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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠスポーツニッポン杯

9.22Thu 23Fri 24Sat

検車場レポート

  • 9/21 Wed.  (前検日)
  • 9/22 Thu.  (1日目)
  • 9/23 Fri.  (2日目)

7R

選手の写真です。
大西貴晃選手
 大西貴晃は前回の青森記念から中9日での参戦。近況は初日に苦戦しているだけに、久々の予選突破へ気合を漲らせる。
「練習では軽いギアに乗ってきたんですけど、周回中も楽だったし周りにも遅れることなくく付いていけた。調子は悪くないと思いますよ。最近は初日をクリアできていないので気を引き締めて走りたいですね」

 木村幸希は松山を一本欠場し、前回の岐阜記念から2週間以上空いての実戦となる。
「体調を崩して休んでいたんですけど、練習の感じはそこまで影響はなかったですね。久々の競走になるので、その分思い切って走れれば。初日は力勝負したいですね」

 決め脚鋭い原誠宏は木村を目標に勝機をうかがう。
「今期も1班の点数を取りたいし、もう少し点数を上げたいですね。小倉は前回最終日に欠場したので、今回は3日間結果を出せるように」

8R

選手の写真です。
黒田淳選手
 落車が続く黒田淳は、岡崎景介を目標に悪い流れを断ち切りたいところ。
「ようやく良くなってきたところで、また落車してしまったので走ってみてですかね。練習の感じはそこまで悪い感じがしなかったので、あとはレースで戦えれば。岡崎さんは点数以上に強いし、しっかり付いていきます」

 地元の松尾信太郎は久々の決勝進出へ気合十分。
「直前に(北津留)翼にセッティングを見てもらって、練習で乗った感じはすごい良かったですね。調子もいいので、今回は楽しみな開催ですね。今期はまだ決勝に乗れていないし、狙っていきます」

 原口昌平は前回の松山で久々の実戦復帰。地元バンクで調子を上げたいところ。
「左太ももの肉離れでしばらく休んでいました。もう体は良くなったし、あとはレースで戻していくだけ。前回よりは戦えると思うし、地元なので頑張りたい」

9R

選手の写真です。
門田凌選手
 前回の地元戦で優勝を決めた門田凌は勢いそのままの参戦。
「ずっと悪い感じはしていなかったので、ようやく結果が出た感じです。地元は決勝にも乗れていなかったので、乗った時点で満足していたんですけど優勝できたのはまさかですね。しっかりいいリズムをつかんでいきたいし、今回が大事ですね」

 濱田浩司は前回の松阪で優参。門田と強力タッグを組む。
「8月に富山で落車したけど、前回の松阪は良くなってきた感じはあった。門田君も仕上がっているみたいだし、しっかり付いていきたいですね」

 単騎戦を選択した徳永哲人が虎視眈々と一発を狙う。
「調子はいいし、位置を決めるよりも自分でやってみたいなと。2分戦だし、踏み合ってくれればチャンスはありますね。どこかでタテ脚を出せれば」

10R

選手の写真です。
吉本卓仁選手
 吉本卓仁は前回の青森記念を欠場。中19日で久々の実戦となる。
「別府がショック過ぎて、しっかり練習はしてきました。腰痛も良くなってきたし、体は問題ないと思います。ダイエット中で体重は落ちてきたので、踏みだしは軽いはずです。フレームも良かった頃のに戻したし、今回は頑張りたいですね」

 当所と好相性の瀬戸栄作は九州勢の先頭で気合十分。
「前回の松山も悪くなかったし、今回も変わらずですね。小倉は早めに仕掛けないとまくりがきかないしその辺を考えて。ラインで決めたいですね」

 コンスタントに白星を挙げる廣川泰昭は宗崎世連に託して予選突破を図る。
「1着も取れているし、上向きだと思います。宗崎君はダッシュがあるし、踏み出しに集中したいですね。しっかり番手で仕事をしていきます」

 

11R

選手の写真です。
柳詰正宏選手
 地元の柳詰正宏は前回の防府で決勝確定板入り。ホームバンクで連続優参に期待がかかる。
「小倉は今年4回目で最多勝を狙っていますよ(笑)。今回は追加なんですけど、普通に調整してきたし、調子は大丈夫です。伊藤君は何でもできるので、まずは自分が離れないように付いていきたい」

 伊藤旭は前回の復帰戦で優参。今シリーズも縦横無尽な走りでアピールする。
「松阪は先行もまくりも打てたし、ある程度走れる感じがありました。あとはレース勘が戻ってくれればいいですね。ラインも長いので出し切れるように組み立てたいですね」

 自力脚が好調な山本直は本線撃破を虎視眈々と狙う。
「前回から間隔も空いたのでしっかり練習してきました。調子はいい状態をキープできています。小倉は走り易いし、苦手なイメージはないです。相手は強力ですけど、巧く走りたいですね」

12R

選手の写真です。
野原雅也選手
 今開催のシリーズリーダーである野原雅也は前回の地元戦で優勝。今開催は連続Vに期待がかかる。
「前回走ってみて、すごいいいっていう感じではなかったですけど悪くはなかった。練習も変わらずできているし、今回は前回よりはいいと思う。自転車は落車でダメになってしまったので前回から新車なんですけど、ある程度セッティングも出ているし悪くない。今回も特に変える所はないし、また勝てるように頑張りたいですね」

 久米良は野原の番手を選択。松阪で優勝の勢いそのままに、今シリーズも鋭脚を披露する。
「最近は驚くくらい流れがいいですね。今の課題は展開が悪い時にどうリカバリーするかですね。調子はいつも通り変わらないです」

 谷口遼平は岐阜記念から2週間以上空いての参戦。スピードを生かした仕掛けで同期撃破を狙う。
「いつも通り普通に練習してきました。小倉は風もないし、自分は走り易いイメージですね。同期に負けないように頑張ります」

7R

選手の写真です。
大西貴晃選手
 後ろ攻めの神田龍が赤板で上昇し、前受けの大西貴晃を押さえる。大西貴晃は車を下げて3番手を確保し、木村幸希は6番手で構える。神田が腹を決めて最終ホームからペースを上げるが、大西が2コーナーから力強くまくって快勝。
「木村君が来なかったので、前と車間を空けながらいける所でと思ってました。もう少し早くいければ(中村)健志さんまで連れ込めたと思うのでそこは反省ですね。最近はようやく良くなってきたし、小倉はいつも相性がいいですね」

 牧剛央が大西を懸命に追ってワンツー。
「口が空きかけてキツかったですね。年齢のせいにしたくはないんですけど、余裕がなかった。明日は少し軽くなってくれればいいんですけど」

 後方からまくり追い込んだ木村幸希が3着。
「全然ダメでしたね。ずっとキツくて仕掛けられなかった。体調は良くなっているんですけどまだまだですね」

8R

選手の写真です。
島田竜二選手
 下岡将也が赤板で上昇し、車を下げた岡崎景介は打鐘から一気に巻き返す。ハイペースで駆ける岡崎を黒田淳が車間を空けて援護するが、空いた中を割った島田竜二が直線で突き抜けた。
「(松尾)信太郎が全てやってくれたおかげですね。自分はずっと脚を溜められたし、余裕もあった。久々に予選で1着はうれしいですね」

 絶好の番手回りとなった黒田淳が2着。
「岡崎さんが仕掛けてくれたおかげですし、自分は待って待って踏みました。最近は落車が続いて今回はまた一からだったんですけど、勝ち上がれて良かったです」

 目標不在となった松尾信太郎は中団から踏んで3着。
「もう少し下岡君が抵抗すると思ったんですけど、すんなり出させたのでキツくなりました。中団を取りに行った時点で脚にきていて、最後は一杯でしたね」
 

9R

選手の写真です。
藤井昭吾選手
 赤板過ぎに突っ張る門田凌を藤井昭吾が強引に叩いて先頭に立つ。藤井が流したところを単騎の徳永哲人が思い切ってカマすが、藤井が懸命に追いかけて最後は抜き去った。
「叩くのに相当脚を使ってしまって。出切ってからは流し過ぎましたね。誰か来るかなとは思ったんですけどやっぱりきて、追いかけるのもキツかったですね。何とかワンツーが決まって良かったです」

 山口富生が藤井に続いてワンツーを決めた。
「藤井君が頑張ってくれました。門田はもう一回来るとは思っていたし、踏み負けなくて良かった。状態は問題ないと思います」

 人気の門田凌はまくり返すも3着まで。
「突っ張りたかったですけど、いかれてしまって。最悪の展開になってしまった。脚は悪くないんですけど組み立てですね」

10R

選手の写真です。
吉本卓仁選手
 後ろ攻めの宗崎世連が前受けの瀬戸栄作を押さえて、主導権をつかむ。瀬戸は最終ホームからまくり返して、宗崎と踏み合いに。力で乗り越えた瀬戸栄作を吉本卓仁が最後は差し切った。
「宗崎はタレる感じで踏んでいたし、もう少し落ち着いていってもいいのかなとは思った。自分は後ろだったので気は楽でしたね。体重を落として軽いは軽いんですけど、伸びがイマイチですね」

 力でまくり切った瀬戸栄作が2着。
「出が悪かったし、いつもの感じじゃないですね。もう少し楽に行けると思ったんですけど。修正します」

 廣川泰昭が宗崎世連の番手から抜け出して3着。
「もう一発持っていければ止まったと思うし、自分の技量不足ですね。余裕はあったのにもったいない」
 

11R

選手の写真です。
柳詰正宏選手
 山本直、市村昌樹で動いた上を伊藤旭が打鐘過ぎに一気にカマす。山本が内から潜り込んで番手に飛び付くが、しのぎ切った柳詰正宏が逃げ粘る伊藤を差してワンツーを決めた。
「あいつのペースがどのくらいか分からなかったので、もう一回踏み上がったときに焦りましたね。コーナーを凌げれば何とかなると思ったし、交わせて良かったです」

 カマシを決めた伊藤が逃げ粘って2着。
「F1の予選で逃げ切れる脚がほしいですね。タイミングは良かったと思うんですけど、カカリが今一つ。明日以降はもう少し軽くなってくれればいいです」

 栗田貴徳が直線で伸びて3着。
「前が頑張ってくれたおかげですね。自分は脚を溜められたし、最後も空いてくれたのでそこを踏みました。悪くはないと思います」

12R

選手の写真です。
松本秀之介選手
 赤板で松本秀之介が上昇し、谷口遼平がその上を叩いて主導権をつかむ。後方まで下げた野原雅也は打鐘過ぎの2センターから一気に巻き返して最終1コーナーで先頭に立つ。後方に置かれた松本だが、野原ラインを追い気味にまくってゴール戦を先頭で駆け抜けた。
「久々に感じは良かったですね。今は地元記念に備えて調子を上げているし、今日の1着は自信になります。また行ける所を逃さずに仕掛けたい」

 松本ラインの3番手を回った大坪功一が2着。
「小倉は捲りの3番手でも伸びるのは分かっていたし外を踏みました。最近は長い距離を踏む練習に変えて、道中でもずっと余裕がありますね」

 田中誠は松本に口が空いての3着。
「一瞬内に入ろうか迷ってしまって失敗しましたね。普通に付いていけばワンツーだった思う。悪くはないと思うし、準決はしっかり付いていきたいですね」

3R

選手の写真です。
桶谷明誉選手
 後ろ攻めの高井流星が赤板で上昇すると、中団の疋田力也が先に切って出る。後方に置かれた谷元奎心は打鐘で内を掬い中団を確保。疋田は後方を嫌って強引に仕掛けるが、高井がペースアップ。疋田を出させず駆けた高井が最後までペースをつかみ、最後は桶谷明誉が差し切った。
「高井君がうまく駆けてくれました。自分は周りの状況も分かったし、余裕がありましたね。小倉は前回ひどかったのでリベンジできて良かったです。決勝もしっかり頑張りたいですね」

 主導権をつかんだ高井が逃げ粘って2着。
「中団がもつれているのは分かったし、駆けやすい展開になった。昨日は重かったのでどうかなと思ったんですけど、サドルを少しいじって良くなりましたね」

 人気の一角であった疋田力也は出し切れず7着。
「消極的でした。前回の奈良から点数を気にし過ぎて、レースが小さくなっている。すべてが中途半端だし、気持ちを切り替えるしかない」

4R

選手の写真です。
宮本龍一選手
 田村大が赤板で上昇し、前受けの宮本龍一を押さえる。日野博幸は打鐘から巻き返すが、田村がペースを上げて合わせ切る。ハイペースで駆ける田村を宮本龍一がまくり追い込んで連勝を決めた。
「展開通りになったし、ずっと余裕はあった。前々回の防府でチャレンジが見えてきたので慌てて練習して、前回の松山は戦える手ごたえがありました。今回は自信を持って走れているし、調子はいいですね」

 高木和仁が中を割って宮本と地元ワンツー。
「いつも頑張ってくれるし、自分は付いていくだけでした。好きなように走ってもらってあとは直線勝負しようと。結果オーライですね」

 主導権を握った田村大は僅かに末を欠いて4着。
「来たら合わせるつもりで踏もうと思っていたし、自分のレースはできたと思う。いつもの調子なら残れたと思うんですけど、疲れが残っていて粘れなかった」

5R

選手の写真です。
松永真太選手
 高橋成英が赤板で前受けの梶原大地を押さえて先行態勢に入る。梶原はすんなりと下げて機をうかがうが、高橋が打鐘からペースアップ。梶原は最終2コーナーからまくり上げるが一息で、俊敏に内を突いた松永真太が直線で突き抜けた。
「内しかなかったですね。久々にスカッとするレースでした。最近は集中力が落ちていたけど、地元で気持ちも入っていました」

 主導権をつかんだ高橋成英が逃げ粘って2着。
「来るタイミングで合わせようと思っていたし、構えていたので落ち着いて踏めた。連日動けているし悪くないですね。今日2着だったので、明日は1着を取れるように」

 田中俊充が高橋と同着での2着で決勝進出。
「高橋君が強かったですね。いいペースだったしタレる感じでもなかった。最後は内から来られたけど勝ち上がれて良かった」

10R

選手の写真です。
田中誠選手
 後ろ攻めの谷口遼平が上昇し、伊藤旭が更に叩いて打鐘前に先頭に立つ。後方に置かれた三登誉哲は内を掬って中団を確保し、伊藤は後ろを見ながらペースアップ。ハイペースで駆ける伊藤を別線はまくれず、田中誠が絶好の展開をモノにした。
「残したかったですけどね。カカっていたし強かった。失格でヨコに触れないぶん、車間を空けられたし悪くはなかったかな。ただ周りが見えすぎて間合いの取り方がいまいち」

 柳詰正宏が田中に迫っての2着。
「前をかばっていた分、自分は迫れたと思う。後ろの状況は分かっていたし、余裕はありましたね」

 先行した伊藤旭は僅かに失速しての3着。
「もう少し引き付けてから先行すれば良かったですね。2着に残りたかったですけど、自分の脚ですね。ライン3人で決められたのは良かった」

11R

 後ろ攻めの藤井昭吾が赤板で松本秀之介を押さえて、門田凌は藤井ラインを追っていく。後方に下げた松本は打鐘から巻き返して、大坪功一は松村友和のけん制を受けて後退。単騎逃げとなった松本が懸命に逃げ粘るが、3番手に入った門田が直線で強襲した。
「ホームでコケるかと思ったので、よけれて良かった。ずっと余裕はあったけど、確実に行ける所から踏みました。秀之介が最近強くなっているのは分かっていたし、それを抜けたのは自信になりますね。最近はずっと運がいいです」

 単騎逃げとなった松本秀之介が2着。
「ジャンの所でペースが上がるようなら構えようと思いましたけど、詰まったのでそこからいきました。抜かれましたけど、悪くは無いし修正範囲内だと思う。決勝も思い切って仕掛けたいですね」

 久米良が門田を懸命に追って3着。
「スピードが上がった時に一瞬千切れかけましたね。車輪の張りを調整して昨日よりは良かったですけど、もう少し手ごたえが欲しいですね」

12R

選手の写真です。
野原雅也選手
 赤板で中団の野原雅也が先に切って出ようとするが、前受けの大西貴晃が突っ張る。打鐘前に瀬戸栄作が後方から仕掛けるが、中団に入り直した野原が合わせて踏む。瀬戸が最終ホーム手前で出切るが、野原は下げずに番手に飛び付く。吉本卓仁を捌いた野原が番手を取り切り、最終2センターから踏んで直線抜け出した。
「ホームで下げたらまくるのは厳しいし、体が反応してくれた。初日よりも自転車の感じはいいです。決勝は3車なのでしっかり動きたいですね」

 島田竜二が先手に切り替えて、直線は外を踏んで金子貴志に伸び勝った。
「迎えいれるのも考えたんですけど、バックが踏めなくて切り替えるかたちになった。ラインに迷惑かけましたね。伸び自体は悪くないと思います」

 金子貴志は野原に続けずの3着。
「まだ体力が戻っていないですね。付いていても余裕がなかった。今日の展開だと2着には入らないとダメですね」