昨年は7Vを達成した林真奈美。今年はまだ優勝には手が届いていないものの、3月京王閣の準決(6レース制)では、昨年のガールズグランプリクイーン・柳原真を撃破して決勝に乗っている。何でもこなせるオールラウンダーなので、連の軸として最も信頼が置けるとみた。
自力攻撃の破壊力なら太田美穂が最上位だろう。直近4カ月の連がらみの決まり手は逃げ7割、まくり3割で、追い込み、マークはない。昨年は林を上回る8Vを飾っていて、勝率も46・8%と高い。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば押し切り十分。
下条未悠も競走は積極的で、最終ホーム、バックの先制回数は多い。直近4カ月の連がらみの決まり手は77%が逃げてのもの。昨年は3Vを飾っていて、着実に力を付けている印象だ。仕掛けがツボにはまれば単望める。
やや勝ち味に遅い面はあるものの、堅実な走りで成績をまとめている南円佳、昨年は11月富山で待望の初Vをゲットすると、その後もほとんどの場所で決勝に乗っている廣木まこらも連がらみが期待できる。まくり、差し鋭い永禮美瑠も侮れない。
林真VS太田美
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林真奈美
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太田美穂