日より良い。初日の感じなら千切れていた。乗り方とかストレッチとかで良くなった」

5R

選手の写真です。
坂田康季選手
 林昴が3車を生かして一気に主導権。番手の坂田康季は車間を大きく空けて別線をけん制すると展開有利に抜け出した。
 「やれることはやれたかなと。昴がいってくれて余裕はあった。昴と同じタイプなので気持ちは良く分かる。2走して悪くない。疲れもケアをして反応も出来ているし前にも踏めているのですごく良い状態だと思う」
 大瀬戸潤一郎は惰性を貰って直線で中を強襲。
 「絶対にあの展開になるだろうなと。7割はあの形でしょ。室井君のやりたいように走ってもらったけど九州勢が強かった。最後はどこでどこに突っ込むかだったけど、室井君も脚があるからギリギリまで待って入っていった。あのまくりに付いていけたし、見極めながら入っていけたし悪くない」

10R

選手の写真です。
取鳥雄吾選手
 坂井洋が最終主導権。久田裕也がまくるも3コーナーで守澤太志がブロック。すると久田後位の取鳥雄吾が外を自ら踏み込み直線で突き抜けた。
 「自転車は初日よりマシ。もう少し良くしたい。アンコになったのに久田君が前へ踏んでくれてあのおかげで何とかでした。初日より踏み応えはマシ。ただ自力で動くならもう少しいじらないと。準決のレースは楽しかったし決勝も楽しみたい」
 守澤太志は久田を止めてタテへ踏み2着。
 「久田君のまくりは止めないといけないと思っていた。取鳥君にいかれしまいましたけど。スタートからなにから取鳥君が早かった。セッティングを戻して好調とはいえないけど、それなりにやれる感じ。体を自転車にフィットするように微調整するだけ」
 坂井洋は逃げ粘って3着に入った。
 「全然ですね。青野君は自分がこないと思っていたのかも。ただ自分はあそこで行くしかなかった。自分から売れていたから1着取りたかったけど、あそこでいかないと1着の可能性すらなくなる。ただ2着には残りたかった。緩めずにいくべきだったのかなと。そのへんが難しかった」

11R

選手の写真です。
浅井康太選手
 後ろ攻めとなった町田太我が押さえて駆ける。まくってきた岩本俊介を車間を空けていた浅井康太が止めるとゴール前で交わした。
 「町田君が良いレースをしてくれた。小嶋さんまで連れ込めれば良かったんですけど。自分でも良いスピードできていた岩本君をよう止めたなと。もうひとつ町田君がかかってくれれば面白かったけど、それでもジワジワかかっていったし強かった。自分は乗っていない分、呼吸がキツい」
 町田は軽快な先行で2着に残った。
 「浅井さんのおかげ。ラインのおかげです。岩本さんのスピードが良かったのに浅井さんはすごい。感じは凄く良いけど、岩本さんのスピードの感じをみているとまだまだだなと。鐘から駆けたほうが浅井さんも仕事しやすいと思った」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 北津留翼は初手3番手の位置から赤板で切りにいくが小林泰正に突っ張られる。しかし、鐘前2コーナーで内を掬って先頭に立つと脇本勇希を出させて3番手を確保。巻き返してきた小林に合わせてまくると後続を突き離してゴールした。
 「考えていた作戦と全然違った。初手の並びも違うし、焦って中団から切りにいって突っ張られた。小林君が脇本君を出させて中団だと車間を大きく空けられそうだったから内にいった。小林君の仕掛けに被りそうで被ると終わると思ったけど、良いタイミングで隙間があって踏めましたね。声援もすごくて焦って失敗もできないなって」
 園田匠は小林に決められそうになり、北津留と連係を外してしまう。しかし、地元の意地をみせてアンコになりながらも小林をさばいて2着をキープした。
 「2着権利だったし、翼とのコンビでワンツーは外せませんよ。脚に余裕はあったし楽だった。小林君が翼にスイッチするような感じで構えていたけど、しのげましたね。翼が器用過ぎてビビったけど(笑)。競輪してくれたので。ワンツーは地元ファンは喜ぶし、お客さんはワンツーしか期待していない」