直近5場所で2勝はやや物足りない吉村早耶香だが、準V2回、決勝3着3回と決勝で確定板を外していない。自力主体の競走で安定した成績を残していて、連の軸として最も信頼できるとみて中心視した。
自力攻撃の破壊力なら加瀬加奈子も引けを取らない。7月青森でVの後は、決勝は3着が最高の成績ながら直近4カ月の連対は73%が逃げてのもので、相変わらず競走は積極的だ。
位置取りの巧さなら奈良岡彩子に軍配が上がる。今年は10月末までで4勝に対し、2着は24回とやや詰めは甘いが、追い上げて好位置を取り切る競走で連対率は約4割。連の対象から外せない。
飯田風音は第120期生在所成績第2位の好素材。まだ優勝には手が届いていないものの、直近5場所は準V1回、決勝3着2回。連がらみは逃げ6割、まくり3割と積極的で、一発魅力だ。
野本怜菜は8月末に落車負傷し欠場が続いている。体調が浮沈の鍵となりそうだ。