松本秀之介(写真)は、直近のFIシリーズで3場所連続で優出。9車立ては昨年10月の寬仁親王牌以来、久々だが、持ち前のスピードを披露してオープニングで好スタートを切る。
「(寬仁親王牌がドームだったので)外の9車立ては久しぶりですね。しっかりと仕掛けどころを逃さないように。FIと違った流れがあると思うので、そこに対応できたらと。(昨年は)その前の年と比べても、決まり手も増えたし、踏める距離も長くなっている。成長できたかなって思います」
コンディションを崩して前回の別府FIから3週間以上空いた鈴木庸之は、前回から自転車を戻して好感触を得ている。あとは状態面だけだろう。
「別府から(自転車を)戻して、脚がたまる感じがあった。ただ、別府の2日後くらいに体調を崩して、1週間くらい練習ができなかった。そのあとの2週間くらいはやってきました。(脚力を)戻そうと思ってやったら、いまは脚が張っているので良くないかもしれないですね」
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グランプリシリーズの前回の平塚FIの初日に落車に見舞われた鈴木竜士(写真)は、そこから中5日。新年の地元記念に気持ちを込める。
「(落車の)痛みを引きずっているところはあります。練習の方も立川記念に向けて頑張ってやってきた。体の方は痛いところもあるけど、気持ちで乗り越えたい。(初日は山本)勝利に任せます」
柴崎淳も、前回はグランプリシリーズ。527着と一息だったが、初日は中部ラインの先頭に迷いはない。
「(初日は)久々の自力だけどしっかり走ります。(前回から中3日ですが)元旦から練習をしてました。体調的には問題ないと思うんですけど、(寒さとかで過去の落車での怪我による腰の状態が)急に変わっちゃうこともあるので、その辺ですね」
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前回の小松島FIを411着。先行策に出た阿部拓真の番手からV奪取の飯野祐太が、22年を優勝で締めた。
「(前回は)準決、決勝と後輩が頑張ってくれて、1着が取れて優勝もできました。そのあとはいつも通り練習をしてきました。(自分の調子が)少しずつ戻ってきている感じがします」
昨年11月以来の実戦になる竹内智彦は、ピスト6で感触をつかんで久々の競輪に備えた。
「(昨年の)12月は体調不良があったりして、欠場をさせてもらいました。いまはもう体調はバッチリです。ピスト6で走った感じも良かったです。(新年から)全力で」
坂本貴史は、08年のデビューから積み重ねた通算勝利数が299。区切りの300勝まであと1勝に迫っている。
「(300勝まで)あと1勝なんで、今回決めたいですね。それで(23年を)いいスタートを切りたいです。今回も冬期移動先の伊豆でしっかりと練習をしてきました。伊豆は何年も冬期移動しているところなんで、生活も慣れています」
前回のグランプリシリーズでは初日特選、準決を連勝。南修二は、優勝にこそ届かなかったが、シャープな伸びが目を引いた。
「(前回は)体調自体は悪くなかったと思います。(そこから中3日は)いつも通りですね。(状態は)変わりないと思います。(初日は連係する岡崎智哉と)2人で決められるように頑張ります」
昨年末のヤンググランプリは、連係した吉田有希のまくりを交わして優勝の菊池岳仁(写真)。初めて番手回りでチャンスをモノにして、本来の自力での走りに回帰する。
「(ヤンググランプリは)吉田君のおかげです。また、自分はしっかりと自力で。GI、GIIも自力で勝ち上がっていけるように頑張りたい。(ヤンググランプリのあとは)休んで疲れを取って、(練習を)やってきました。そんなに上積みはなく、(状態は)変わらないと思います」
本来のポテンシャルからしたら、まだまだ成績が出ていない雨谷一樹は、進化を止めず今年を見据える。
「昨年は昨年でやり切りました。今年はさらに自分に厳しいレースで1走、1走を走って、去年よりもいい成績を残したい。(前回からは中3日で)休むことを優先して、調整をしてきました」
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前回の伊東記念の二次予選で落車に見舞われた松本貴治は、3日目以降を途中欠場して22年を終えた。新年で流れを変えたいところだろう。
「(落車の)怪我はそんなにひどくなかったので、帰ってからすぐに練習をしました。(落車で)自転車がダメになってしまって、それが不安ですね。(前検日の指定練習で乗った感じは)周回くらいではなんともないけど、あとはレースになってみないとわからないですね」
前々回の地元、松山、前回の奈良とFIで連続優出中の渡部哲男だが、完調ではない様子だ。
「奈良の最終日辺りから腰痛が出てきて、自分の思うような練習ができてない。(初日は同県の松本を)しっかりと追走します」
3場所前の小田原FIでは3連勝の完全V。それを含めて野口裕史(写真)は、直近の3場所で7勝の固め打ちと乗れている。
「(追加の連絡は12月の)28日か29日にありました。時間もあったし、治療してもらう先生にケアもしてもらいました。去年は111走したんで、(今回の中12日は)すごい空いて、とてつもなく休んでしまった感覚があった。小学生の夏休みみたいに。去年の後半は自分としてもいいところもあったし、こうしたいっていう課題も見つかりました」
落車の怪我に泣いた昨年の岡村潤。新年から好発進で巻き返したい。
「(昨年は)落車で鎖骨を2回も折った。そんな年は初めてでした。そのなかで踏ん張れている。去年は一番悪いと思ってたので、あとは上がるだけだと思います」
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佐々木悠葵は、昨年11月の高松で記念初制覇。その後も静岡FI、松山FIでしっかりと決勝に進出して、高いレベルで安定している。
「(昨年は)落車とかもあったけど、記念を優勝できたんでいい年になった。今年はGIの決勝を目指してやっていきたい。(前回のあとは)休みと練習を交互に入れてやってきました。(自転車は)FIとは違うGIII用のいつものを持ってきました」
昨年の12月は松戸、広島の記念で未勝利。前回の奈良FIで2勝をマークした山形一気が、こう振り返る。
「以前は9車立ての方がやりやすいなって思っていた。けど、7車に慣れてしまったところもある。記念の着が良くないのは、どうにかしたいですね。(今回自転車を)換えたいなって思ってたけど、換えないで車輪を換えてきました」
地元、平塚でのグランプリシリーズを121着で優勝を遂げた松井宏佑は、その平塚が昨年唯一の優勝。9月にナショナルチームから退いて競輪一本で、ようやくエンジンがかかってきた。
「ナショナルチームをやめてしっかりと気持ちを切り替えた。それで年末に優勝もできて良かった。なんとか今年もこの勢いでいきたい。去年もタイトルって言ってたけど、そのレベルじゃなかった。今年は少しでもそこに近づきたい」
昨年は5度の失格を喫した渡部幸訓は、その5回がすべてがグレード戦。FIでは2度の優勝があるだけに、G戦線での立ち回りが課題になってくる。
「(昨年は)FI戦にかぎって言えば、成績をすごくまとめられた。でも、グレードではすごく事故が多くてもったいなかった。大きい舞台でもやりたいことはできているし、そこまで(上位選手と)脚力の差はないのかなと。記念とかでしっかりと集中していきたい」
北井佑季(写真)が、立川に初登場する。前回の地元、平塚でのグランプリシリーズでは、先行力をアピール。練習バンクでツボを知る当所で、23年のスタートを切る。
「去年1年間は悔しい思いをたくさんした。平塚のグランプリ開催では、一流選手を間近に見られる機会があって、すごく刺激になりました。(去年の壁を)乗り越えられる1年にしたい。自分は基本立川で練習します。(レースでは)初めてです。練習で使わせてもらっているバンクで走れるのが記念ですし、いい結果を残したい」
昨年11月の競輪祭以来、1カ月以上ぶりの実戦になる内藤秀久は、12月に腰部の手術して新年に備えた。
「ヘルニアをとって、今年に向けて万全にしたかった。内視鏡(の手術)だったので、2日後には練習できました。40歳にもなって、ウエートトレーニングとかを考えると、その辺りがキーになってくる。また上を目指したい。高負荷で練習をやってきました」
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昨年11月の競輪祭、前回の当所FIと2度の失格を喫している近況に、森田優弥が慎重にコメントする。
「1走、1走、安全に走ります。(昨年はいろいろと)キツかったけど、いい経験になりました。ここの追加がきたのは2週間くらい前ですね」
高橋築(写真)は、前回の向日町FIをオール2着。昨年11月の京王閣記念優出から成績をまとめて、勝ち星もコンスタントに挙げている。
「(昨年は)なんとかまとまった感じがあります。(前回からは練習を)いつも通りやりつつ、疲れが取れるようにやってきました。(地元記念で)ちょっと緊張しているかもしれないですね」
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昨年末のグランプリでは、松浦悠士が4車の北日本勢を分断。番手を守り切った新田祐大(写真)だったが、近畿勢にのみ込まれて6着。気持ちを新たにして、返り咲いたS級S班で新年を迎える。
「(グランプリは)やることをやった上で負けたので、今年からまた新たに頑張ります。また(今年も)グランプリの舞台で戦えるように。グランプリまでは精神的にも肉体的にもかなり追い込んだので、(グランプリのあとは)リフレッシュしてきました」
昨年11月の競輪祭では連勝スタートも3、4走目で連続の落車。昨年の当所記念を制した吉田拓矢が、競輪祭から1カ月以上空いた。
「体はもう大丈夫です。2回落車したんで、(そのあとは)休ませてもらいました。(練習は)2、3週間できたと思います。(今年は)またタイトルを目指して頑張ります。新車できました」
5人いるグランプリメンバーで最先着の郡司浩平が、昨年末の大一番をこう振り返る。
「自分のなかで、ああしておけば良かったなってうのがあるけど、これが現状ですね。今年のレースで、もう1つ上のランクで走れるように。いい経験を差せてもらった。年末年始で変にだらけるより、レースを走った方がいいですね」
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