3場所前の名古屋FIで久々にV奪取した山田諒(写真)は、続く伊東記念の初日に落車に見舞われた。それだけに怪我明けの前回の四日市FIでの状態が心配されたが、711着で優勝を遂げた。
「(前回)優勝したんで、(状態は)キープくらいです。落とさないつもりではいた。バックが少なくなっているんで増やしたいけど、流れのなかでって思っている。そうやって走っているからこそ、点数も上がってきている。これはこれで正解かなと。(落車の)怪我はほとんどなかった。でも、決勝を外してない自転車がつぶれてしまった。今回は(前回とは)違うヤツでやります」
昨年12月のレインボーカップを制してS級に特進した磯島成介は、S級初場所の前回の大垣FIが624着。
「(大垣は)緊張してあんまりうまく走れなかった。(今回は)しっかり自力を出して走りたい。自分が行けるところからいきたい。記念は初めてですけど、いつもと変わらずにいきたい。」
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前回の松山FIを125着と22年を白星でスタートした大塚健一郎は、久々の記念シリーズに気を引き締める。
「今年が1着で始まったので良かったです。中10日くらいあったんで、少しゆっくりして、いつも通りやってきました。(初日は)平尾(一晃)君がいるんで任せます。(昨年10月の)広島で連係して1着を取らせてもらってるんで信頼しています」
佐伯亮輔、平尾と20代の自力選手を相手に橋本智昭も主導権取りに意欲を燃やす。
「(前回から)ケアを中心にやってきました。先行を基本にやってあとはなんでもやるつもりで気合が入っています。なるべく主導権を取れるように。とにかく自分の力を出し切れるようにと思ってます」
今期は名古屋FIを237着、大宮記念を2242着。未勝利ながらも佐藤礼文がS級で存在感を見せている。
「(S級では)思ったより、それなりに走れている。そんなに甘くないと思うけど、頑張って走ります。(自分が先頭の時は)あんまり風を切るってことはできないけど、位置をしっかり取って後方に置かれないようにしたい。(自分の持ち味は前)2場所みたいに位置を取ってという感じです」
櫻井祐太郎は、前回の小田原FIを427着。2日目は竹村勇祐、工藤政志を連れて、先行策で上位独占を果たした。
「(現状の課題は)もうちょっと距離を踏めるようにしたい。ゴール前で抜かれることも多いので、長い距離が踏めるようにっていうのと末脚をつけていきたい。しっかり逃げていくレースが、自分の持ち味だと思ってます」
119期のルーキー、上野雅彦(写真)にとっては、当然のことながら今シリーズが初の地元記念。自然体を心がける。
「(いまのところ地元の記念ってことを)あまり考えすぎず、緊張はしてない。いつも通り力を出し切るだけですね。(現状、S級では)まだまだ全然、自分のレーススタイルが確立できていない。四国の若手選手は先行で勝っている選手が多いので、自分も先行で勝ちたいです」
前回の前橋FIが中止になった阿部拓真は、そこから中6日のローテーション。
「去年はいままでで一番、記念とかでいい結果を残せた。久しぶりにいい年になりました。前橋が急きょ中止になったりしたけど、練習はしっかりできたので楽しみです」
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追加配分だった豊橋記念で1723着。3日間、確定板にのった嵯峨昇喜郎(写真)は、上々の手応えをつかんでいるが、さすがに中2日はこたえているようだ。
「(豊橋記念の)次の日は軽く練習した。でも、疲れがたまっていますね。記念だからキツい面はあります。去年のはじめのころはボロボロだったけど、そのころと比べたら全然、マシですね。ちゃんと乗れている。まだ、ポジションだったり、練習も模索中しているところもある。あとは落車しないことが大事だと思ってます」
22年初場所の向日町FI初日に落車に見舞われた阿部力也は、続く前回の小田原FIが525着。
「(状態は)そんなにいいわけじゃない。なんとか走れている。(前回からは)疲れを抜きつつ、やれることはやってきました。(初日マークする嵯峨には)まずは連係を外すことのないように付いて、そこからですね」
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およそ1カ月空いた佐々木豪は、今年の初場所を迎えて抱負をこう口にする。
「去年は全体的にあんまりいい成績が残せなかったので、今年はそれよりもいい成績を残せるようにしたい。(初日は)地元の福島さんに付いてもらえるので、2車ですけどワンツーができるように」
地元の福島武士は、前回の小倉FIを232着とまとめた。
「(高松の)バンクが改修工事で使えなかったんで不安はあるけど、室内で練習はできました。(前回は)展開は向いてないなかで、リカバリーができている。だからいいと思います」
昨年末のヤンググランプリでは町田太我後位を奪われて7着に終わった石原颯(写真)は、年明けの松山FIで2勝を挙げた。
「(ヤンググランプリは)いい経験になったし、得るものもいろいろありました。(前回のあとは)バンクではあんまり乗れていないので、(状態が)わからないところもあるけど頑張ります。しっかりと自力を出して、ラインで決められるように」
池田憲昭は昨年の当所記念を欠場。2年ぶりの地元記念となるが、力むことなく石原とのセットの初日に臨む。
「いつも通りに体調を整えてきました。そこまで意識をせずに普段通りすごしたい。(初日は)同県の石原君がいるんで、僕は信頼して付いていきます。まずは追走に集中したい。(優勝が)一番いいけど、なかなかできないのが地元記念かなと」
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昨年は2月に奈良記念を制覇。11月の競輪祭では決勝に進出と進境をみせた山田久徳は、前回の奈良FIで優勝とリズムもいい。
「(前回は)優勝できたんで良かったです。そのあとは普段通りに練習をしてきました。去年は記念を1本獲って、GIの決勝にも乗れたんで、今年はもう1つ上を目指していきたい」
畝木聖がいる一次予選で松坂侑亮の組み立てが1つのポイントになりそうだ。
「(初日は)3分戦で(ラインが)3人いるし、後ろに(大塚)玲さんがいるんで頑張りたい。冷静に自分の得意パターンに持ち込めればと思います。風を切るのが自分らしい走りなんで、そういう(積極的に仕掛ける)のがあります。まずまず、自分なりにいい状態だと思います」
高松出身の青野将大が当所に初登場。“地元意識”で気持ちを込める。
「香川生まれ、香川育ちなんで、地元のつもりで走ります。(前回の)前橋が中止になって間隔が空いたんで、思ったより練習ができました。1走、1走、しっかりと出し切って、4日間積極的に走りたい」
今期すでに2場所を消化した神田龍だが、いまひとつトーンが上がらない。
「(仕上がりは)そんなに良くないですね。寒くなってきたのもあるし、冬場はいつもあんまり良くない。そのなかで積極的に自力を使って頑張りたい」
高松で練習を積んでいた時期もあった小川真太郎(写真)だけに、バンクのツボは心得ている。地元コンビを連れて、ラインで上位独占を果たしたいところだろう。
「高松バンクはいっぱい練習をしたので、行きどころを間違えないようにしたい。脚の感じはいいと思うけど、競輪場が使えなかったのでちょっとわからないところもあります。地元の人が付いてくれるんで、しっかりと貢献できるように」
前回の佐世保FIの決勝で落車するアクシデントがあった香川雄介は、そこから中2週間以上のローテーション。しかしながら、怪我の影響もあり、あまり強気にはなれない。
「前回、落車しているので、なんとも言えないですね。部品も壊れてしまった。それから地べたには1回も乗っていない。香川県にも若い選手が出てきたんで、ちょっと前とは(雰囲気が)違いますよね」
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眞杉匠(写真)は5場所連続の優出中。3場所前の京王閣FI、前回の静岡FIと2度の優勝と持ち前の積極的な走りで別線を圧倒している。
「(昨年の当所記念の決勝では)モガき合いになったけど、また決勝に乗りたい。去年は(ダービーで決勝にも乗って)だいぶ成長ができたかなっていうのがあります。去年よりもさらなる飛躍をっていうのがあります。ヨシタクさん(吉田拓矢)のGI優勝もいい刺激になってる。(今シリーズは)最低限、決勝、(記念を)優勝したいですね」
S級デビュー場所となった前回の立川記念が5881着。最終日に勝ち星を挙げた村上竜馬だが、力の違いを痛感している。
「みんな強いです。(前回は)気づけば4日間が終わっていた。1着を取ることができたのは、後ろの人のおかげです。(S級は)レースの流れも早いように感じたし、脚も違う。全部、違いますね」
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当所記念を連覇している松浦悠士(写真)が、今年も地元、中四国地区のシリーズで主軸を務める。前回の和歌山記念4316着から自転車のセッティングを変更して、上積みも望めそうだ。
「(前回は)自分の感触ほど自転車の進みが良くなくて、セッティングを微調整した。前回よりは上積みがあると思います。去年は過密スケジュールのなかで優勝ができた。今年は時間もあったし、状態もいいので楽しみです。(初日特選のこのメンバーなら)ある程度、長い距離を踏むってことも考えます」
グランプリ覇者として22年を戦う古性優作だが、タイトル奪取の前から近畿の選手としての重責を背負いながら戦い続けてきただけに、なんら変わることはない。
「今年もしっかりとGIのタイトルを獲って、グランプリに乗れるように頑張ります。(前回の和歌山記念は)体調自体は良かったけど、ほかの選手が強くてシンプルに実力が違った。脚(力)を上げるトレーニングをやってきました」
中川誠一郎は、前回の佐世保FIを211着。2日目の準決では上がりタイム10秒7を叩き出して、タイムが出づらい冬場ながらバンクレコードを更新した。
「(前回は山崎)賢人のおかげで優勝して、(22年の)いいスタートが切れました。(2日目は)そこまでタイムが出た感触はなかった。1月に(バンクレコードを)出した人はいないんじゃないですかね。そのあとは(2週間以上)空いていたので、しっかりとトレーニングができた」
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