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うつのみや競輪

UTSUNOMIYA KEIRIN

24#

検車場レポート

  • 5/20 Wed.  (前検日)
  • 5/21 Thu.  (1日目)
  • 5/22 Fri.  (2日目)
  • 5/23 Sat.  (3日目)

1R

選手の写真です。
堀内俊介選手
 堀内俊介(写真)は予想外のオープニングレース抜てきに驚きを隠せない。
 「オープニングだとは思ってなかった。レースも久しぶりだし、緊張しますね。(走り慣れない)500バンクっていうのもあるし。バンクは使えるし、街道にも行ったり。実戦とはまた違う部分はあるけど、試しながら色々できた。まずは、しっかり出し切るレースがしたい」
 小原太樹は「バンクが使えるのはいいけど、ジムが使えないのがね。ウエイトとかできないので。(昨年11月四日市記念の落車から1月平記念で復帰して)やっとレース勘が戻ってきたなと思ったところで、開催中止が続いてしまった」と不安を口にするが、このレースでは点数最上位の存在。しっかりと人気に応えたいところだ。

2R

 椎木尾拓哉は5月名古屋を走ったばかり。準決勝は売り出し中の寺崎浩平の仕掛けに8分の1輪まで迫っていた。
 「決勝はちょっとアレだけど、そんなに悪くなかった。レース勘も特に問題ないですね。それまで開催中止が続いたけど、4月1日に鎖骨と足首のボルトを抜いたりできたし、逆に良かったかな。練習の感じはだいぶ良くなってます」
 雨谷一樹、江連和洋が地元勢のトップバッターとなる。
 「一度、競走に参加すると2週間ぐらいは空けないといけないので、ナショナルチームには戻ってない。でもメニューは送られてきてるので、やる場所が変わっただけでやることは同じ。ここまでも調整なしです。地元も4、5年走ってないので、頑張るだけですね」

3R

 昨年の夏場からワットバイクを使った練習をメインにしている鈴木裕は地元のバンクが使えなくなっている影響はないようだ。
 「そこに左右されないのは良かったです。練習は普通にできてるので、あとはレースの感覚。ずっと練習メニューは変わらないし、数値も上がってきてるので。あとはレースで何でもできるようにしたい」
 今年は年頭の平から3カ月連続で落車していた嵯峨昇喜郎にとって、開催中止によって空いた2カ月近い時間は大きかった。
 「今年は落車が続いてたし、リセットというか切り替えができた。(レースを)走ってないので自分の感じがどうかはわからないけど、練習の感じは落車前、去年とかと変わらないくらいはあると思う。500バンクはチャレンジでしか走ってないので、そういうところもありますね」

4R

 ここは山田諒という好目標を得た志智俊夫が人気を集める。
 「山田君とは初めてです。でも練習とかは一緒にしたりするので。ここまでは練習しかしてない感じ。時間があったので練習はできました。前回(3月ウィナーズカップ)の落車でフレームが壊れたし、フレームを換えたりとか試す時間はあった。自転車は全然大丈夫です。今回はそれを試したくて来ました」
 山田諒は4月高知記念から1カ月半の時間があったが、春先に崩れたバランスを取り戻すまでには至らなかったという。
 「ここまでしっかりやって来たつもりです。でもジムとかに行けなくなって、ウエイトができなくなった。練習は自転車ばかりになってるんで、練習も微妙ですね。戻っては来てるけど、う~んって感じ。立て直した感じではない。維持って感じですかね。ここで強くなれればと思ってたけど、そこまでの変化はなかった」

5R

選手の写真です。
長島大介選手
 ダービーは中止になってしまったが、長島大介(写真)には地元記念がある。4月武雄記念から中23日、空いた時間でやれることはやってきた。
 「制限はかかってるけど、武雄を走ったあとは練習しかなかったので。今はバンクを使えるのも2日に1回。偶数期、奇数期で1日おきに人数を半分にしてやるようになった。まだ入れないよりはいいですけどね。ダービーが中止になったし、宇都宮までなくなったら悲しかったので。ここは開催してくれればって思いはあった。練習の感じは良かったし、(毎年)5月はだいたい調子良くなってくるので」
 今野大輔は紺野哲也が3番手を回ることでライン3車になった。
 「(開催中止が続いたが)その分、マイペースに練習はできた。レースに出てないので、どれだけ出るかは分からないけど。新車も来たので自転車を換えたり、ここまでに変わったとこも多かったです。(乗った感じ)わりかし調子悪くない自転車ではあると思う。ただ今回は500バンクなんで、そこが心配です」

6R

 稲川翔は3月ウィナーズカップ以来となる51日ぶりの実戦だ。
 「(あっせん停止などで、配分が空くことが)たまにあるんで僕は。出る人ならダービーに向けてやったでしょうし、なくなったことで1回空気を抜いた。そこから練習自体はいい練習ができたと思う。みんなできてると思うし、今回は自分のやりたいことをやる時間があった。その点ではいい期間だったと思う。レース自体は久々なんで、しっかりいい緊張感で走りたい」
 稲毛健太も約1カ月ぶりの実戦だが、前回は小松島で優勝しているなら期待できそう。
 「ここまでは練習しかしてないです。直前の感触も悪くない。宇都宮に関しても悪いイメージはないです。ただ500バンクなんで踏む距離は長くなると思う。仕掛けどころを意識していきたい」

7R

選手の写真です。
根田空史選手
 根田空史(写真)は3月が3本、4月にも競走が2本。開催中止の影響を受けずに、コンスタントにレースに参加できている。
 「ただ松戸競輪場が使えなくなって、なかなか思うような練習ができてないんですよ。室内でやるか、街道にいくか。密になるわけにもいかないんでね。悪くはないと思うけど、感じはわからない。いいかどうかはバンクで試さないと」
 地元ダービーが中止となった岡村潤だが、ここまでの時間でしっかりと立て直してきた。
 「しっかり準備してたけどね。ダービーの中止で気持ちがぶっつり切れたけど、持ち直すには十分な時間が取れた。直前の練習は自分でもスピードが出ていたし、いいほうだと思う。まずは根田に離れないように」

8R

選手の写真です。
神山雄一郎選手
 当所記念は過去9度の優勝実績がある神山雄一郎(写真)は8Rに登場する。
 「練習はしっかりしてたけど、成果を出せる場所がなかったし、そこが(気持ちの面で)難しかったです。これだけ時間があったので戦える状態にはしてきた。いいレースができればいいですね。(坂本)貴史とは連係もあるし、好きなタイプ。しっかり決まるようにですね」
 地元のレジェンドに任された坂本貴史は責任重大だ。
 「しっかり練習はできた。(バンクは使えないが)もともと街道がメインなんで、影響はないです。弟(紘規・117期)もデビューして、今一緒にやってる。練習はものすごく強いし、若手が多いので活気づいてきました。ずっと練習もしてるし、感触はいい。あとはレースでしっかり走りたい。(後ろが神山ということは)あまり意識せず頑張りたい」

9R

選手の写真です。
山崎賢人選手
 誘導員早期追い抜きによる欠場から復帰後はピリッとしない山崎賢人(写真)だが、そろそろ浮上のきっかけをつかみたいところだ。
 「(配分が空いたが)色んな意味で大丈夫です。宇都宮は初めてだと思うけど、500は嫌いじゃないので。最近、不甲斐ないので、ここでなにかきっかけをつかめるといいですね。練習の感じは悪くないので」
 松岡貴久はFI戦で4連続優出するなど、落車続きで調子を落とした年頭から立て直している。
 「(ここまで中40日)長かったですね。仕事がないから、ずっとのんびりしてました。練習はみんなとやってないし、たまにバンクには入るけど、基本は道路(街道)に行ってました。それまでがバンクでやってたので、久々に道路を走ると怖かった。だいぶコケてないし、競走にも行ってないから崩れることもない。体はだいぶ良くなってます」

10R

 渡部哲男は惜しくも10番手で特選スタートを逃してしまった。
 「みんな一緒だけど、感覚はわからない。でも僕は(4月玉野を)一本走れてマシなほうですね。ここまではウエイトとか、けっこうやってきた。本来は2週間とか配分が空かないとやらないんだけど、今回はけっこう追い込んでやった。いいか悪いか試してみようと思って。自転車やセッティングは一緒。乗った感じは悪くなかったです」
 小川真太郎は、その玉野でも初日、2日目に渡部と連係し、初日特選ではワンツーも決めている。
 「(小松島)競輪場は使えていたので、ずっと練習してました。ここがなくならない前提で、ここを目標にしてた。今年は(1月大宮、4月高知と)500バンクの記念は全部決勝に乗れてるし、イメージはいい。哲男さんは信頼している先輩なので、バックを取れるようにレースをしたい」

11R

選手の写真です。
坂井洋選手
 記念初参戦が地元戦となる坂井洋(写真)だが、直前の玉野でも上がり11秒1のまくりで優勝しているのなら期待できそうだ。
 「前回の優勝はS級で3回目。初日、2日目はバンクが重かったけど、体のコンディションは問題なく走れた。(4月)平塚が中止になったから記念自体が初めてなので、まずは雰囲気に慣れたい。全力を出し切ることも将来につながると思うし、地元でモチベーションは高いです。体の状態も万全なので、タイミングを逃さず仕掛けるべきところで仕掛けたい」
 坂井とは過去に2度連係している神山拓弥だが、ここまでは一度も決まっていない。地元のここで何としても決めたい。
 「千切られてるし、今回は頑張りますよ。(開催中止が)けっこう長引いたけど、ここまでは色々やってきた。最近は弱ってきてるんで、その辺を考えながらやってきました。地元記念が開催できるのは良かったと思う」

12R

選手の写真です。
平原康多選手
 平原康多(写真)は3月ウィナーズカップ以来となる実戦。ウィナーズカップでは初日に落車しているだけに、状態も気になるところだ。
 「痛みはやっぱりありましたけどね。左の中指がちょっと(傷んだが)、力は入るようになってきたので大丈夫です。どうしなければいけないかとかにはブレはないので、やることはやってきてるんだけど、(開催中止が続いて)気持ちが入りきらないところがあった。そんななかで最低限のことはできてるので、しっかりと成果をだしていければ」
 松浦悠士は開催中止をはさみながらも3月ウィナーズカップ、4月武雄記念を連覇するなど乗れている。
 「(広島の)開催が多くて、バンクにはそんなに入れなかった。練習では競輪(競走)みたいなことはやってるし、走ることに関しては問題ないと思います。脚力が落ちてる感じもないですね」

1R

選手の写真です。
小原太樹選手
 蕗澤鴻太郎にフタされ続けた堀内俊介だったが、前受けの八谷誠賢が蕗澤を突っ張って踏み合いになったことで前の隊列は短くなる。1センターで外にコースができると、2コーナーから一気のまくり。続いた小原太樹(写真)がゴール寸前でとらえた。
 「堀内君はいつも落ち着いてるんで、すきなようにやってくれればと思ってた。500だし、落ち着いて引いてもチャンスはあるかなと。最後はギリギリでしたね。堀内君も踏み直した感じだったし、正直、抜けたのかどうかはわからなかった。1Rで人気にもなってたし、緊張しました。オッズ見なきゃ良かったと思った。抜けてるし、脚の感じは悪くないかな」
 堀内俊介は内に詰まりそうになるピンチをしのいで、しっかりとまくりを決めた。
 「中団が取れたし、落ち着いてと思ったら、思ったよりフタが長かったんで八谷さんの突っ張りもあるかなと思ってました。上原(龍)さんが離れてたのでちょっとタイミングが取りづらかったです。久しぶりのレースだったし、感じ的には思ったより良くないかな。でも1走して変わると思う」

2R

選手の写真です。
田中勇二選手
 小森貴大、雨谷一樹の順で前に出たところを最終ホームから戸田康平が一気のカマシ。番手の田中勇二(写真)が好展開を生かして抜け出した。
 「前受けだったら中団で粘って、(別線に)叩かせてと思ったら雨谷君が行ったし、戸田君もいいタイミングで行ってくれた。まくりも意外と来なかったですね。戸田君とは前回(4月佐世保)も一緒で強かったけど、残せなかったです。今日(初日)は展開が良かった。踏んだ感じはイマイチだったけど、出だしで脚を使ったのかも」
 瀬戸内ライン3番手を回った大矢健司が横一線の2着争いを制した。
 「(前の)2人が仕事してくれたので、俺も3番手の仕事をしようと。かぶりそうなので雨谷君を持っていったし、練習してたので余裕はあった。(配分が空いて)ウエイトも色んなバリエーションでできたし、松浦(悠士)とかとレース形式の練習もしてた。久々だけど、思ったより動けました」

3R

選手の写真です。
鈴木裕選手
 打鐘過ぎ2センターで中団を確保した鈴木裕(写真)は嵯峨昇喜郎の仕掛けに合わせてホームからまくる。丸1周の仕掛けとなったが、マークした萩原孝之の逆転を許さなかった。
 「ホームで嵯峨君が見えたので、そこで(前団を)叩かないと中団が取れないと思った。そしたら嵯峨君が止めたので、突っ張ってペースに入れたほうがいいのかなと。仕掛けが早かったので3(着)だなと思ってたけど、感じはいいですね。不安だったけど自信になった」
 51日ぶりのレースだった萩原孝之は、まずは鈴木とのワンツーが決まったことに胸をなでる。
 「久しぶりだったので緊張しました。(ホームの)出足で脚を使った。(鈴木は)出切ってからペースだったし、4コーナーからまた踏み上げてた。僕も感覚的にはいいんですけどね。実戦とはちょっと違いがあるけど、1走したので」

4R

 岸澤賢太が押さえた上を打鐘2センターで叩いて山田諒が先制する。グングン加速する山田に対して佐藤博紀が7番手から2コーナーまくりで襲い掛かるが、山田の番手で車間を切っていた志智俊夫が大きく外に振ってけん制する。まくりを止めた志智がきっちりと山田を交わして岐阜ワンツーが決まった。
 「(山田)諒が良いペースで駆けてくれたね。佐藤が仕掛けをちゅうちょしている感じだったので車間を空けていた。諒は小、中学校のころから見ているし頑張ってくれて嬉しかったよ。競走を走っていた方が気持ちが楽ですね。少し体のバランスがおかしいけど、2日目以降はもっと楽になると思う」
 山田諒は長走路で1周以上をモガき、ラインを上位独占に導いた。憧れの先輩とのワンツーに感慨深げだ。
 「小学校のころから知っている志智さんが後ろだったし、行くしかないと思っていた。モガく距離が長くてバックで残れないかなと思ったけど、もう必死でした。後ろは見えなかったけど、仕事してくれるのは分かっていたので。志智さんと初めてのレースで良いレースができて良かった」

5R

 中団外併走だった鷲田幸司が打鐘で今野大輔を押さえる。スローペースで鷲田が先頭のまま最終ホームに差し掛かると、3番手確保の長島大介が、後方から巻き返す今野に合わせて一気に仕掛ける。1センターで先頭に立った長島の番手で、4コーナーを絶好の展開で迎えた芦澤辰弘が最後はきっちり差し切った。
 「あの形になりますよね。ああいう展開になるのも想定内。長島君が完璧なレースをしてくれた。鷲田さんが前にいたので、粘りも含めての組み立てだと思ってそこに集中していました。久しぶりのレースで結構緊張した。調子は良いので明日(2日目)も頑張ります」
 逃げた地元の長島大介が2着に粘り込んで茨栃ワンツー。
 「今日(初日)は8割方先行だと思っていた。ラインで決まるようにいきました。(出切ってからも)楽に合わせられるようになっていた。でも自分的には距離が長かったですね。刺激は入ったので、だんだん良くなってくれれば。先行で2着なので十分です」

6R

選手の写真です。
稲川翔選手
 最終ホームで兵藤一也が落車し、村田雅一がこれに乗り上げるアクシデント。ちょうど仕掛けたところで落車を避ける形になった稲毛健太だったが、4番手で立て直すと直線で外を一気。続いた稲川翔(写真)がゴール寸前で稲毛をとらえた。
 「落車があったのはわかったけど、稲毛でちょうど見えなかった。そこからはいい意味か悪い意味かわからないけど、稲毛が落ち着いて走ってくれた。(久しぶりのレースだが)僕は感じとか気にしないし、レースを走ればいつでも一緒。ただ久しぶりに走ってレースいいなって思いましたね」
 落車で仕掛けのタイミングを逃した稲毛健太だったが、しっかりと立て直して外を伸びた。
 「久しぶりだし、迷わず距離を行こうと思ったんですけどね。兵藤(一也)さんを目がけて行ったら、コケる感じがあったので、ちょっと待ったらやっぱり(落車が)あったので。あれ行ってたら巻き込まれてたかもしれないですね。ああなった時点で落ち着いて行こうと思った。そこまでレース勘が鈍ってる感じはなかったけど、このレースでは感じはわからないです」

7R

 打鐘で久木原洋が押さえた上を川口公太朗がさらに押さえて先頭へ。流す川口に対して、根田空史が4コーナー付近から一気に巻き返す。猛スピードで出切った根田に別線は釘付けとなり、最後は番手で車間を空けて後続をけん制していた岡村潤が詰める勢いのまま交わして1着を奪った。
 「スタートで良い位置が取れましたね。根田のカカりも良かったし、上野(真吾)がいたから車間を切れた。前と後ろのおかげです。ダービーに持って行く予定だった新車を使っているんですけど、それの感触が良いですね」
 根田空史は別線を完封する逃走劇で2着。新型コロナウイルスの影響で思うような練習が出来なかったようだが、ひとまず予選をクリアして安堵の表情。
 「バンクを走ること自体が久しぶりだったんですけど、朝ゆっくりバンクで練習することができて感覚をつかめた。3車だったし今日は少し長い距離を先行できればと思っていた。500バンクなので差されるのは仕方ないけど、もう少しゴール前で良い勝負ができれば良いかな。バンクで練習できないマイナスはあるけど、この感じなら悪くはないのかな」

8R

 打鐘の3コーナーで山本紳貴が先頭に立つ。坂本貴史は追い上げて中団をキープし、瀬戸栄作は後方へ下げて最終ホーム。ペースを上げた山本が先頭のままバックを通過するも、バック手前から踏み出した坂本が2センターで南関勢を飲み込むと、勢いそのままに後続の追撃を振り切った。
 「しっかり集中して走れたと思う。初手の位置は前か中団で、神山さんにお任せしていた。前に出て誰も仕掛けてこなければ駆けるつもりで、誰か来れば出させて中団だと。ホームにかけて仕掛けても合わされると思ったので、中団に入りました。ずっと余裕はあった。2コーナーからすぐ仕掛けられればもっとインパクトを残せたかな。2カ月ぶりのレースは楽しめました」
 地元のレジェンド・神山雄一郎は坂本にしっかり続いて2着に入った。
 「良かった。坂本君が強かった。タイミングは少し遅いかと思ったけど、踏み出しが良かったしね。仕掛けていったので追い掛けていきました。初日はなんとなく力むね。ゴール前も詰められたし、良いんじゃないですか」

9R

選手の写真です。
松岡貴久選手
 前受けから6番手に下げた山崎賢人は最終ホームから一気に仕掛ける。バックで九州3車がきれいに出切ると、続いた松岡貴久(写真)が隅田洋介の強襲をタイヤ差でしのいだ。
 「賢人のおかげです。前取って引いて行けることろでって感じだったけど、(いくつか仕掛けるポイントがあったのに)自分で流れを止めてるからもったいない。行かないと思ってのんびりしてたら行ったので、ちょっと口が空いた。3人で決まるかなと思ったら、4番(隅田)がいい勢いで来ましたね。あの(競走用の)自転車に乗ったのも久しぶりだったので、違和感はあった。でも1着なんでいいですね」
 地元記念初出場の隅田洋介はタイヤ差で2着の結果に悔しさを隠せない。
 「勝ちに行って(1着が)取れなかった。悔しいですね。3コーナーは絶対出ないの分かってたけど、今日(初日)の感じならバックから行けば良かった。ちょっと見ちゃったな。でも練習の成果は出てる。バンクには入れなかったけど、最近は若い子の面倒をみてるし、一緒に街道で追い込んできた」

10R

 後ろ攻めから押さえた小川真太郎は別線に次々切られて7番手になりそうだったが、矢口大樹のカマシに俊敏に反応すると2コーナーで先頭に。踏み出しに口が空きながらも続いた渡部哲男は二藤元太の中割りをしのいで直線鋭く抜け出した。
 「(最終ホーム)あのタイミングで行くと思ってなかったから口が空いてしまった。(小川が)強かった。作戦がしっかりしていたし、最終バックを取りたいと言っていたから自信もある感じでしたよ。(最後は)中を割られてしまって残せなかった。少しオーバーワークで体が重いかと思っていたけど、それはなかった。口が空いたところとかを反省して修正したい」
 尾形鉄馬が直線で大外を鋭く伸びて2着に食い込んだ。
 「岡部(芳幸)さんの言うとおりに走れた。とりあえず1回切ってから考えようと。隊列が短くなってくれましたね。最後も自転車が進んでくれたし、夢かと思った(笑)。バンクが使えなくて状態がいいのかわからなかったけど、1走して感触は分かった」

11R

選手の写真です。
神山拓弥選手
 坂井洋が最終ホームで大石崇晴を叩いて主導権。番手の神山拓弥(写真)が好展開を生かして地元記念の白星スタートを決めた。
 「坂井君は力を出し切れば強いし、先行して自信が付けば幅も広がる。誰か仕掛けてきたら、そこは対処してと思っていた。かかりもすごかったのでちょっと余裕はなかった。余裕があれば、(坂井を)2着に残せたと思う。久々のレースだったので思ったように車が出なかったけど、今日(初日)のレースでアタリは付いた。2日目は良くなると思う」
 初めての記念競輪出走となった坂井洋は臆することなく主導権。3着になってはしまったが、ラインでの上位独占に貢献した。
 「誘導を追うのも大変でした。作戦は後ろから押さえてと思っていたので、前を取らされるのは意外でした。バックはちょっと重たかったです。ラインで決まったのは良かった。前に出てからは踏み上げるイメージで踏んでいました。後ろが神山さんだったので安心して駆けられたし、やりたいレースはできた。コンディションは悪くないし、集中して走れています」

12R

選手の写真です。
吉澤純平選手
 打鐘過ぎ4コーナーから仕掛けた渡邉雄太が主導権を握ると、野原雅也に合わせて3番手の松浦悠士がまくる。これを大槻寛徳がけん制すると、2センター、6番手から外に持ち出した吉澤純平(写真)が鮮やかに前団を飲み込んだ。
 「平原(康多)さんには出たとこ勝負でいいと言われてた。押さえに行くときにそんなに脚を使った感覚はなかったし、前を見たときも余裕があった。平原さんに抜かれずに、この形でのワンツーは初めてかも。勝つように走れと言われてきたなかで、展開とはいえ2人で決められたのは良かった。このメンバーでの1着なので自信になります」
 差せなかった平原康多だが、吉澤の強さを素直に称えた。
 「いつも僕が付くと焦って仕掛けてくれるので、今日(初日)は焦るなと言ってた。一緒に練習もやって(吉澤の)力は知ってるので、そのとおり走ってくれれば決まるなと思ってた。今まで以上に強くなってるし、自分の競走をしても勝負できるとわかってるので。僕も久々のレースだったけど違和感なく臨めました」
 8番手から外を回した浅井康太が3着に。
 「宮杯もあるし、松浦や平原さんを相手に自力でやっておかないとと思ってた。感触的にはいいです。修正点がだいぶ見つかったんで、それが良くなったかなと思う。(ここまでは)乗り込みが多かったので、トップスピードを出す乗り方と違った。そこを修正するようにクールダウンしました。色んなものを修正、修正で決勝に乗れるようにですね」

6R

選手の写真です。
江連和洋選手
 中田雄喜の仕掛けに乗った蕗澤鴻太郎が1センターから中田を叩いて主導権。別線の巻き返しを引きつけた江連和洋(写真)がゴール寸前で蕗澤をわずかにとらえた。
 「(差した感覚は)ありましたけど、どうかなって感じでした。ビジョンで確かめようとしたら、真っ暗だったので。自分は余裕ありました。(出切ってから)あとは自分のできる仕事をしてと。正規(配分)で初めて宇都宮記念を走れた。去年は坂井(洋)と(ファンサービスの)かき氷を作ってましたから。地元で準決勝に乗れたのはデカい。今年1着がなかったので、何とか差し(の決まり手)が付いたかなって感じ」
 逃げた蕗澤鴻太郎は2着で3月玉野に続いての記念準決勝に勝ち上がった。
 「今日(2日目)は前中団にいて先行でした。2番(山本直)が押さえに来たときに離れて6番(中田)に入られた。でも、落ち着いて行けたんで。あんまり軽い感じはしなかったし、がむしゃらに踏んだ。踏み直しはできたと思うけど、最後はいっぱいでした」

7R

選手の写真です。
小森貴大選手
 打鐘で上野真吾が切ったうえを叩いて小森貴大(写真)が前に出る。後続の反撃がないのを確認すると、小森は徐々にペースアップ。最後も力強く踏み直して逃げ切り勝ちを決めた。
 「初日が本当に内容のないレースだったのでしっかり力を出し切れて良かった。逃げ切れたのはたまたまです。少し駆けるタイミングが早いかなとも思ったけど、落ち着いて自分のペースで駆けることができた。記念の決勝に乗ったことがないので準決は頑張りたい」
 小森マークの北野武史が2着に流れ込んだ。
 「小森君がいいペースで駆けてくれたし、最後はしっかり踏み直された。あんなもん抜けん(笑)。調整も難しかったし、今回はやっぱりこれぐらいのデキかな。準決以降もしっかり頑張るけど、これぐらい走れているならいいほうでしょう」

8R

選手の写真です。
小川真太郎選手
 打鐘過ぎ4コーナーから先行態勢に入った今野大輔に嵯峨昇喜郎がカマシで襲いかかるが、番手の工藤政志が離れてしまう。徐々に嵯峨との車間を詰めた今野が2センターから嵯峨をとらえにかかるが、嵯峨が懸命に踏み直して抵抗。今野のスピードが鈍ると、番手の小川真太郎(写真)が直線外を突き抜けた。
 「作戦会議のときから今野は頼もしかった。初日は風を浴びてキツかったけど、今日(2日目)はめっちゃ楽でした。アップのときのほうが疲れたかも(笑)。二次予選Aより緊張感はなかったです。今野の頑張りに付いていっただけ。長い休みの前よりも踏めているし、手応えは悪くない。準決も戦えそうです」
 力強いカマシを打った嵯峨昇喜郎が2着に粘り込んだ。
 「緩んでいたので、前に出ないとって。出切るのに脚を使わなかったのが大きかった。ペースに入れて、脚にもあまりこなかった。最後は踏ん張りました。練習していたのが報われた。準決にいくのが目標だったので、勝ち上がれて良かったです」

9R

選手の写真です。
長島大介選手
 稲毛健太が最終ホームで渡邉雄太を叩いたうえを、すかさず坂井洋が仕掛けて2コーナーで先頭に。番手の長島大介(写真)は車間を切って後続をけん制すると、直線鋭く抜け出した。
 「前が頑張ってくれました。(坂井は)スピードがすごくあるんで、あそこから稲毛を叩いてどれだけ持つかだった。2車になることも覚悟してたし、出切ったら車間を切ってブロックしようと思ってた。でも浅井(康太)さんが入ってきたので。バック踏めずに踏んじゃったけど、(坂井が)5着に残ってくれた。とりあえず準決に2人で行けたので良かった」
 後ろ攻めから押さえて6番手になってしまった渡邉雄太だったが、バックからまくり返すと長島のブロックをたえて2着に食い込んだ。
 「車番が悪いので1回切って展開を見ながら先行でもまくりでもって感じでした。けっこう踏んで稲毛さんを出させたので、来ないだろうと思ったら来てた。(まくりは)1回止まったんですけど、4コーナー回ってからもへばりついて行けたから悪くないと思う」

10R

選手の写真です。
中川誠一郎選手
 打鐘過ぎに先頭に立った坂本貴史は、押さえに来た中川誠一郎を突っ張って主導権を譲らない。一旦流してなかなかペースを上げない坂本に、しびれを切らした堀内俊介が最終1センターからまくり上げる。バックから仕掛けた吉澤純平のまくりを鈴木裕がけん制すると、吉澤を目がけてバックから仕掛けていた中川誠一郎(写真)が鮮やかに前団を飲み込んだ。
 「(坂本)貴史が出させてくれないと思わなかった。すんなり出させてくれるなら先行でも良かったんですけど。立て直してからは神山(雄一郎)さんが離れていたので、それを目掛けて仕掛けていった。感触はあまり良くないかな。フォームも決まっていない感じだった。もう少し修正します」
 堀内を番手で援護した鈴木裕が2着でゴールした。
 「堀内君を残したかったけど、あれ以上残すとズブズブ行かれてしまう。もっと大きく張ったら内を行かれてしまうし、難しかったですね。もっと吉澤をビシッと止められれば良かった。でも止めても中川さんに行かれてしまっているのは変わらないかな」

11R

選手の写真です。
稲川翔選手
 打鐘の3コーナーで先頭に立った隅田洋介は一度ペースをスローに落とす。1センターから再度踏み上げようとするが、そこを3番手から野原雅也がすかさず仕掛けてバックで隅田をまくり切る。松浦悠士は3コーナーから外を踏み込むも、野原の番手から追い込んだ稲川翔(写真)が松浦との伸び比べを制した。
 「(野原)雅也がどんな展開でもしっかり自分の力を出し切ってくれる選手になってくれてきた。今までの失敗をつなげて向上している。5着権利だが、格上を相手にも力を出し切ると言っていた。松浦の雰囲気はずっと感じていたし、どこからでも来ると思っていた。自分の感じは自分で決めることはしないので、特に気にしていない。日に日に緊張感を持って走れている」
 2着には外を伸びた松浦悠士が食い込んだ。
 「カマしたほうが良かった。(宇都宮の)バンクが難しい。昨日(初日)より状態は良くて、万全かなって思ったけど、踏み込んでからの感じがしっかり伝わっていないというか…。自分の体と走っている感じのズレがありますね。もうちょっとハイペースで流れてくれれば良かった」

12R

選手の写真です。
平原康多選手
 山田諒の上昇に合わせて動き、しっかりと中団を確保した平原康多(写真)は2コーナーまくり。番手の神山拓弥が離れるほどの、強烈な加速でそのまま後続をぶっ千切った。
 「スタートで前を取りたくなかった。(スタートけん制になったが)あのぐらい意地にならないと勝てる相手ではないので。根田(空史)に早めに行かれると厳しいかなと思ったので、(2コーナーは)意地で行った感じです。初日は久しぶりの実戦で感覚のズレがあったけど、2日目はしっかり自力で走れたので問題なくなってきたかな」
 離れた神山だったが、意地で逃げる中部コンビを乗り越えると、続いた芦澤辰弘がうまく後続をけん制しながら神山を交わした。
 「何とか5着までっていうアタマもあるし、カミタク(神山)さんは離れ気味でも(逃げる)3人を乗り越えたんで。あとはどれだけ3人で決まるかの4コーナーだった。後ろは根田なんでそこを考えながら。冷静でしたね。僕は久々にじっくり練習できたっていう感触が出てる。いいですね」

10R

選手の写真です。
中川誠一郎選手
選手の写真です。
浅井康太選手
 中団の小川真太郎にフタをした蕗澤鴻太郎が打鐘過ぎ4コーナーで先頭に立つ。浅井康太の内をすくって4番手に入った小川が2コーナーから仕掛けるが、合わせて吉澤純平が番手まくり。小川が吉澤に踏み負けると、小川マークの中川誠一郎(写真)が直線で鋭く突き抜けた。
 「(浅井の内をすくった小川)真太郎はいい判断でした。あの動きに付いて行けたのは収穫ですね。自転車の出が悪くて、マズいかなと思った。セッティングを見直したりしたがまだしっくりきていない。もうセッティングはいじらずに体を整えます」
 小川にすくわれた浅井康太(写真)だったが、中川後位で立て直すと、ゴール前は中川に鋭く迫った。
 「ローラーに乗ったときに修正できている感じがあったし、自信を持って自力で戦えた。(すくわれたときも)落ち着いていました。もっとごちゃつけば自分も1着のチャンスがあったんですけどね。ただ外を踏んで2着に来ているので。初日よりも2日目、2日目よりも3日目と徐々に上向いてきている」
 単騎で9番手に置かれる最悪の展開となった堀内俊介だが直線で大外に持ち出すと、鋭く伸びて3着に食い込んだ。
 「9番手で最悪だと思っていたが、コースを見たり余裕はあった。内が空かなかったので外を踏んだけど、思ったよりも車が出ましたね。記念の決勝は初めてなので精いっぱい出し切って終わりたい」

11R

選手の写真です。
松浦悠士選手
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渡邉雄太選手
 打鐘の3コーナーで先頭に立った小森貴大が、後ろの様子を見ながら先行態勢に入る。最終ホームで松浦悠士(写真)は3番手をキープするが渡部哲男は連結を外してしまい、4番手は内に坂井洋、外に渡邉雄太で併走になる。逃げる小森を松浦がバックから一気まくってシリーズ初白星で決勝進出を決めた。
 「スタートは前を取りに行ったけど、近畿が来たら2番目の位置からかなと。出脚は良かったけど、出切ってからが全然ですね。昨日(2日目)は感じも良くて、今日(3日目)もアップから体の感じは良かったけど、バックで仕掛けて出切ってからが上手く回せない。でも仕掛けて1着を取れたのは良かった」
 坂井を締め込んで、3コーナーから外を踏み込んだ*渡邉雄太(写真)が2着に食い込んだ。
 「小森さんに突っ張られて…。坂井君が1回いなくなったかなって思っていたので気が緩みました。競り勝ってからは、松浦さんに乗っていった。しのげたかなって感じです。感覚的には3日間とおして一番いいです」
 松浦との連結が外れ7番手になってしまった渡部哲男だが直線で外に持ち出し、横一線の3着争いを制した。
 「松浦は『若手が駆けたとこをまくって行きます』って言ってたから下げて待ってたけど対応しなきゃいけないですね。そこは反省点です。ちょっとお客さんには迷惑をかけましたね」

12R

選手の写真です。
野原雅也選手
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大槻寛徳選手
 稲川翔のけん制を受けた平原康多が最終2センターで落車するアクシデント(稲川は失格)。レースは3番手確保から2センターまくり気味に追い込んだ野原雅也(写真)が快勝した。
 「(稲川が1番車で)選べる位置だったので初手は平原さんの後ろからと思ったけど、根田(空史)さんや嵯峨(昇喜郎)君が前のほうだったのが予想外でした。(打鐘過ぎは)平原さんに切られたら嫌だなと思ってたし、うまいこと走れました。勝負どころで平原さんより前じゃないと勝負にならないと判断したので。(感じは)日に日に良くなってると思います」
 ホームガマシの嵯峨昇喜郎に乗った大槻寛徳(写真)が2着で決勝進出を決めた。
 「昇喜郎が頑張ってくれました。理想どおりの流れになってくれましたね。平原が真後ろにいるのは嫌だったし、(3番手の)野原も脚を使ってるからコーナーでは来ないだろうと。昨日(2日目)よりも今日(3日目)のほうが良かったです」
 平原が落車すると、2センターから稲川の内に切り込んだ神山拓弥が3着で決勝戦最後の切符を手に入れた。
 「平原さんを信頼してた。しっかりレースは見えてたし、あれ外には行けないんで。(二次予選は平原に離れたが)離れの部分では2日目よりマシになった。(準決勝の栃木勢が)みんなダメだったんで、一人でも(決勝に)と思ってました」

<最終日・6R S級ブロックセブン>
 一昨年12月に広島で開催されたブロックセブンでは坂本周輝の番手で優勝している*田中晴基だが、今回は自分で戦うことを選択。大薗宏が坂本マークを選んだことで、単騎での戦いとなる。
 「前回のブロックセブンでは坂本君の番手で優勝してるけど、今回は自分で動きたいっていうのがある。競走が空いたことはあるけど、コロナの自粛で松戸が使えなくなって、(練習で)バンクに入らず競走を走るのは初めて。不安要素のほうが多いですね。僕はずっとバンクメインでやって来たのに入れてないので…。練習自体はやってるので、あとは感覚的なものですね」
 坂本周輝は45日ぶりのレースになる。
 「ゴールデンウィークぐらいに嵯峨(昇喜郎)とやったときは練習で良かったけど、そこから雨とかも多くて練習できなくなった。それに4月後半には八戸のバンクも使えなくなった。青森に行ったりもしたけど、街道ばかりだったので感じは良くわからないです。これだけ空いてのレースなので、(一発勝負の)ブロックセブンは気が楽ですね。宇都宮は1月に決勝に乗ってるし、去年の記念でも準決勝までいけた。なんか相性がいいんですよ」
 他のメンバーとは違い片岡迪之は4月佐世保、5月名古屋とレースを走れている。
 「久しぶりのレースで自転車がしっくりこなかった。佐世保も初日1着だったけど、名古屋の2日目ぐらいからようやくって感じでした。(名古屋の)最終日は良かったと思うし、今回もその感覚で走れればと思う」