ラインの総合力は九州勢がリードしている。当所ホームの山本浩成、樫山恭柄の地元コンビに新鋭の松本秀之慎、坂田康季と駒数豊富。本命には山本を推した。今年初戦の1月久留米131着。一丸尚の逃げに乗って新年のスタートダッシュを決めている。自力勝負でも優勝は狙えるが、松本や坂田の動きに乗れるようなら展開の利も得られる。樫山は12月久留米の決勝で松本、坂田と連係していて、逃げた坂田を松本―樫山で差して準V。好位置占めれば連対十分。1月高知でのS級特進は逃がした松本だが、最近は勝ち星が多く、直近4カ月の勝率は6割超。坂田は先行基本の競走で奮戦中。12月久留米124着、1月小松島112着など、成績も安定してきた。
強力な九州勢を撃破すれば加藤将武だろう。4月小倉で3連勝した後は、Vには手が届いていないものの、11月松阪112着、12月川崎124着など、近況は悪くない。好機に仕掛けて先手を奪えば押し切りもあろう。
疋田力也、笹倉慎也の中部勢も好勝負が期待できる。柔軟性を兼ね備えた疋田の自力攻撃が奏功すれば、昨年の後期はS級を張っていた笹倉が、展開有利に抜け出す場面がありそうだ。
当所は11月に参戦して3連勝した実績がある富武大の単にも魅力を感じる。決勝は上がり11秒1の快速まくりを決めた。大瀬戸潤一郎が続き中国ラインを形成する。
九州連係で山本浩
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山本浩成
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加藤将武