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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠトータリゼータ小倉杯

4.12Mon 13Tue 14Wed

次回開催

F1

4/26 ・27 ・28

検車場レポート

  • 4/11 Sun.  (前検日)
  • 4/12 Mon.  (1日目)
  • 4/13 Tue.  (2日目)

4R

選手の写真です。
寺沼拓摩選手
 今節3連勝ならS級への特進がかかる寺沼拓摩がA級の予選メインを務める。
 「師匠からも特進を決めてこいと言われた。もちろん、自分も意識しています。最近はシード組の選手と戦っても押し切れるようになってきたし、力が付いてきたのかなって思います。練習はバッチリとやってきた。小倉は試験以来でバンクの特長とかは覚えていないけど、前橋とかドームは好きなので走りやすいのかなって思います」
 金子周一郎が番手で追走専念に集中する。
 「良い目標ですから死ぬ気で付いていかないとですね。自分としては突っ張り先行をしてくれるとありがたいですけどね。まくりだったり、強引な仕掛けだと正直、ちゃんと付いていけるか自信がないですね」
 天野純平は同期の寺沼を打ち負かそうとやる気十分。
 「相手はめちゃくちゃ強いけど、同期ですからね。やっつけるつもりで戦いますし、倒してやりますよ」

8R

選手の写真です。
外田心斗選手
 外田心斗はS級で初めて予選を突破しようとやる十分で参戦する。
 「最初は先行すらさせてもらえなかったけど、最近は思うように走ることができている。まくりの決まり手が多いけど、先行するっていうのは頭にある。今開催は師匠(日野博幸・103期)の師匠(濱田浩司)がいるので、連係できるように勝ち上がりたい」
 地元の原口昌平は2月の当所戦では予選を1着で突破している。
 「佐世保が終わってから中3日だけど、練習はしっかりとやってきました。菅原さんが1番車で初手から組み立てやすいし、ラインでかちあがれるようなレースをしたい」
 坂本修一はフレームを換えてから状態が上向き。
 「2月の武雄からフレームを換えて成績も状態も上向いてきた。練習はできたし、最近は予選で勝ち切れていないから今回こそ勝ちたいですね」

9R

選手の写真です。
雨谷一樹選手
 前回のウィナーズカップで1勝を挙げた雨谷一樹が自慢のスピードを駆使してファンを魅了しそうだ。
 「ウィナーズカップはそこに照準を合わせて調整したのに、結果がボロボロでショックでした。今回は立て直しの一戦だと思っているし、2週間近く空いたので、練習もしっかりとやれました」
 番手を回る志村太賀は前回の大宮最終日に落車したが不安はない様子。
 「体は大丈夫ですね。雨谷君とは何度も連係があるし、しっかりと付いていくだけ。踏み出しに集中ですね」
 地元の市橋司優人は予選連勝中。
 「前回から中3日しか空いていなくて、連戦の疲れも溜まっていたので満足のいく練習ができなかった。この開催が終わったら一週間ほど空くので、今開催は耐えるしかないですね」

10R

選手の写真です。
竹内翼選手
 初日特選組から漏れて予選回りとなった竹内翼が持ち前のパワーと先行力でレースを支配する。
 「ここ最近は良くなかったけど、1週間、(町田)太我と良い感じの練習をしてきたので、レースが楽しみですね。太我からも仕上がっていますと太鼓判を押されました」
 番手の黒田淳はタテ脚が健在なだけに、差し切りにも期待したい。
 「前回の別府の後は10日ほど空いたけど、子供の入学式があったりして、満足な練習はできなかったけど、仕事なのでレースで結果を出したい」
 久島尚樹はセッティングを変えて上昇気配。
 「前回最終日にセッティングをガラッと変えて自力を出すにはかなり良いものになった。ただ人の後ろを回ったときにどうなるのかはわからない。竹内君が相手だし自力だけでなく自在も駆使したい」

11R

選手の写真です。
近藤隆司選手
 近藤隆司は前回のウィナーズカップで未勝利は随所で見せ場は作っていた。
 「前回は直前にバンクに入れなくて、成績ほどの手応えはなかったですね。今回はバンクに入れたので、前回よりかは良い状態だと思う。競輪祭以来の小倉だけど、相性は良いですからね」
 番手の武井大介はウィナーズカップの2日目に落車。3日目は出走したが、大宮を一本欠場して今開催に挑む。
 「コンリューは前回の動きが良かったし、しっかりと練習していたのも見ている。自分は落車したけど、体は大丈夫だし、しっかりついていく」
 山本直は競走得点こそ100点を切っているが、思い切りの良さがあるだけに軽視できない。
 「中3日だけど、練習して前回より上向き。最近は初日に着に絡んでも準決で大敗して吐きだしている状態なので何とかしないとですね」

12R

選手の写真です。
諸橋愛選手
 諸橋愛は競走得点唯一の110点越えと格上の存在だ。初日特選は単騎となったが、自慢の差し脚で別線を華麗に抜き去りそうだ。
 「前回は(平原)康多のおかげ。恵まれたってやつですね。Gレースではそこそこ結果を出せるのにF1戦になると結構飛んでる。一生懸命に走っているのになんでか勝てない。何とか頑張るしかないですね」
 阿竹智史は前回の佐世保で今年初優勝を飾りホッとした様子。
 「ホッとしましたね。状態は変わらないと思います。ダッシュの良い弟子(犬伏湧也・119期)がいるので、刺激を貰ってます。もう少し状態を戻していきたいんですけどね」
 穴党に注目なのは森山智徳だ。
 「前回も2勝できてまくり切れているから悪くないですね。逃げの決まり手がほぼない状態ですけど、先行しないとダメなときはちゃんとやりますよ。今回は2週間以上空いて、練習もしっかりとできたので、レースが楽しみですね」

4R

選手の写真です。
寺沼拓摩選手
 正攻法の寺沼拓摩が赤板過ぎに天野純平をつっぱるとそのまま軽快な踏み直しで逃げ切った。
 「ゆっくり押さえてくるようなら突っ張りで早めなら下げてから仕掛けようと。落ち着いて走れた。後ろには迷惑かけたけど、自分のペースで踏めた。長い距離を踏んだから明日以降は脚が軽くなると思う」
 天野純平は寺沼に突っ張られるも立て直してまくり2着に入った。
 「まさか突っ張るとは思っていなかった。寺沼君は特進がかかっているから下げてくれるだろうと。勝ち上がれて良かった。準決でまた対戦するから今度こそ倒したい」

8R

選手の写真です。
原口昌平選手
 後ろから押さえて駆けた外田心斗を最終ホームで原口昌平が一気にまくり返す。逃げる外田を捕らえるとそのまま力強く踏み直して押し切った。
 「想定通りの展開でした。行くべき所で仕掛けられたけど、もう少し早くいっても良かったかも。良い感じで踏めたし、デキは問題なし。新車で踏み出しとか思う所があるので、セッティングを修正したい」
 菅原晃は車間を空けて援護するも差し損じて2着まで。
 「余裕を持ちすぎた。余裕を持って車間を空けたら原口君がタレてこなくて。やっちゃいましたね。踏み出しとかその辺は大丈夫」
 坂本修一は想定の展開と違った様子で3着が精一杯。
 「外田君がもう少し踏んでいたら原口君も仕掛けなかっただろうし、先まくりを打てたけど、緩んでいたからくるかなって所で原口君が仕掛けてきた。あの展開なら3着に入るのが一杯一杯ですね」

9R

選手の写真です。
小岩大介選手
 市橋司優人は後ろ攻めから切って今岡徹二を出させて3番手を確保。最終ホームは一本棒で通過して2コーナー過ぎから市橋がまくると前団を一気に飲み込み最後は小岩大介が差し切った。
 「アクシデントがあった中で市橋君が中団を取ってくれて、どうするのかなと思ったら、まくってくれた。思っていたよりも早めにまくってくれましたね。久し振りの1着は嬉しいですね。準決も落ち着いて走りたいですね」
 市橋司優人は好位確保から先まくりでラインを上位独占に導いた。
 「誰が落車したのかもわかっていたし、余裕はあった。雨谷さんが前受けで今岡君が中団なら後ろから切れば今岡君が叩いてくれて雨谷さんが早めにきても前団は踏み合いになるかなと。想定通りの展開でしたね。正直疲れが残っているので、ローラーに乗って抜かないと」

10R

選手の写真です。
竹内翼選手
 前受けした竹内翼は5番手まで車を下げると最終ホームから一気に反撃する。逃げる久島尚樹を3コーナー過ぎに捕らえると後続を突き放してゴールした。
 「久島君がかなり踏んでいたので、コーナーで回して直線で出れればと思っていた。ホームは回す感じで踏んでいたので、少しモコモコしていたんだと思う。余裕はあったし、状態は良い。だいぶいいですね」
 黒田淳は3コーナー過ぎに中村圭志のブロックに合い竹内に離れてしまうが、懸命に追って2着。
 「竹内君の踏み出しがモコモコしていて、出切れるのかなって思っていたら2コーナー出てからスピードが上がっていって3コーナーで中村さんのブロックにあってしまった。ホームでは余裕あったけど、その後はキツかった。何とか凌いだ感じですね」
 打鐘過ぎから駆けた久島尚樹は竹内にまくられるも3着に粘った。
 「駆けるつもりでいかないと飛び付けない。タイミングを見て一気に仕掛けてうまくいったと思ったけど、竹内君が強かった。脚力の違いですね」

11R

選手の写真です。
近藤隆司選手
 打鐘前に近藤隆司が先頭に立つと勢い良く巻き返してきた山口敦也を出させて3番手を確保。近藤が2コーナーからまくり後続を話してゴールした。
 「自信がないから長い距離を踏めなかった。山口君を突っ張る展開にもっていければ、ラインで決まるレースができたかもしれない。悔しいですね。自分だけになってしまった。重い感じがしたけど、いつもオーバーワークで開催に入っているから日毎に良くなっていく。初日の1着は勝ち上がりを考えてもデカいですね」
 上吹越直樹は近藤を止め切れずも山口をフルに使って直線で抜け出し2着。
 「山口君が強かったですね。すんなり出切れたことで自分でペースで駆けてくれた。近藤君のまくりは真後ろからだったし、止められなかった」
 濱田浩司はバックで最後方も最内を突いて直線で鋭く伸びて3着に入った。
 「7番手になったからちょっとヤバいなと。内しかないと思って突っ込んだ。もっとスピード良く突っ込んでいたらこけていたかも。それでも結果的に3着に入れたし、悪くなさそうですね」

12R

選手の写真です。
荒井崇博選手
 前受けから下げた山田庸平は打鐘で一気に叩いて主導権。最終バックで3番手から森山智徳がまくるも進みは悪く、絶好展開を迎えた荒井崇博がゴール前で差し切った。
 「庸平のおかげやね。頑張ってくれたから。森山のことも捌きたかったけど、かなり上を走っていたし、あれ以上、内を空けてしまうと誰かに掬われるからあれが精一杯やね。まずまずやと思う」
 山田庸平は別線を完封する逃げで2着に粘った。
 「練習の3割程度しか出せんかった。小川君が外に外していたのが見えたからペースに入れきれなかった。カカりは良くなかったと思う。ドームだから何とか残れた感じで、まくられると思った。やっぱり練習と実戦は違いますね」
 森山智徳は絶好の位置を確保するもまくりの進みが悪く7着大敗。
 「動いてから仕掛けるのはキツいですね。後ろから仕掛けてくるのも気になっていた。結果的に山田君にうまく駆けられた形になりましたね。まくりは出なかったけど、踏めていたと思う」

3R

選手の写真です。
山原利秀選手
 宗崎世連は赤板過ぎに先に切ると加藤健一を出させて3番手を確保。宗崎が2コーナー一気にまくると山原利秀がゴール前で差し切った。
 「4コーナーでもう一回外に振っていれば、宗崎君を残せたのに。ジジイだからこれ以上の余裕はなかった。今日で出し切った感じ。離れたらあかんとそればかりで変に力が入ってしまった。その分、宗崎君を残せなかった」
 鈴木涼介は山原を追う形で迫り2着。
 「初手から想定外でした。前受けさせられるとは思ってもいなかった。1着まで届いたと思ったから脚自体は悪くないけど、組み立てが悪いですね。自分だけのレースになってしまった」
 宗崎世連は2コーナーまくりもゴール前で僅かに失速して3着。
 「悔しいですね。あの展開で3着とは。3番手からまくって3着に沈むのは力不足です。初日からなんかずっとキツいですね。作戦通りの展開だったのに脚が溜まらない」

4R

選手の写真です。
菅田和宏選手
前受けから6番手まで下げた菅田和宏は最終ホームで一気に反撃を開始。出切ってからペースを落としていた谷元奎心を瞬く間に飲み込むと後続を千切って一人旅でゴールした。
 「谷元君がカカり切る前にいけた。タイミングが良かったと思う。もう少し踏みたいんですけどね。出切ってから脚が止まっている感じがある。終始苦しかったですね」
 谷元奎心は菅田にカマされるも踏み続けて2着に逃げ粘った。
 「今回のテーマはチャレンジャー。自分から動くことを意識している。自分が警戒されずに挑める立場なので、少しずつ勉強していきたい。今日もホームで緩めて2コーナーを目がけてスピードを上げていければと思ったら、もの凄い勢いで菅田さんが来ていて、もうくるのかと思った。その辺も経験しないとわからないですからね。最後はギリギリ2着に残れたって感じです」
 那須久幸は谷元を交し切れず3着。
 「谷元君が強い。本気で抜きに行ったのに抜けず。今回は重いですね。レースが続いているからかな。デキが良くないですね」

5R

選手の写真です。
寺沼拓摩選手
 中団まで車を下げた寺沼君拓摩は吉岡伸太郎にフタをされるが、打鐘で強引にドカす。吉岡はそのまま打鐘で叩いて先制するも番手の守安政雄が離れて天野純平が嵌る。それでも寺沼が1センターからまくり返すと前団を一気に飲み込みゴールした。
 「師匠からフタをされても下げるなと言われている。脚力で負けている相手に下げても意味がないだろうと。でも変な動きをしてしまって、後ろに迷惑をかけました。準決が一番大事と思っていたから追い込みでも何でもいいから何が何でも勝ちにいこうと。でもオッズを見てかなり売れていたから怖かったですね。決勝も気持ち一本で走りたい」
 山本恵介は2センターで吉岡に外に振られて口が空くも懸命に寺沼を追って2着キープ。
 「付いていくのが仕事だと思ったけど、ごちゃついたときはちょっと焦った。それでも自分は番手だし、なるようになるのかなと。脚を溜める余裕がなくて、振られたときについていけなかった」
 吉岡伸太郎は裸逃げになるも懸命に踏み直して3着。
 「悔しいですね。守安さんがちゃんと付いてきてくれていれば、違った展開になったと思うし、自分たちで2、3着争いができていたと思う。それでもタイムが良かったのは収穫ですね」

10R

選手の写真です。
市橋司優人選手
後ろ攻めの原口昌平が強引に叩くと番手の山田庸平が離れる。山田は打鐘過ぎに立て直して追い上げると阿竹智史も内から切り替えて番手もつれる。最終バックで山田が阿竹を斜行して落車させるとそのまま後退。すると切り替えた市橋司優人がタテへ踏み込みゴールした。
 「山田さんが失格してしまったし、素直に喜べないですね。ただタテへ踏んだだけ。ラインのおかげです。自分が番手なら山田さんのようなレースはできていない。山田さんみたいな脚を付けないと。流れは良いし、レースが続いていることでレース勘は冴えている」
 濱田浩司はバックで切り替えると市橋に迫り2着。
 「前後が変わってしまい、追い上げるにもいかなくなった。小原君と阿竹君が頑張ってくれたおかげ。前がもつれていて危ないなと思っていたし、余裕があったから外を踏んで避けられた。余裕がなかったら落車に巻き込まれていたと思う。一瞬でも内が空いたら突っ込むつもりでした。上出来ですね。今開催はもつれればいけそうな感じがする。動きが前回よりも全然良いですね」

11R

選手の写真です。
小川真太郎選手
 打鐘で竹内翼が飛び出すと津村洸次郎が空けた内を見逃さずに小川真太郎が掬って3番手の位置を確保。逃げる竹内を射程圏に置いた小川は2センターからまくり追い込み突き抜けた。
 「津村さんがしたように自分も上がっていたと思う。その考えがあったから瞬時に内にいくことができた。2コーナーで仕掛けたかったけど、津村さんと接触して自転車が壊れたかと思って、大丈夫かどうか確認するまでに時間がかかった。普通に飛び付くことができたし、竹内君のスピードはめちゃくちゃ速かったわけではないと思う。サドルの高さと角度、座る位置を変えてめちゃくちゃ良いですね」
 竹内翼は小川の強襲に屈するも2着に逃げ粘った。
 「ごちゃついてくれればと思ってあそこから仕掛けた。小川君があんなに巧く3番手を取っているのはわからず。小川君が綺麗に追い込んできましたね。最後まで踏めているし、2着に残れているから調子は良いですね」
 北村信明は小川を追うも3着まで。
 「打鐘の所の(小川の)判断はうまかった。もうちょっと早く仕掛けてほしかったけど、それでもついていくだけで精一杯。竹内君のカカりも良かったから追い込めるスピードではなかった」

12R

選手の写真です。
諸橋愛選手
 赤板過ぎに叩いた片岡迪之のラインを追った諸橋愛が2コーナー過ぎからまくって後続の追撃を振り切った。
 「あの展開なら3番手の位置で森山君の動きを見ながらって感じで、仕掛けてこないなら自分からいこうと思っていた。まくり切れれば3着までには入れるとは思っていましたね」
 打鐘過ぎに追い上げて諸橋後位を取った近藤隆司が迫って2着。
 「一周、カマシにいくつもりがダッシュがなくて、前に出切れず。ダッシュのなさが出ました。1センターぐらいから諸橋さんの背中からまくりにいくってオーラがでてました」
 新井崇博は森山智徳が不発と判断すると切り替えて3着に入った。
 「森山は打鐘の所は下げて良かった。(近藤が)どうするのか見て、そこから仕掛ければなんてことなかったと思う。もう少し巧く切り替えることができれば、後ろを連れ込めることもできたかもしれない。今日は凌いだ感じやね。大事にいき過ぎたが。2走して状態は悪くない」