自力型が少ない今節は、太田瑛美の機動力がものを言いそうだ。4月別府で力強いまくりで今年初Vを飾ると、その後もほとんどの場所で決勝に乗っている。7月岸和田では3連勝で2V目を達成しており、最近の調子も申し分ない。自力攻撃の破壊力は最上位で、好スパートを決めて優勝をゲットしよう。
当バンクは相性がいい那須萌美を重視する手もある。昨年11月に141着と初Vを飾ると、今年も1月212着、3月224着と連対ラッシュ。好位キープに成功すれば首位に躍り出る場面もありそうだ。ただ、7月岸和田で落車し、次場所を欠場しているので、体調には一抹の不安が残る。
伸びがいい佐伯智恵も有力な優勝候補だ。やや勝ち味に遅く、前期は3勝にとどまったが、7月川崎では3連勝で今年初Vを飾っている。今の脚勢なら、うまくレースの流れに乗れれば勝ち負けに持ち込める。
攻め口多彩な高尾貴美歌。最近は予選の連がらみが多いように調子は良好だ。仕掛けがツボにはまると怖い。
位置取り巧みな田口梓乃の連浮上にも注意したい。
自力攻撃冴える太田瑛
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太田瑛美