山田英明が主役を務める。20年は惜しくもグランプリ出場を逃したが、ビッグレースで優出3回。年間を通して高いレベルで安定していた。21年はG1優勝、そしてグランプリ出場を目指して新たな戦いが始まる。競輪祭での悔しさをバネに、当地から再スタートを切る。強烈なまくりを主武器に、流れに応じた立ち回りで混戦を断ち切る。百戦錬磨の荒井崇博や松岡貴久が山田と連係する。
渡邉雄太は10月立川の落車から長期欠場中だ。どこまで回復しているかがポイントになりそう。調子さえ戻っていれば、好勝負が望める。同じく静岡の大石剣士は20年の後半戦から急成長を遂げた。東日本では河村雅章、永澤剛もV候補に挙げられる。
阿竹智史、桑原大志の中四国勢も強力だ。阿竹は番手戦も増えているが、タテ攻撃の威力も健在だ。桑原はいぶし銀の走りで戦歴をまとめている。
山田英明が再出発
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山田英明
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渡辺雄太