オープニングレースに登場するのは松本秀之介(写真)。前回の12月静岡では結果を残せなかった1R1番車だが、今度こそ期待に応えてみせよう。
「正月はゆっくりして、その後は久留米で3日くらいから練習をさせてもらいました。スピードはそこまで出なかったけど、調子的には悪くないと思います。ヤンググランプリで同期の走りを見て、今年は自分があの舞台に立ちたいと思った。静岡では1R1番車で不甲斐ない競走をしてしまったので、その分も頑張りたい」
染谷幸喜は1月1日、2日の日程で行われたPIST6に参加。競輪は今節が今年の走り初めとなる。
「PIST6を走ってから、少し練習してきました。年始は雪もあって、しっかりした練習はそこまでできなかったけど、やれることはやってきました。最初は7車立ての方が力を発揮しやすいかなと思っていたけど、最近は9車の方が自分に流れが向くことが多い。バック数に対して逃げの決まり手が少ないので、今年はしっかり逃げ切って勝てるようにしたい」
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地元のトップバッターを務めるのは石塚輪太郎だ。久し振りの地元記念に、気合十分で挑む。
「前回(1月高松)は腰痛が出て、大事をとって欠場しました。練習はしっかりできたし大丈夫。地元記念は5年振りに走らせてもらえるので、気持ちは入っています。優勝を獲るのが最大の目標ですけど、予選から丁寧に走りたい。地元は勝ち上がってこそだと思っているので。番手戦自体はちょいちょいあるんですけど、(張野)幸聖とは初めて。まずは連結を外さないことだけ考えます」
張野幸聖は半年間のA級戦を走って今期からS級に復帰。一回り大きくなった姿を地元ファンの前で披露する。
「石塚さんに付いてもらうのは初めてです。地元記念だし、緊張感はありますね。地元記念は去年走らせてもらいました。まだS級に上がりたてのころだったし、その時よりは変われていると思う。練習もしっかりできたし、去年よりもいい成績を残したい」
朝倉智仁(写真)は今年最初の競輪競走に挑む。後ろには同県の武田豊樹が付くだけに、初戦から緊張感を漂わせている。
「1月1日からPIST6の追加が入って、それを走ったから気持ちを切らさずに来れた。ここ(和歌山記念)に向けて練習していた時にPIST6の追加が来て、直前は少し休みを入れました。偉大な茨城の先輩が付いて下さるので、しっかり自分の力を発揮したい。初日はまずは力を出し切る事が目標です」
武田豊樹は12月伊東記念で2勝、続く佐世保記念は準決進出と徐々にではあるが復調の兆しが見えている。思い入れのある当地で、今年の戦いをスタートさせる。
「ここまではいつも通り、生活の一部的に練習をしてきた。マイペースで練習してきましたよ。(和歌山記念は)ありがたいことに何年も呼んでもらっているし、今年も呼んでもらえて嬉しいです。朝倉君とは久しぶりですね。連係自体は2回くらいある。同県の若い子と連係できるのは嬉しいですよ」
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島川将貴は昨年の最終戦から中7日での参戦。直前はケアに重点を置き、疲労の回復を図ったようだ。
「(12月)久留米が終わって、けっこう体がしんどかったので、体の様子を見ながら練習してきました。だいぶ良くなったし、状態はいつもと変わらないと思います。和歌山は風が強いとよく聞くけど、小松島も風は強いし、気にならないと思います。地元の南(潤)君が強いので、考えて走りたいですね」
南潤にとってはこれが4度目の地元記念。持ち味の積極的なスタイルは崩さず、集中力を研ぎ澄ませて臨む。
「バンクでずっと練習していました。期間は短かったんですけど、調整も入れつつやってきました。調整は間に合っていると思う。一戦一戦集中して、主導権を取って頑張りたい」
地元屈指の機動型である稲毛健太だが、ここは話し合いの末に同地区の高田修汰に前を任せることになった。
「しっかり練習してきて、調子もいい感じになってきました。なので今回は楽しみです。目標は決勝まで上がることですね。目標がいる時は、極力付けるようにしているんです。なので、高田君に任せていきます」
点数最上位は野田源一。追加で走った1月高松は一息入ったが、そこからの立て直しはどうか。
「前回は脚自体は悪くなかったけど、噛み合わなかったですね。1日休みを入れて、そのあと練習しました。練習の感触はそこまで悪くなかったし、今節が新年一発目と思って頑張りたい。ここは正規のあっせんなので仕切り直しです」
中西大(写真)も地元期待の機動型の一人。着実に戦うステージを上げて、今期からは1班に返り咲いた。
「伊東記念から佐世保記念の間に、ハンドルとステムを変えて、そこから色々と試しながらここに向けてやってきました。前回(1月高松)のレースも試しながらでしたけど、もうこれ以上は自転車じゃなくて、自分の問題です。昨年1年間はそれなりに走れたし、賞金も今までで1番多く稼げた。あとは力を出し切るだけ。ミスを少なくしたいですね」
その中西の番手を回るのは南修二。競輪祭以降、突然の1カ月以上の欠場をこう説明した。
「練習中に故障しました。肉離れで休んでいました。直前はしっかり練習できたので間に合ったかなとは思っていますけど、走ってみないと分からない部分はありますね」
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嘉永泰斗の昨年は、地元記念を制するなど飛躍の一年となった。今年はさらに戦うステージを上げるべく、レベルアップを誓った。
「前回の岸和田は疲れがあったので、疲れを取ってから3日くらい練習しました。和歌山は初めてなので、指定練習で乗ってみないとなんとも言えないですね。でも、風が強いとか、重いとかは聞いています。自分は風とかは気にならないですね。今年はFIとか記念だけじゃなくて、GIIや、GIでも活躍できる様に頑張りたい」
嘉永を目標に指名したのは岩津裕介。腰痛の影響で昨年終盤は調子を落としたが、底は脱したようだ。
「前回は腰痛で欠場です。完全には直っていないけど、徐々によくなっています。9月の動けないくらいひどかった時期とは違います。若干違和感はあるけど大丈夫。走る分には問題ないです。嘉永君とは初連係ですけど、レースは見ているし、対戦も多いので」
1月1日からのPIST6を優勝した根田空史(写真)は勢いに乗っている。フレームチェンジを試み、それがハマれば今節は上位陣に食い込んできてもおかしくない。
「(PIST6は)地元勢が優勝できてなかったので、その1人目になれてよかったです。そのあとは松戸バンクに入って競輪用のフレームに乗って練習してきました。今回はフレームを変えます。新車ではないけど、ここ(和歌山)のFIで優勝したフレームです」
吉田茂生は初日5連勝中と安定感抜群の成績。相手は強力だが、今のデキなら一発があってもおかしくない。
「練習はいつも通り、街道でやってきました。(初日の連勝は)展開もあるので、そこまで気にしていない。けど、前期の前半は成績がよくなかったし、そこに比べれば調子が戻ってきた感じはあります。練習量も増えてきました。冬場の風は苦手なんですけど、チャンスのあるところで狙っていきたいです」
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小松崎大地は、今節は予選スタート。このクラスなら実績で断然リードしているだけに、負けられないところだろう。
「前回(1月宇都宮)は体の感じは悪くなかったけど、着がよくなくて反省点があった。反省点だったり、修正点だったりを自分なりに見つめ直してきました。短い期間だったけど、ここはもともと決まっていたあっせんだったので、計画的に練習はできましたよ」
永澤剛が小松崎をマークする。絶好の番組だが、過密日程に口を突いて出るのは弱気な言葉が多かった。
「前回は流れが悪かったですね。中2日、中2日、中4日で来ているので、練習があまりできていない。しっかり練習できたのは1日くらいですかね。連戦で体はきついです。和歌山はあまり来たことがないので印象はないですね」
寺崎浩平(写真)は昨年末のヤンググランプリで3着。いつもと変わらず、直前もナショナルチームでトレーニングに励んでいたようだ。
「ヤンググランプリは展開をモノにできず、ホームで9番手から3着には入れたけど、いい内容ではなかった。ずっと調整なしですし、疲労はピークですね。なので、前検日にしっかり休みたいです。和歌山は軽いイメージもないし、風も強いけど、力を出し切る競走をしたい」
椎木尾拓哉は今年初戦の1月岸和田で失格と、いい流れとは言えないが、地元のここはそうは言っていられない。連係実績ある寺崎の番手でまずは勝ち上がりを目指す。
「前回から1日休んで、ここに向けてやってきました。調整はできたと思います。まずは一戦一戦、力を出し切って、その結果がよければ決勝にも上がれると思う。まずは寺崎君にしっかり付いていくことを目標にしたい」
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吉田有希(写真)は輪界期待の超新星。11月平塚からFI戦を3連続優勝と規格外の成績を残している。初のグレードレースでも、大暴れしてくれるに違いない。
「元旦から競輪場に行って、ウエイトや、ワットバイクで練習していました。バンクでも練習して、寒すぎてそこまでタイムは出なかったけど、悪くないと思います。今回はしっかりと自力を出して、安全に走れるように。寒くて風も強いと聞いているけど、それは他の選手も一緒だし、うまく利用したい。自分の持ち味を出せる様に頑張りたい」
神山拓弥は吉田と二度目の連係。第一線で活躍する神山も、吉田の素質には舌を巻く。
「(吉田は)一言で言うとめちゃくちゃ強い。今までいろんな人に付いてきたけど、正直言って一番強いかもしれない。これからもっと強くなれば、(吉田)拓矢以上になるかもしれない。自分は普段と変わらず、日にちはなかったけど、やれることはしっかりやってきた。食らい付いていきたいですね。吉田君を差せれば自信にもなると思う」
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古性優作(写真)が、グランプリ王者としての1年をここからスタートさせる。グランプリを獲っても、変わることなく、本人はいつも通りを強調した。
「(グランプリは)村上(義弘)さんをイメージしていきました。終わってみれば、作戦がハマったんだと思います。グランプリを獲った実感とかはなくて、普通ですよ。練習はいつも通り、しっかりやってきました。状態はいいと思う。セッティングも変えてません。今年は安定した成績を一年間残していきたい」
郡司浩平は3着だったグランプリを振り返り、気持ちも新たに新年の戦いに挑む。
「グランプリはイメージ通りのレースだったんですけど、道中でもっと余裕があれば、なんとかなったと思う。年明けは1日と2日はゆっくりして、体も気持ちも一からやろうって気になりました。今年は一走、一走力を出すことと、一回でも多く優勝をしたいと思っています。GIでも、記念でも、まずは優勝。取りこぼさないようにしたい」
S班として3年目を迎える松浦悠士は、今年の大きな目標を掲げた。
「正月は1日にガツっと練習をやって、2、3、4は休んで、それからまた練習しました。状態はかなりいいですね。グランプリで仕上がったそのままの状態で来れたと思います。今年の目標は賞金王です。賞金王はグランプリを勝たないといけないし、去年のグランプリは今でも悔しい。その悔しさを忘れないようにして、グランプリをまた戦いたい」
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