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桑原大志(写真)は、賞金ランクで9位。初のグランプリ出場に向けて、正念場を迎えている。
「(賞金でのグランプリ争いから)圏外になると思っていたけど、あれよあれよとここまで。人生で最後だと思うので、緊張感を楽しみたいですね。前回の防府(FI224着)の最終日に、自転車のあたりが出たかな。今回が楽しみですね。ここまでは、スピード稽古とケアをしっかりやってきました。やれることはやってきたつもりです」
桑原に前を任されたのは太田竜馬。今年のオールスターからGIに参戦すると、寛仁親王牌でも2勝をマークした。初日から重要な役を担いながら、3度目の大舞台でどんな走りを見せるか。
「(桑原に任されて)責任重大ですね。最近は1着も多いし、いい状態だと思います。ここまでは合宿をしないで、いつも通りやってきました。疲れも残っていません。(2度のGIでは好走しているが)力を出せたら、そこまでいけるという形として(結果が)残っていますね」
「穴を空けますよ」と、笑顔で話し始めたのは伊勢崎彰大。地元の千葉記念は優出を逃したが、その後のFI連続優出。いいリズムで当所を迎えた。
「千葉が終わってからはふぬけたけど。気持ちを切り替えて、ここに向けてやってきました。前回(久留米FI237着)は疲労感があったけど、疲れも抜いてきましたよ。ワクワク感があります。相手は強いけど、付け入る隙はあると思います」