前々回の小田原FIを79欠、続く取手FIを342着と近況いまひとつ波に乗れない山田涼(写真)が、地元地区の記念のオープニングに気持ちを入れる。
「自分のレースができれば、まあまあいいところまでいけると思う。やることは変わらないので、頑張りますとして言えないですね。(小田原では)先行しても無理して踏んじゃってて、体のバランスが崩れてた。そこから本調子とはいえないけど、しっかり休んで立て直した」
前回の前橋FIの初日にまくりで今期初白星を挙げた小川賢人のデキが引き続き良さそうだ。
「(前々回の)青森から(福岡には)帰ってない。(追加は)早い段階からきてたし、前橋でもしっかり動けてた。だいぶ動きが良くなってるんで、今の状態だったら(7月に山田と対戦して逃げ切られた)富山の時と同じような展開だったら(まくり切って)いけるかなっていうのがある」
//= nl2br($race['content']) ?>
戦法の幅を広げている窓場千加頼は、コンスタントに勝ち星を挙げているものの自己ジャッジは厳しい。
「自分ではあんまり良くないと。どっちつかず。もっと自力に寄せた方がいいのか、しっかりと位置を取って何ごとにも対応できるようにっていうのか…。目標は古性優作さんみたいに、自分が目指すところは。初日は三谷(将太)さんが付いてくれるんで、先行も考えてやってきたい」
小原太樹は地区プロに向けての練習から、“競輪”仕様に切り替えてトレーニングをこなした。
「(地区プロのために)長い距離、持久系の練習ばっかりだったけど、地区プロのあとも日にちがあった。すぐは感じが悪かったけど、そのあとはちゃんと仕上げた。そうしないと意味がないですから」
前回の弥彦FIを217着の山内卓也は感触をつかんで、地元の伊藤稔真とタッグを組む。
「(伊藤は)あんまり空回りしないように、(伊藤の)地元だから見せ場はつくりたいですね。自分はボチボチ。良かったり悪かったりですけど、だいぶ良くなってきた」
今シリーズは中9日も近況はタイトなローテーションの海老根恵太が、今年前半の分も取り返したい。
「今年は怪我をしてあんまり走ってなかった。だから追加を走ったりしてる。とりあえずやれることはやっている。ただ、今のトップクラスとあたったらまだまだっていう感じですね」
9月平塚FIでの優勝を皮切りに吉本卓仁は、4場所連続でFIを優出している。久々の記念でも期待は膨らむ。
「徐々に良くなっているし、今はやっていることをしっかり続けていくだけ。もうちょっと欲しいところもありますけどね。ナイターだからいいけど、記念で前の方のレースを走るんで緊張します」
前回の別府FIを844着の藤田大輔は、セッティング変更で本来の感触を取り戻したい。
「(前々回)松山の2日目からハンドル周りを変えていて、実戦でも良さそうだったんですよね。もっと煮詰めないとっていうのもあって、今回は元のセッティングに戻します」
金子幸央は、怪我明けだった前回の広島FIの982着から大きな上積みが見込めそうだ。
「(落車の怪我は)肩甲骨にヒビが入ったりして、肩が上がらなかった。筋肉の損傷とかもあって。自分にとっては初めての大怪我だったんで、競走で痛かったら嫌だなっていうのがあった。でも、広島は意外と走れたし、最終日あたりはもう大丈夫だと。だから、帰ってから確信をもって練習ができた。楽しみです」
「うまくまとまっている」と、近況を振り返った渡辺十夢は、前回の京王閣記念が1453着。
「とくべつにいいっていうわけじゃないけど、悪くもない。ずぬけていいってのがないんで残念ではあるけど、変わらず反応がいい。安定はしていると思います」
河村雅章(写真)は前回の地元、京王閣記念を1224着。連日動きの良さが光り、決勝での伸びも目を引いた。
「(京王閣記念の)決勝は気持ちだけでした。決勝に乗れたし、いい刺激になった。そのあとはさすがに疲れもあった。ただ、ここまでは結構時間もあった。初日は兄デシ(岡田征陽)と一緒なんで緊張しますね」
弟の稔真と初めてシリーズ同配分の伊藤裕貴は、ホームバンクだけに自然と気持ちも乗ってきている。
「とくべつなことはしてないけど、しっかりここに向けてやってきたつもりです。(最近の)着はそれほどでも。しっかり気持ちを入れて走ります。セッティングとかいろいろやってきて、それもいい方に出ていると思います」
//= nl2br($race['content']) ?>
白星が遠ざかっている近況だが、稲垣裕之(写真)は納得の状態のようだ。
「いい状態で練習ができているし、感触も悪くない。セッティングもだんだんとなじんできているし、同じ方向でこうした方がいいっていうのもある。いつでも自力で先行でも勝負できる脚は維持しつつ。人の後ろを回る機会が増えたんで、なんでもできるようにっていうところです」
前回、地元の青森FIを495着の木村弘は、そこから中2日。
「(青森は)成績につながらなかったけど、やることはやったんで納得はしています。青森はバンクが重たくて、(スピードが)上りきらなかったところがある。だから、ここ(四日市)の方がいいと思います」
//= nl2br($race['content']) ?>
伏見俊昭(写真)は、前回の京王閣記念を2714着。3日目の勝ち星で通算500勝を記録を達成した。
「(500勝まであと1勝で)やっぱり1着取らないとっていうプレッシャーもあったんで、(今回は)ちょっと楽に走らせてもらいます(笑)。肩の荷が下りました。初日は(小松崎)大地がいるし、最高ですね。長い道のりですけど、600勝目指してコツコツ頑張ります」
前々回の寛仁親王牌で決勝に進出した小松崎大地は、前回の青森FIで優勝と好リズム。
「毎回、調子がいいわけじゃないけど、しっかりレースの流れに乗れたっていうのはある。(初日は)しっかりとレースの流れをつくって、チャンスを逃さないように。そこを意識して走ります」
//= nl2br($race['content']) ?>
前回の松山FIで431着の松本貴治は、地元でS級優勝を遂げて弾みをつけた。
「(地元優勝は)ホッとしました。そのあとは地区プロとかもあったけど、いつも通りですね。疲れもあるわけじゃない」
9月函館FI、高知FIで連続落車に見舞われた阿部拓真は、10月を休養に充てておよそ1カ月半ぶりの実戦。
「高知も無理して走ったところもあった。そこで落車をしたんで、長めに休みました。打撲とかでバランスも崩れていた。あとは徐々に走りながらですね。休みの前半は(怪我を)治すことに集中して、そこから練習はできました」
坂口晃輔(写真)は、寛仁親王牌から3週間空いてホームバンクの記念を迎える。
「計画通りにしっかりやれたんで、練習での手応えもある。(今年の)前半は流れが悪かったけど、それでもあるていど点数をキープはできていた。自分はこの地元記念を足がかりにしたい」
近況は位置取りも含めて、まくり、先行で戦いの幅を広げてる石塚輪太郎が、地元コンビに託された。
「(初日は)地元の前なんで迷惑を掛けないように。(位置を取ったりもしているが)もちろん先行が一番、勝てる走りだと思ったらそうするし、構えないでタイミングがあったらしっかり仕掛けるようにしている」
//= nl2br($race['content']) ?>
2度の記念を含めて初日は5連勝中の嵯峨昇喜郎(写真)は、最終日の決勝を見据える。
「記念は準決が壁になってますね。1つずつていねいにやっていかないといけないけど。(ここまでは)準決はビビッて出し切れていない。だから、今回は出し切れるように。目標は決勝です」
西岡拓朗は、前回の地元、広島FIを813着。
「(8月の落車で)鎖骨骨折をしてからすぐに手術をした。治してから練習したんで大丈夫ですね。今回も変わらずにいいと思います。コケる前が良かったんで、そこに戻せるようにやっています」
//= nl2br($race['content']) ?>
ホームバンクの四日市では4度の記念Vを誇る浅井康太(写真)は、前検日もリラックスムードで取材陣に答える。
「(一緒のグループの)若い子たちは刺激しあって、負けず嫌いを出して欲しい。ただ、勝ちたい、勝ちたいでレースが小さくなってもダメですけどね。自分は(10月に)事故点があったりして、そこら辺を気をつけながらでした。11月になってそこをあまり気にしないでいいのは大きい。(柴崎)淳も仕上がってるし、(初日)1着取れるチャンスはあると思う」
前回の京王閣では自転車を換えて1333着の平原康多が、中2週間で上向きの様子だ。
「(京王閣は)その前の前橋の時より全然良かった。でも、自転車を戻すのにかなり練習もしたんで、いい部分もあったけど、疲れてたところもあった。今回は試したいこと試せたんで、上積めていると思う。毎年言われるけど、(グランプリ出場の)賞金はそんなに気にしてない。GIを優勝することを目標にやっているんで、開き直ってはいます」
//= nl2br($race['content']) ?>