自慢のスピードを遺憾なく発揮して好成績を残している道場晃規が優勝候補の筆頭だ。10月福井では今期4V目を飾っていて、直近4カ月の連対率は9割に迫る勢い。先行でもまくりでも力を出せるので安定感が高い。山本紳貴は10月青森の決勝で道場と連係していて、正攻法から突っ張って駆けた道場を差して優勝している。当所は直線が長いので青森の再現は大いにありそうだ。
貴志修己が同期道場との対決に闘志を燃やす。直近4カ月の連対は8割が逃げてのもので先行力は一級品。今期の優勝は7月平塚の1回だけながら112着の準Vが2回ある。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば勝ち負けに持ち込める。
照井拓成、三浦翔大と2枚の自力型を擁する北日本勢も好勝負が見込める。照井は9月函館322着、10月豊橋112着、三浦も9月大宮122着、10月函館311着と好調子を維持している。
機動力なら鈴木輝大もなかなかのレベル。前期は一息不足の場所が続いていたが、今期は7月前橋122着と好スタートを切ると、その後もほとんどの場所で決勝に乗っているし、9月函館、10月京王閣では初日特選を制した。仕掛けがツボにはまれば単も。
連対率抜群の道場晃
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道場晃規
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貴志修己