松岡健介(写真)は、6月の大垣を皮切りにFIシリーズを5場所連続で優出中。前回の川崎も412着とまとめた。
「(前回から中3日で)いつも通り自転車に乗らないで、あとはウエートトレーニングとかやることをやってきた。中間スピードとかトップスピードが上がったわけじゃないけど、その瞬間、瞬間の判断がいいのかもしれないです。いい意味でシビアに走れている」
その松岡とは5月の平塚記念の一次予選(8着、松岡は1着)でセットになっている中井太祐は、前々回の奈良FIで地元Vを飾っている。
「(前回の函館FIを343着も)決勝に乗れなかったけど、調子は良かった。(最終)バックも取れているし、(6月からの新ルールは)自分には比較的いいのかなと思っている」
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今期初のS級の染谷幸喜は、川崎931着、宇都宮251着とFIシリーズではクラスの壁を感じることなく勝ち星を挙げている。S級3場所目で初の記念に挑む。
「追加は4日くらい前にきました。(配分が)1カ月くらい空いていたんで、追加がきて良かったです。(S級でも)しっかり力を出し切るレースをすれば、いい着を取れるなっていうのがある。でも、隙を見せると、ダメですね」
鹿内翔は、前回の川崎FIを235着。初日予選は飯田裕次に競り込まれたが、藤根俊貴後位を死守してまくりに流れ込んだ。
「初日はドン競りだったのをしのいでいるし、2日目も根田(空史)君の3番手で根田君が行けないけど3着に入れた。だから脚は悪くない。そこからは(中3日で)ほぼなにもやらないで調整程度です」
今野大輔(写真)は、7月があっ旋をしない処置。1カ月超をトレーニング期間に充てて、ここが今期の初場所になる。
「(あっ旋が)止まったのは初めてですね。長い目で見てと思って、そこを意識した練習をしてました。だから、今回にすぐに(練習した効果が)出るとかじゃないです。レース勘の不安は少しあるけど、もともとそんなに(レースの組み立てが)うまくないので」
前回の川崎FIを191着から2週間以上空いた宿口陽一は、ゆとりのローテーションもあってか地元記念にリラックスムード。
「空いたんで、ここに向けて普通に練習をやってきた。気負うような感じもないし、あとはレースになれば自然と気持ちが入ると思います。状態も上がってきている」
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前回の大垣記念を3832着。金子哲大は、6月のルール改正から勝ち星がない。
「(新ルールで)誘導ペースが速くなってから、最後が残れなくなっている。余力が残ってないですね。ただ、このバンクは早めに(仕掛けて)行かないとダメですからね」
池田勇人は前回の奈良FIを936着。3日間、すべて吉澤純平との連係で、初日だけが前回りで、積極策に出た。
「初日は自分が前を回って先行をして、(9着だけど)別線にはまくられなかった。そこからはクーラーのせいなのか、のどが少しやられて不安もある。でも、乗った感じは悪くなかった」
高橋和也(写真)は、前回の弥彦記念の一次予選を6着で2日目以降は欠場を余儀なくされた。6月の函館記念でも一次予選6着から3連勝と一次予選が“鬼門”になっている。
「(6月の)函館もやっちゃったし、前回も失敗した…。(新ルールで)前半から早いペースになってる。それで6着なんで。ただ、構えすぎないようにっていうのもある。同じミスはしないようにしないと」
前回の奈良FIを971着の佐藤幸治が、金ヶ江勇気とセットだった初日を反省する。
「金ヶ江君の番手だった初日は情けなかった。ただ、踏んでいる感じは変わらずで、状態はいい。今回もそれを維持できていると思うし、疲れは大丈夫」
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昨年4月の当所で記念初制覇を遂げた和田圭(写真)が、2度目の記念Vに向けて坂本貴史とシリーズのスタートを切る。
「ここは思い出のバンクですからね。(初日に坂本との連係で)サイコーじゃないですか。雨とかの影響もあってあんまり乗れてないけど、ウエートトレーニングとかも含めてやるべきことはやってきた」
矢口大樹は1年間のA級暮らしを経て、今期S級にカムバック。FIシリーズの3場所で4勝と力のあるところを見せている。
「自分の力を出し切れれば、FI戦とかは勝負になるなっていうのがあります。ただ、もっとチャレンジャーとして走れるのかと思ったら、思いのほか警戒されている。そこは甘かった。(ここ2場所)初日大敗が続いているので、初日はしっかり決めたい」
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伊早坂駿一は、前回の大垣記念を9419着。成績が示す通り、本来の動きにはなかった。
「練習もそうですけど、(調子が)全然良くないですね。年に何回かこういう時があるんですよ。でも、そうなるとまた良くなってくるんで。練習は普通にできている。今回はハンドル幅を狭くして、セッティングを変えてきた。(練習では)良さそうだった」
大垣記念3日目に落車のアクシデントに見舞われた村田雅一だったが、最終日も欠場はせず、中1週間で今シリーズを迎える。怪我の影響も少なそうだ。
「落車があったけど、体の方は大丈夫です。オールスターまでは、予備の(フレーム)を使うけど、それも前回とサイズは一緒だから問題はないと思います」
長島大介は前々回の佐世保FIで優勝を遂げたが、前回の地元、宇都宮FIを529着。
「佐世保で優勝したあとに、練習をやりすぎてしまった。それで前回は疲れていました。(今回は)疲れも抜けて練習の感じもいい。久々に(コンディションが)いいっていう感覚がある」
一昨年、A級では当所ミッドナイトでV奪取の原口昌平は、持ち前の機動力を発揮できれば別線が苦戦するシーンも十分だ。
「練習はいつも通りできたんで、あとはそれがどれだけ出せるかですね。西武園はそんなにバンクのイメージがないんですけど…」
小林泰正は、前回の弥彦記念を2414着。初めての記念ながらもファイナルに進み、地元の諸橋愛の3連覇に大きく貢献した。
「(弥彦記念の決勝は)なにもできずに終わらなくて良かった。自分が先行するつもりだったけど、やっぱり松井(宏佑)さんが飛んできたし、諸橋さんは(松井の後ろの渡邉雄太を)絶対にさばくっていう感じだった。(松井との)車間をもっと早く詰められれば、自分にもチャンスがあった。力不足です。中2日ですけど、マッサージとか軽めに乗ったりで、初日にはフレッシュな状態で走れると思います」
前回の和歌山FIを3連勝の完全V。地元の武藤龍生(写真)は、今年3度目の優勝で勢いに乗っている。
「いろいろな方々のアドバイスを聞いて、乗り方を変えたら、自分の感覚がだいぶ良くなった。それと気持ちの面もあって、その2つがかみ合ってるんでいいんだと思います」
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前回の大垣記念1541着の森田優弥(写真)は、準決で平原康多と連係。惜しくも決勝進出は逃したが、得たものは大きかった。
「すごく勉強になりました。そのあとはとくに変わったことはしないで、いつもの感じで調整して来ました。ここ(西武園)は練習でも何回かやっているし、べつに走りづらいとかの違和感はない」
神山雄一郎は、直近3場所のFIをすべて優出。勝ち星も順調に重ねて、競走得点も110点台に戻してきた。
「(競輪は)練習をすれば結果が出る世界だと思う。若い選手みたいにすぐには出なくても、時間がたって2、3カ月後にはっていうのを体感している」
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平原康多(写真)は、前回の大垣記念を準V。新鋭、宮本隼輔の優勝をたたえて、自らにも及第点を与える。
「宮本君が強かった。自分はそこ(宮本の後ろ)まで脚を何度も使っていた。抜ける感じじゃなかったし、あのタイムでよく付いていけた。113期が出てきて、余計にレベルが上がっている。前回はサマーナイトフェスティバル明けでかなり疲れもあった。それに(ナイターからの)時差ボケもあって、日に日に良くなっていった。今回はそういう疲れはないです」
6月高松宮記念杯の落車で1カ月半以上のブランクがある武田豊樹は、「早く走りたかった」と、胸中を打ち明ける。
「痛みと相談しながら、(練習を)やってました。治療もしながらでしたし、そろそろ良くなってきた」
今期一発目の地元、小松島記念を制した太田竜馬だが、続くサマーナイトフェスティバルは581着。
「脚の方は悪くないんですけど、成績が良くなってくると(別線に警戒されてしまう)。そこはしょうがないですね。(ルール改正は)重注がつかなくなって良かった。(ペースとかは)全然気にならない」
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