2月小田原、同月小松島を6連勝。今シリーズは特別昇班をかけて参戦する室井蓮太朗が本命。昨年12月伊東のレインボーカップ・チャレンジファイナル6着、その後は1月名古屋、同月高松を6連勝するも、同月広島では特別昇班を逃がしている。3回目のチャンスであるここはきっちりものにしたい。機動力を遺憾なく発揮してチャレンジ戦を卒業する。同県の藤田洋平は2月小松島の準決、決勝で室井をマーク。だが、準決は室井の踏み直しに口が空き、決勝は最終バックで片折勇にはじかれていて、いずれもワンツーを決められなかった。ここはきっちり続きたい。
室井の特別昇班に待ったをかければ神開一輝か。昨年後期のA級1、2班戦は予選が壁になっていて、力不足の感もあったが、チャレンジ戦なら話は別だ。2月は別府112着、名古屋は3連勝と好成績。ここは坂田康季、中山遼太郎ら九州の自力型がそろっているのも神開には追い風だろう。坂田、中山の動きに乗れるようなら展開の利が得られる。坂田は落車負傷で3場所欠場したが、復帰後は2月西武園、3月高松はいずれも連勝で優参。着実に調子を上げている。中山は今年の滑り出しは今ひとつも、3月京王閣でVをゲット。これで波に乗るか。
特別昇班を目指す室井蓮
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室井蓮太朗
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神開一輝