パーキンス、ドミトリエフの外国勢がシリーズを席巻する。パーキンスは2年ぶり9度目の来日。一昨年は14場所で優勝10回。大垣のG3開催を制している。自転車競技での実績は言うまでもない。今年も圧巻のパフォーマンスで勝ち星を積み上げる。ドミトリエフは2年ぶり5度目の来日。日本の競輪にしっかり順応している。前後は流動的だが、いずれにせよ最後は両者のマッチレースになりそうだ。
迎え撃つ日本勢もトップ選手がそろっている。山田英明は昨年、ビッグレースで優出3回。タイトル奪取が視界に入っている。今シリーズは外国勢を相手に力勝負を挑む。
新山響平は2月奈良記念で準Vと好走。その後も3月別府で優勝するなど破壊力抜群の攻めを披露している。外国勢が相手でも簡単にはまくらせない。成田和也、守澤太志と仕事人が後ろを固めるのも心強い。
佐々木豪も一発の魅力を秘める。好不調の落差は激しいものの、はまった時の爆発力はケタ違いだ。愛媛同士の橋本強がタッグを組む。落車や失格で流れが悪い岩津裕介はそろそろ結果がほしい。
柴崎淳は3月松山記念の落車から欠場が続いている。昨年の競輪祭は決勝で悔しい思いをしているだけに、同じ地で汚名を返上したい。伊藤裕貴は4月岸和田で優勝するなど上昇ムードだ。ここは兄弟子の柴崎の前で全力を出し切る。
中井俊亮、三谷将太の近畿勢も怖い。両者とも今年に入って優勝2回と乗れている。
外国勢がパワーで圧倒
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パーキンス
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新山響平