前回の佐世保FIでは717着と2度のシンガリも伊藤颯馬(写真)自身の手ごたえは悪くない。
「(前回は)着が悪かったんですけど、脚の感じはすごく良かった。ここに来る前の練習での感じも良かった。(9車立ては)まだ苦手意識があります。7車立ての方が得意なんですけど、GIII以上は9車立てですから」
前回の防府FIでは最終日に欠場している佐藤幸治は、そこから10日以上のローテーション。
「前回の防府は最終日に腰痛で欠場しましたけど、練習もできた。もう大丈夫です。伊藤(颯馬)君とは3月のウィナーズカップで2度連係して、2回目は離れてしまった。ダッシュがすごいので、今回はしっかり付いていきたいですね
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ピストシックスで好成績を残している伊藤信が、競輪での相乗効果をこう明解する。
「ピストシックス効果ですかね、脚が上がっている感じがある。競輪の方で出ないスピードが出るし、カーボン(フレーム)だと体にも負担がかかる。それがいい方向に出ているのかと。ナショナルチームでもタイムが上がると(競輪でも)強い。それと同じことが自分にも起こっているのかと」
前回の岸和田FIの準決で失格を喫している門田凌は、悪いリズムを修正したい。
「(練習は)とくにむちゃくちゃやったわけではないけど、最近のなかでは一番いいんじゃないかと。直前の1週間くらいはバンクに入れなかった。でも、街道でも感じは良かった。ここ(武雄)はずっと相性がいいって勝手に思っている。ただ、S級ではパッとしないので、そのイメージを変えたい」
前回の玉野記念から3週間以上空いた松岡辰泰(写真)は、117期でまだまだグレードレース出場経験が少ないが、武雄は3度目のGIII出場。
「武雄はもうGIIIが3回目です。(8走して7走が3着以内で)相性がいいのかと思っている。(前回のあとは)武雄に来て練習もやってたし、久留米の方でもやっていた。最近はまとまった練習ができてなかったんで、(今回は)しっかり練習ができました」
隅田洋介は前々回の地元、ウィナーズカップが1258着。ビッグで好感触をつかんで、前回の大垣FIでも2勝をマークした。
「(ウィナーズカップは)結構やっていけるって、自信がつきました。ただ、(まくり)一辺倒になっているのが。S1(の競走得点)をキープしながら、(戦法の)幅を広げたい。(先行とまくり)使い分けて、“競輪力”を高めたい」
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前々回の取手FIでは初日に落車に見舞われた櫻井正孝は、佐藤博紀に前を委ねて一次予選突破を目論む。
「(佐藤)博紀さんが前でやりたいって言うんで、なにかしてくれるだろうと。(番手回りが多くなってきて)ゴール前の突っ込みとか、コース取りとかは突き詰めていきたい。自転車が間に合わなくて、前回から和田(圭)さんの自転車ですけど、それも問題ない」
島川将貴は、前回のウィナーズカップ4429着から1カ月以上空いた。
「宇都宮(ウィナーズカップ)が終わったあと体調を崩した。復帰戦なんで不安はある。でも、感覚的には悪くない。体重は落ちたけど、スピード的にはそんなに変わってない。いい休養になったくらいの感じだったらいいんですけどね」
前回の前橋FIの最終日では先行策も3着の長島大介は、まくりにこだわらず先を見据えた組み立てをしている。
「力自体は安定してきたかなと。ただ、ここ2場所は準決で負けているので、その辺は修正したい。(前回の最終日は)自力の時にしっかりとやらないと次につながらないので、それで駆けたら3着に沈んだ。けど、脚は悪くない」
金ヶ江勇気は、前回の2月奈良記念初日の落車で骨折の憂き目。地元記念からリスタートを切る。
「鎖骨を粉砕骨折していた。初めてのことだったんで、あんまりわからないところもあった。普通に治療して、ここに向けて練習をしてきました。(復帰場所で)変なドキドキ感というか、ソワソワします。俗に言う武者ぶるいですかね(笑)」
03年に当所記念をまくりで制覇している村上義弘は、前回の岸和田FIを634着。一息だっただけに、ここでの修正を誓う。
「(岸和田の前が)空いてたんですけど、しっかり調整をした。それでも重かった。なんとか修正したい。自転車うんぬんよりも、コンディションのつかみ方が良くなかった。自分の頭と体の(感覚が)離れている感じがあった」
中2週間以上あった近藤隆司は、しっかりとトレーニングを積んで今シリーズを迎える。
「前回の京王閣が終わってからは、追加が2本程入った。けど、いろいろバタバタしていたところもあったので、断って調整していました。久し振りにしっかり練習できたし、調子は悪くないと思います。武雄は直線が長いイメージがあるし、落ち着いて仕掛けたい」
北津留翼(写真)は前回の別府FIが717着と意外な数字。自転車とのマッチングを原因にあげる。
「(前回は)ちょっとイマイチな感じでした。脚の状態というよりは、セッティングかなと思います。脚力自体は変わってないので、自転車だと思います」
須藤悟は前回の青森FIから中5日。タイトなスケジュールが続くが、記念で競走得点をアップさせたい。
「毎月3本とかあっ旋をもらっている。疲れもある程度、慣れました。自分は9車立ての方がチャンスがあるんで好きですね。7車立てだとスプリント競走みたいになるんで、後方だともう用なしですから。(今期は失格もしているので)点数を上げたい。まずは(初日)勝ち上がりたい」
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青柳靖起(写真)は、長期の欠場明けだった前回の別府FIで2勝を挙げた。
「肩甲骨、ろっ骨の骨折だったけど、もう問題ないです。多少(痛みが)あるけど、走る分には問題ないです。(前回は)デキすぎですね。競走得点がゼロで地元記念に来るよりもと思ったけど、まさか(2勝の)ここまでとは」
近況は決勝にコマを進められていない三谷竜生だが、脚の感じは悪くなさそうだ。
「前回(岸和田)はいろいろ変えたところがあって、それが良くなかった。(今回は)その辺も考えてきました。練習の調子も悪くないし、脚もいい状態。やっと戦えるくらいの脚になってきた。あとはそれをどうやって競走で出していくかかなと」
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小松崎大地は今シリーズで弾みをつけて、地元の平ダービーに向かいたい。
「練習は計画的にやってきたし、今回もしっかりと結果を出していきたい。それでダービーにつながれば、最高だと思います。(前回の大垣FIの261着は)数字通りだと思います。調子は普通です」
なかなかリズムに乗り切れないもどかしい現状を脇本勇希が、こう話す。
「去年の年末から腰痛が出てしまって、休んでは走っての繰り返しです。前回の岸和田は先行して2着に残れたんですけど、まだまだですね。(初日は)先行タイプは自分だけなので、自分待ちのレースになると思うし考えて仕掛けます」
今シリーズに新車を投入する町田太我(写真)は、実戦が待ち遠しい様子で目を輝かせる。
「今回から新しいフレームなんですけど、練習ですごいスピードに乗るし、すごく楽しみです。このフレームは練習でも、一段階上がった感じがする。(ウィナーズカップの)宇都宮ではこんなにできると思ってなかったし、それはうれしい限りです。どここからでも仕掛けていけるなっていう感じがあった。そのあとはウエートトレーニングもこなして、ハードな練習もした。体調も万全です」
佐藤一伸は3月の前橋FIの最終日に落車。ここまでおよそ1カ月空いた。
「前回の京王閣は大事を取って1本休みましたけど、前橋の落車はそれほどひどくなかった。体はもう大丈夫だと思う。初日は町田君が強いし、キツいメンバーですね。和田(禎嗣)さんが付いてくれるみたいなので、ありがたいですね。前々に踏んで、2人で勝ち上がれるように頑張ります」
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2月の全日本選抜で落車に見舞われた山田英明(写真)は、復帰したウィナーズカップで2日目以降を欠場。前回の佐世保FIの325着から地元記念を迎える。
「自分のなかでは悪くないと思ってウィナーズカップに参加したんですけど、迷惑を掛けました。そのあとは佐世保で1場所走っているので、不安はない。地元記念をいい緊張感で走るのに、練習もしたんであとは実戦で埋めていくだけ。とにかくあきらめずに、一戦、一戦はいあがっていきます」
前回の別府FIの541着から中10日の林大悟の状態はどうか。
「(3月に体調を崩していた時期があり)やっといつもの感じに戻ってきた。小倉(バンク)が使えなくてバロメーターがないけど、街道の感じから全然大丈夫かと思ってます。(初日は後ろが山田で)緊張しすぎるのは良くないけど、緊張します」
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松浦悠士(写真)は、前回の川崎記念を2111着。今年2度目のGIII制覇は郡司浩平との同着優勝だった。武雄記念を連覇中で、昨年Vのダービーに3連覇で勢いを加速させて臨みたい。
「(武雄は)いいですね。時期にもよりますけど、いまの時期は体調もいいし、暖かくて走りやすい。(川崎記念の)決勝は自分の納得のいく走りではなかった。併走の仕方もうまくなかったし、反省点というかやらなきゃいけないところもある。あとは(近況)スピード感とかは変わってないけど、モガける距離が短くなっている。練習はしっかりとできているので、脚の感触はだいぶいいです」
平原康多は、前回の平塚記念を4213着。佐藤慎太郎のVをメイクした決勝での先行が光った。
「いろいろと試行錯誤をして、前回も初日、2日目は良くなかった。失敗も含めてですね。だいぶ前回で煮詰めたので、あとはどうやって上積みができるかだと」
昨年11月の当所GIIIを自力で優勝している荒井崇博は、地元記念を4度制覇と武雄では無類の強さを誇っている。
「(ウィナーズカップでの落車は)ろっ骨が痛かったけど、もう痛みはないです。やれることから始めて、後半は普通に練習をやってました。たぶん(山田)庸平が一番緊張してるんじゃないの。この開催で一番獲りたいだろうし。その後ろにいたら(1着にも)一番近いんじゃないかと」
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