実力は児玉碧衣が断然上位だ。昨年は特別レースでの優勝には手が届かなかったものの、21Vを含む69勝を挙げていて、勝率は驚異の85%だった。一ケタ違うスピードで他を沈黙させるとみるのが順当だが、ガールズグランプリで落車のアクシデントに見舞われ、鎖骨を骨折する大けがを負った。1月は西武園、伊東ガルコレトライアルを欠場している。ある程度の体調で参戦なら首位は不動だが…。
昨年は5Vを達成した山口伊吹が対抗格。年間の連対率も53%まで上昇していて、かなり力を付けた印象だ。直近4カ月の競走得点は、児玉に次ぐ今シリーズ第2位。好位置キープしての差し、まくりで上位進出を目指す。
ガールズドリームレース、ガールズケイリンフェスティバルなど、特別レースで優勝の実績がある石井貴子だが、落車負傷後はなかなか全盛時のスピードに戻り切らない感がある。機敏な立ち回りでどこまでカバーできるかが浮沈の鍵となりそうだ。
体調を崩して成績を落としていたときもあった梶田舞だが、1月取手232着、同月和歌山133着と復調してきた。うまくレースの流れに乗れれば連に浮上も。
まくりには威力がある青木美保も連対候補。
体調に問題なければ児玉碧
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児玉碧衣
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山口伊吹