昨年12月に日本競輪選手養成所を早期卒業制度で卒業した寺崎浩平(写真)が、早くもビッグ開催のデビューを果たす。特進後はS級でFIを4V、ビッグ出場最短記録も塗り替えているだけに、注目度も高い。
「(前回の優勝した向日町は)新車だったけど、感触も良かった。タイムも出ていたので問題ない。そのあとは伊豆の方でナショナルチームで練習をしていた。ここ(平)は初めてですね」
前回の取手記念を5124着と決勝にも進出し成績をまとめた菅田壱道が、和田圭とのタッグで寺崎を迎える。
「前回の決勝はアクシデントもありましたけど、あれだけ踏まされて逃げる展開になって4着だったので悪くないですよね。もともと、4、5月くらいから調子が上がってくるので夏場は得意。寺崎君のレースは見てますけど、FIですからね。まだ記念も走っていませんし、ビッグは初めて。どう出てくるかはわからない。FIじゃ無双みたいですけど、やっぱり上は違いますからね」
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岩本俊介(写真)は、前回の高松宮記念杯では積極的な仕掛けで成績以上の動きを見せた。
「そこまでずっとまくりばかりでしたけど、もう1回先行で頑張ろうって思えたのが、去年のサマーナイト最終日に逃げて岡村潤さんとワンツーを決めたレース。まだ先行で戦えるって、まだ武器として使えるって思えたレース。そこからいい方向に向かっていると思います。今年は最終日と言わず初日からしっかり先行で戦いたいですね」
前回の佐世保FIでは2度のシンガリを喫している取鳥雄吾は、そこから中8日のローテーション。
「調子自体はそれまでもそこまで悪くなかったんですけど、前々回の玉野を優勝できて流れが変わりましたね。前回の佐世保は山田英明さんが強すぎて参考外です。悔しかったけど収穫もありました。岩津(裕介)さんは自分の脚質もすべてわかっているので、自分の力をうまく引き出してくますね」
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今期一発目の小松島で原田研太朗(写真)は、地元記念制覇とこれ以上ないスタートを切った。
「前回も太田(竜馬)の後ろに付けているので、気持ち的に余裕を持てそうですね。(決勝は)掛かっているところを番手から出て行った太田に付け切って、もし後ろからくれば自分でもどうにかしようって思えるくらいの余裕はありました。前回の小松島初日は別のフレームを試したけど、ちょっと違うかなって思って2日目から戻しました。シューズやセッティングも煮詰めて去年の暮あたりのいいころの感触がやっと戻ってきました」
前回の青森FIを221着で優勝の大槻寛徳は、初日特選で先行策を披露して2着に粘り込んだ。
「いつ以来ですかね、先行したのは。覚えてないですよ。(先行は)流れのなかでたまたまですけど、調子がいいんで自信もあった」
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前回の高松宮記念杯でGIデビューを遂げた高橋晋也(写真)は、GI初勝利を挙げたものの納得のいくシリーズではなかった。
「前回の宮杯は自分のなかでそこまで緊張している感じはなかったんですけど、どっかで自分に不安があったのかダメでした。レース中の視野も狭くて、うまく動けずにモヤモヤした感じです。目標は一番上にもっていかないとダメだとわかったので、今回は優勝するつもりできました」
山崎芳仁は、前回の取手記念で2勝をマークしたものの決勝は落車。地元ビッグの前にアクシデントに見舞われた。
「雨も降っていたので、落車の怪我はほとんどなくてすみました。前回が終わってからは雨も降っていたし、バンクには1日だけ入って練習しました。高橋とはほとんどワンツーが決まっているし、相性はいいと思います。今回は最低でも決勝って気持ちですけど、まずは初日が大事なので気を引き締めていきます」
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前々回の高松宮記念杯から自転車を換えた新山響平(写真)は、手応えをつかんで初日予選で深谷知広と激突する。
「宮杯から脇本(雄太)さんのフレームを参考にした新しいフレームに換えました。パイプの素材とかは変えずに少し大きめに作りました。大きいフレームの方がたわむ感じで乗れるので、自分に合っていると思う。この自転車を使いこなせるようになればもっと上でも戦えると思う。直前まで練習とウエートトレーニングをやっていたので疲れは多少ありますけど、練習でのタイムは悪くなかったので大丈夫だと思います」
深谷知広は前回の高松宮記念杯を連勝で締めて、いい流れでトレーニングに打ち込んだ。
「前回の3日目、最終日は展開も向きましたけど、自分のなかでもいいスピードが出せたかなって思っています。競技とのフレームの違いというより、一番はギアですね。今回もその違いにうまく対応できれば、結果もついてくると思うのでしっかりと戦いたい」
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決勝進出を逃した前回の地元、取手記念はデキも一息だった*吉澤純平(写真)が、中8日で調子は上向きの様子だ。
「取手は感触があんまり良くなかった。疲れがあってか、首の感じが良くなかった。ただ、取手の前くらいから治療にもいってたし、もうだいぶ良くなってきた」
直近の3場所でわずかに1勝の浅井康太は、同県の柴崎淳との連係で前を回る。
「前回の福井は新しいシューズを試したり、セッティングを換えてみました。でも、乗っている感じが少し狂っているなって。セッティングやモノが悪いわけじゃないとわかかったので、(体を)整えてきました。(柴崎)淳の前は確か1、2回あると思う。今回は自分が前で自力を出します」
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7車立ての小松島記念では持ち前のスピードを繰り出した河端朋之(写真)が、2勝をマークして優出も果たした。
「調子自体は全プロくらいから良かったんですけど、レースでなかなか勝てなかった。前回の1着は自信になりましたね。約1年ぶりくらいの1着なので。前回の決勝はスピードが上がり過ぎていて何もできずに終わってしまったし相手が強かった」
鈴木竜士は前回の取手記念、前々回の高松宮記念杯とワンツーを決めている森田優弥と連係する。
「森田君とは2回連係して、2回ともワンツーなので相性は抜群。2回ともまくり展開で一度も抜けてないですけど(笑)。でも、今回はメンバー的に先行になりそうな感じなので、その(先行した)時は自分が全力で(別線を)全部止めます」
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山本伸一(写真)は前回の高松宮記念杯の最終日に落車。状態はどうか。
「前回和歌山で落車した怪我は、背中の軽い擦過傷だけですね。練習も次の日からできました。フレームも無事だったので、影響なく戦えると思います。前回の初日は展開も良かったですけど、車の出も良かったですね。開催が中止になっていた期間に室内での練習を多めにしたのが良かったですね」
高松宮記念杯の2日目に落車に見舞われた*松井宏祐は、途中欠場を余儀なくされた。
「前回の落車したあとはさすがに4日間くらいは、練習ができなかったんですけど。そのあとはしっかり乗れて、全力でモガけた。練習のパワーの数値は落車前よりも上がっていたので戦える状態だと思います」
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昨年のグランプリ以来の競輪となった前回の高松宮記念杯では4連勝の完全Vを遂げた脇本雄太(写真)に、ビッグ連覇の期待がかかる。
「(高松宮記念杯は)自分のなかで、緊張感をもって走れたかなと思います。そのあとは伊豆の方に戻って、ナショナルチームのいつもの練習メニューをやってって感じです。(平は)直線が長いんですけども、それだけみんなの仕掛けが遅くなって、主導権を握りやすいのかなっていう印象はあります」
昨年の試行錯誤を経て手応えをつかんだ平原康多は、前回の取手記念でも上々の動きを見せた。
「前々回の宮杯からフレームを換えました。悪くはないですけどまだまだって感じですね。ワッキー(脇本)は会うたびに強くなるし、常に新しいことに取り組んでいる。こっちが少し追いついたかなって思っても、また引き離される。それの繰り返しですよね。でも、本当に勉強になりますよ。こっちもトレーニングしていて楽しい。負けたくないんでね」
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前々回の防府の準Vで連勝がストップした高木真備(写真)だが、富山ではきっちりと立て直し完全優勝。
「優勝できなかった防府での反省点を生かして(富山を)優勝できた。調子もずっといいままなので、(今回も)楽しみです。思い切った仕掛けで力を出し切りたい」
前々回は当所で優勝を飾っている石井寛子は上昇ムード。
「(3場所前の)大宮からかなり仕上がったかなと。その前は調子を落としてました。ここまでは順調にこられた。(平は)走りやすいイメージだけど、風が強いので気をつけたい」
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ナショナルチームでの活動で前回の6月松山が今年最初の実戦だった小林優香だが、その松山を3連勝し好ムード。
「(松山は)久しぶりの国内の実戦だったけど、このサマーナイトフェスティバルを迎えるのには良かった。とくにここに向けての調整はしてなくて、ハードなトレーニングをしてきた。(3度優勝しているガールズケイリンフェスティバルは)相性がいいと思うので、しっかりと勝つために走りたい」
7月にナショナルチームの仲間入りをした梅川風子(写真)は、まだトレーニングと競走のリズムをつかめていない様子。
「(ナショナルチームに)入ったばっかりで、慣れている最中ですね。練習はしてきたけど、ここに合わせるっていう感じでなかった。(前回は)感触も良かったんで、いつも通りで大丈夫かなと」
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現在22連勝中の児玉碧衣(写真)は、ここで3連勝なら梶田舞が持つ連勝記録24を抜いて記録を塗り替える。
「ガールズケイリンフェスティバルを獲ってないので、まずそこですね。連勝を意識するとレースが小さくなってしまうので、あんまり意識しないでと思ってます。雨がひどくてバンクでの練習はなかなかできなかった。でも、室内での練習は、調子が悪いとこなせないメニューを楽にこなせたのでいいと思います」
昨年はまくりで児玉をやぶって優勝の石井貴子に、ガールズケイリンフェスティバル連覇がかかっている。
「去年は結果が良かったけど、それまでは予選落ちしていたんで、気持ちを集中して走りたい。(平は)普段はお客さんも多くて盛り上がるバンクなので、いい印象があるので頑張りたい」
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