前回の松戸FIの2日目には逃げ切りで白星を挙げている伊原克彦(写真)が、地元トリオとオープニングでぶつかる。
「感触自体は悪くないけど、人の後ろに付いた時の自分の判断が難しい。そこが課題ですね。(前回からは)普通に地元で練習してました。室内だったけど問題はない」
9月の岐阜FIから白星が遠ざかっている鷲田佳史だが、前回の奈良FIでも432着。成績はまとまっている。
「今月に入ってから感触が良くなりました。10月が本当に悪くて、11月1日から練習を変えた。それが早く(効果として)出たのかと」
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平塚が舞台だった01年、一度目のグランプリを制した伏見俊昭(写真)が思い出のバンクを振り返る。
「2001年だったんで、もう19年前ですかね。もちろんここはいいイメージだし、走りやすい。(前回からも)普通に練習をしていつも通りの感じだと思います」
師匠の武田豊樹とセットの小原唯志が、手応えをつかんでいる。
「最近はバックの数も増えているし、点数も上がってきているんで、いいと思います。師匠の武田さんといい練習ができました。自分は7車よりも9車の方が好きですね」
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前回の川崎FIは最終日に自転車を戻して勝ち星を挙げた宿口陽一(写真)が、今回は新しいシューズを投入する。
「(新しいシューズで)練習ではやっていたんで感触が良かった。前回の川崎は新車でいったけど、あんまり良くなくて最終日に(戻して)いつもので走った。今回もそれですね」
レインボーカップファイナルで特進した佐藤一伸の番手になった鹿内翔のシャープな差し脚には注意したい。
「前回(高松)は久々に軽く感じて、着をまとめられました。その前の松戸は重かったんですけどね。今は冬期移動先の競輪学校で坂本(貴史)君や(渡辺)一成さん、守澤(太志)君たちといい練習ができているので、その成果がやっと出てきた感じですね」
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前回の平FIが473着と一息だった坂本貴史(写真)だが、成績以上に手応えをつかんでいるようだ。
「調子自体もそこまで悪くはない。動けていたし、それほど気にはしてません。グランプリに出る守澤(太志)さんとかといい練習ができました」
柏野智典は競輪祭、別府記念、佐世保記念とグレードレースでコンスタントに勝ち星を挙げている。
「前回は感触があまり良くなかったので、競輪祭で使っていたものに(自転車を)戻します。練習の感じとしては、ここまで順調でした」
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このメンバーでは先行力で一枚上の存在の大石剣士(写真)が、地元の佐藤龍二、石毛克幸を連れて積極的な仕掛けを見せてくれそうだ。
「(前回の高松の)前検日はかなり悪い感じだったけど、日を追うごとに良くなっていった。そこから中3日だったんで、次の日に追い込んで練習をしてあとの2日間は休んだ感じです」
福岡のベテラン加倉正義は、来年の5月にいよいよ50歳を迎える。中3日でしっかりとケアをしてきた。
「前回はそこそこ感じは良かったですけど、展開が向いてくれたのが大きいですね。今回は中3日でバタバタしましたけど、ケアをして疲れを残さないように」
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岐阜コンビは川口聖二(写真)が前でタッグを組む。川口は前回の松戸GIIIから約2週間のローテーション。
「(前回は)最近では一番感触が良かったかもしれない。そのあともしっかり練習をしてきました。(不破将登とは)何度か連係がある。僕が前でやります」
11月の福井、12月の西武園とFIを連続優勝の不破将登は、続く佐世保記念を2154着。
「前回は感じ良く走れていたので、悪くはないですね。今年は前半が良くなかったんですけど、後半から自転車の違和感がなくなってきてレースに集中できるようになったのが大きい。いろいろとかみ合ってきた感じです」
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単騎だった08年の平塚グランプリで優勝を遂げた井上昌己(写真)は、前回の地元、佐世保記念を1352着。
「(前回は)そんなに悪くなかった。そのあともいつも通りに練習をやってきました。状態は普通です。(グランプリを制したのは)もう何年前でしたかね」
ようやく復調ムードの福田知也は、地元シリーズが今年の最終場所。
「(前回は)自分的にはだいぶ良かった。(最終日に)1着も取れたし、練習の感じはほぼほぼ戻っている。成績以上に自分の感触はいい」
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前回の松戸FIでも初日予選、準決を連勝。競輪祭でのGI初優出のあとも鈴木庸之(写真)が、高いレベルで安定をしている。
「(前々回の)伊東の感じが良くなかったんですけど、(前回は)ペダリングとか戻っている感じがあった。今年は(GIとか)いろいろ決勝に乗せてもらったおかげで、だいぶ見えてきたものがあった。あとはそこを煮詰めていければ」
海老根恵太は追加配分だった前回の地元、松戸GIIIの1635着から約2週間。状態はどうか。
「(松戸は)追加だったんですけど、ケアとかがあまりできてないわりにそこそこ走れたかなと。冬場なんで練習でもそんなにタイムは出ないけど、(感じは)そんなに悪くない」
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前回の奈良FIでは3日間主導権を握って121着で優勝を飾った寺崎浩平(写真)が、予選のトリを務める。
「(決勝は)展開も良かったけど、しっかりと1周半前に切って駆けられた。少しは自信なった。今年は(GIで)準決止まりだったんで、(来年は)決勝に乗れるように。自分は寒いのが苦手なんで、(平塚は)奈良よりも暖かそうなのでいいですね」
前回の松戸GIIIで決勝までコマを進めた近藤龍徳だが、慎重なコメントに終始する。
「(前回は)まったく良くない。なぜ決勝に乗れたのっていうくらいですね。そこからも変わらずで上積みはないと思います。寺崎君が強いので、しっかりと付いていきたい」
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前回の佐世保記念を8111着。2日目からは3連勝の吉田拓矢(写真)が、デビュー6年目で記念初制覇を飾った。
「(記念優勝は)1つの目標だったので、そこが達成できてうれしい。ただ、GIを目標としているので、通過点とは思っている。(佐世保が)終わってから2日後くらいに追加が来て、走りたいと思ったんで受けました」
柴崎淳は9月の共同通信社杯の落車で長期欠場を強いられて、今シリーズが3カ月以上ぶりの実戦。
「落車で第一腰椎を骨折しました。この部位は位置的に何もできないようなので自然治癒を待つ感じでした。でも、意外に動けたので入院はそんなにしなかったですね。最初は苦しかったですけど思ったよりも回復が早くて、ゴーサインが出たので。競輪祭のあとから練習を始めて3、4週間は練習できました。でも、バンクが改修で使えなかったので街道でした。久々の実戦なので感覚的な部分も鈍っていると思いますし、以前とは体がまったく違うと思う。体重は6キロくらい増えました。自信よりも不安の方が大きいですね」
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昨年、史上初のガールズグランプリ連覇を遂げた児玉碧衣(写真)が、再びこの大舞台に戻ってきた。3連覇で新たな輪史の扉を開く。
「(今年を振り返って)総合的に自分で自分を褒めてあげたいなっていう成績でした。1月のコレクショントライアルのときに7着を取ったことでプレッシャーから解放されたというか、自分で勝たなきゃいけないと思い込むことがなくなったのがこういう成績につがったのかなと思います。もちろん、3連覇したいって気持ちは強くあるんですけど、そこを考え過ぎると消極的なレースになって何もできずに終わるパターンが多い。だから、まずは自分の力を出し切ることだけを考えたい。そこに3連覇という結果がついてきたらなと思います」
2年連続のグランプリ準Vの石井貴子は、“出げいこ”で平塚バンクの感触も確かめて大一番に臨む。
「(ガールズグランプリトライアルのあとは)まとまった期間、約1カ月のトレーニング期間をいただけるのは一年の中でもこの時期だけ。キツいトレーニングや重たい環境でもしっかり踏めるようにしっかりやってきた。平塚にもお邪魔して何回か練習させていただいたし、計画的にやって来られた。4番車という車番は非常にやりやすいなという風に感じています」
≪2日目11R「ヤンググランプリ2020(GII)」≫
今年は競輪祭でGI優出。大きく成長した松井宏佑が、昨年の忘れ物を地元で獲りにきた。
「(競輪祭で決勝に乗って)もっと漢字の方の競輪も好きになったというか、面白かったです。競技も競輪も両方大事です。競輪祭に乗ってからも、この1年を振り返ってみてもいい流れで来てるかなという感じです。(平塚は)最近はナショナルチームの方でずっと練習してるので、あまりこちらでは走っていないんですけど。競輪学校に入る前とかもずっとお世話になったバンクなので1着を取って恩返ししたい気持ちでいます。去年、単騎で全然積極的に行けなかったので、今年はホームバンクということもありますし、しっかり力を出し切るようなレースをして優勝を目指したいと思います」
今年はGIに3度の出場。オールスター、仁親王牌では白星も挙げている坂井洋のスピードは脅威だ。
「 (前回からは)いつも通り練習しました。順調に来ていると思います。(平塚バンクは)相性はいいと思います。自分は自力と決めていたし、(小林)泰正が付いてくれるので、2人で一発狙ってワンツーを決められるようにしたいです」
≪最終日11レース「KEIRINグランプリ2020(GP)」≫
8年連続11回目、9人のなかでは最多出場となる平原康多が、グランプリ初制覇に脇本雄太後位を選択した。
「脇本君と連係するかはしないかは、本当にギリギリまで迷いました。今の脇本は世界の1、2を争う選手。もちろん前から強かったですけど、このタイミングでしか地区を超えて付きたいとは思わなかったかもしれない。ちょうどお互いに単騎でしたし、自分たちの連係を見てみたいって言うファンの声も聞こえてきて、それが後押しになった。チャンスがある位置ですけど、付けるのは初めてですからね。正直なところ、まだイメージは見えてこない。でも、何度もやられてきた脇本の強さを味方として味わってみたい。結果を考えず邪念を捨てて、脇本君の強さを楽しみたい」
郡司浩平とともにこの一年を歩んできた和田健太郎は、迷うことなく今年最後の大勝負も郡司に委ねる。
「(競輪祭のあと松戸GIIIを)走って良かったところもある。お客さんの期待には応えきれなかったけど、普段味わえない緊張感もあった。(地元の南関地区のグランプリを)郡司一人にしなくて良かった。自分が出られるのは9割以上、ほぼ郡司の頑張りですから」
獲得賞金でグランプリ最後の椅子に滑り込んだ*守澤太志は、北日本ラインを固める。
「今年の1年はあれよあれよで来た感じです。でも、1年間しっかりと走れた。(競輪祭は)いままで体験したことのない緊張感があった。すごい貴重な体験でした。(グランプリは最終)4コーナーからが僕の勝負。最後の突っ込みを(お客さんには)見て欲しいです」
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