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25#

検車場レポート

  • 1/16 Wed.  (前検日)
  • 1/17 Thu.  (1日目)
  • 1/18 Fri.  (2日目)
  • 1/19 Sat.  (3日目)

1R

選手の写真です。
田中晴基選手

 昨年、大みそかからの岸和田FIを943着。今期一発目が一息だった田中晴基(写真)が、今シリーズのオープニングで巻き返す。


 「前回はあんまり体調が良くなくて…。でも、もう大丈夫です。今年ですか? 記念をまた1個獲りたいですね。去年もそう言ってたんですけど。この制度(記念の新概定)になって、(初日)特選に乗るくらいにしたい。そのためにもひとつでも上のレースを目指して走ります。まずは油断せずに」


 前回の静岡FIでは624着と納得のいかない戦績だった久米康平だが、原因をつきとめて上昇カーブを描いてきそうだ。


 「自分の悪いところがようやくわかった。それがすぐに良くなるかはわからないけど、早ければ来月くらいにはって思ってます。原因が背中にあると思っていたのが、足首からきているっていうのがわかった。怪我をしている人みたいに歪んでいるみたいで、リハビリみたいなことをやってます。500バンクは好きだし、自分の力は発揮しやすい」

2R

選手の写真です。
不破将登選手

 不破将登(写真)は、近況の5場所をFIながらもすべて優出。1度の優勝に2度の準Vと乗れている。


 「体重をマックスから16、17キロくらい落としました。食事制限とかじゃなく、ウエートトレーニングを始めたらそうなった。その瞬間、瞬間で動けてると思うし、ここって思ったらヨコもやる。もちろん先行の気持ちも全然ある。記念は熊本(10月の久留米)以来。その時より今の方がいいと思う。だから、どれだけ記念で戦えるか楽しみですね」


 昨年を不本意な落車失格で終えた岡光良が、地元記念でおよそ1カ月半ぶりに復帰する。


 「(前期)最後の失格で(S級)1班が取れなくなっちゃったけど、またここから頑張ります。もう練習も普通にできてる。あとは新車だから、その辺ですね。冬場だから重いイメージだけど、流れるのかなって。あとは走ってみないと」

3R

 海老根恵太との連係に気持ちを込める佐々木龍が、攻めるレースで久々の記念に挑む。


 「海老根さんとは初めてだと思います。小さいころからテレビで見ていた人だから、気合を入れて頑張りたい。(記念は)やっぱり雰囲気がいいですね。(前回は)成績が良くないけど、テーマを決めて挑んだ。もう積極的にチャレンジャーらしく、自分の力を出し切れるように。(強気に攻めるっていうことを)忘れないようにしたい」


 佐藤幸治は、前回の奈良FIを124着と今年まずまずの滑り出し。


 「(奈良は)1勝できたし、決勝にも乗れた。(新年一発目としては)上々じゃないですか。そこからもしっかりケアして、やることをやってきた。(同県の山崎賢人とは)俺が勝ち上がらないと、一緒になる機会ない。厳しいけど、しっかりクリアしたい」

4R

 新年の立川で記念の新概定を経験している神山雄一郎が、一次予選回りにも淡々と口を開く。


 「(この概定になって)緊張感あるよね。でも、みんな一緒だから。あとは(初日)特選に乗れるように。(前回は)もうちょっといいかなと思ったけど、まだなんとなく自転車とのマッチングが…。微調整したんで、もうちょっとやれるんじゃないかと」


 急な追加配分の吉本哲郎だが、例によって焦ることもなくコンディションも問題なさそうだ。


 「追加は前検日の前の日ですね。いつもそんな感じだし、あとは走ってどうだかですね。僕(のライン)が本線じゃないし、その方が走りやすい。思い切って行って、(本線を)なんとかやっつけます」

5R

選手の写真です。
守澤太志選手

 近況、逃げの決まり手もついている守澤太志(写真)だが、やはり気持ちは追い込み。追い込みとしてトップを目指すことに心変わりはない。


 「自力だとFIとかならいいけど、記念の準決じゃ戦えない。自分が目指すところはやっぱりそこじゃないんで。追い込みなんで動きたくない。ただ、前期は2班なんで、自力の番組を組まれて動いたんですよ」


 その守澤太志に前を委ねられた真船圭一郎は、気負うことなくリラックスムード。


 「やっと記念で決勝に乗れるくらいまで点数を上げてきたのに、この制度(新概定)になって厳しいですね。(前回から中)5日でべつになにもせず、いつも通りの生活。練習もできたんで、疲れはないですよ」

6R

選手の写真です。
吉田敏洋選手

 ここは吉田敏洋(写真)が、実績最上位。17年当所記念以来、500バンクに出走する。


 「(前回の1月平は)寒かったっすね。寒くてキツかった。(初日、2日目は)大きい着だったけど、自分で動いての結果なんで。その後しっかり練習できたんで、上がってるとは思いますよ。(今年は)また、自力選手としてしっかり上げていきたいなというのがある。ただ、500(バンク)が久しぶりなんで、不安はありますね。どんな感じだったかなって」


 宿口陽一は、実に10年振りにホームバンクの大宮記念に登場する。初日は同県の後輩、伊藤慶太郎に前を任せる。


 「(大宮記念は)かなり久しぶりなんで頑張りたいですね。(前回の)静岡は、新車にして試したいことがあったんですけど、ダメだったんで全部戻してきました。練習でも平原(康多)さんにやめた方がいいって言われた。去年の終わりくらいから人の後ろが増えてるんで、そういう時のことも考えていかないと」

7R

 天田裕輝は12月前橋FIで、初日特選、決勝で最終バックを取って133着と、積極的に仕掛けて地元で見せ場を作った。


 「良くなってきてるとは思う。ただ、脚力的にもう一段階上げたいっていう気持ちはありますね。基本は脚力勝負だと思っているんで。バックはとくに意識してないですけど、行ける時に行くっていうことは考えているんで」


 レインボーカップファイナルで特昇した吉田茂生は、3場所目の1月立川記念でS級復帰後初勝利を含む2勝を挙げた。


 「(S級に)上がったばっかりで、仕掛けないとって思って焦っちゃってましたね。立川は初日はダメだったんですけど、2日目からは落ち着いて走れたんで良かったと思います。自信になりました」

8R

 12月高知FIでS級初優勝を飾った中西大。前回から中19日での参戦で、心身ともにリフレッシュした様子で検車場入りした。


 「(高知は)繰り上がりだったけど、自分としては納得の内容でした。駆けさせてもらったけど、道中の回し方も、踏み直しもしっかりできてたんで。(休みの間は)新婚旅行に行ってました。しっかり休めましたね。ただ、帰ってきてからすぐに誘導が入ってたんで、実際そこまで練習はできてない。走ってみてからって感じです」


 志智俊夫は、随所にまくりも駆使して好走を続けている。


 「みんな強いんで、タテ脚はずっと磨いている。今はなるべくパワーとスピードがないと勝てないと思ってるんで。勝ち上がりが変わったとかっていうことよりも、レースごとにしっかり考えた走りをしたい」

9R

 S級でも自慢のパワーを発揮しているのは野口裕史だ。


 「大宮は初めてです。500(バンク)自体3回目で、チャレンジで1回と、A級(1、2班)の時に1回なんで、正直あまりわかりません。でも、練習で千葉で走っているんで、大丈夫だと思います」


 小酒大勇は、前回から中2日での追加配分。


 「さすがに疲れがあったんで、この2日はケアを重点的にやってきました。(前回の)松阪の感触も悪くなかったですね。最近はバックがなくなってしまってるんですけど、自力が出るうちは自力でやっていきたいですし、先行はできなくても思い切っていきたい」

10R

選手の写真です。
原田研太朗選手

 昨年はグランプリ出場を次点で逃した原田研太朗(写真)。今年初戦の1月小松島は、同県の後輩、小川丈太の番手からまくって地元優勝を飾り、新年の好スタートを切った。


 「(グランプリは)終わったことは終わったことで置いといて。でも、次は出てやろうって気持ちにはなりました。年間通して少しでもいい成績を残したい。去年の後半は失速してしまったんで。(前回小松島の決勝は小川の)気持ちがうれしかったですね。あれだけ行ってくれたんで。今回はメンバー的にも自力が多くなると思うし、500(バンク)なんで焦らずに」


 橋本強が、原田の番手から白星を狙う。


 「追加は5日か、6日前に来ました。(原田は)いつもいいレースしてくれる。僕はついて行くだけです。(前回の奈良FIの)初日は(連係した)山崎(賢人)のダッシュがすごすぎた。最近では味わったことがない。(勝ち上がって)リベンジしたいですね」

11R

選手の写真です。
金子哲大選手

 一次予選のメインには地元の金子哲大(写真)が登場する。


 「前回は体調を崩しました。風邪ですね。ちょっと空いたんで、休養してもう大丈夫です。もうちょっと早いレースかなと思ってたんですけど、メインですね(笑)。地元だし緊張は少しあります。(バンクは)重いっす。練習しててもかなり重かったんで、その辺をうまく対応したい」


 金子の番手は神山拓弥。金子をサポートしつつ差し脚を伸ばす。


 「調子は前回もその前も変わりなくずっといいです。あとはレースなんで、流れとか、展開とかですかね。(14年に当所記念を優勝した)あの時は自力だったんで。でも、大宮は意外に相性がいい。予選は緊張するけど頑張ります」

12R

選手の写真です。
平原康多選手

 当所記念6度の優勝を誇る地元の絶対的なエース、平原康多(写真)。グランプリの落車の影響で立川記念は欠場したが、地元記念に照準を合わせてきた。


 「(落車の怪我は)そんなにひどくなかったけど、自転車がなかった。(今回の自転車は)グランプリのヤツだけど、(立川記念には)間に合わなかった。久しぶりにちゃんと正月を迎えられました。(怪我は)たいしたことなかったけど、しっかりケアだけはして。ゆっくりできたことに尽きる。(大宮記念は)何回獲ってるかわからないけど(笑)、あとは自然体で」


 平原の前を回るのは鈴木竜士。今回も持ち味のスピードを爆発させる。


 「今年は記念を獲りたいですね。イマイチ結果がついてきてない。もう一声、二声くらいは結果が欲しい。(平原とは)連係は初めてなんですよ。楽しみですね。脚力的になにをしても抜かれるだろうから、よくてワンツーか、僕が確定板に乗れるように頑張りたい」


 注目は111期の超新星、山崎賢人だが、前回の1月奈良FIで大きな着が続いて、気になるのは状態面だ。


 「状態は大丈夫だと思います。(前回は)前を越えられなかっただけなんで。後手に回ってしまう場面が多かった。最終日に一番ダメなレースをしてしまいました。大宮は初めてです。(大宮の)レースは見てきました。(初日特選は)強い人ばっかりなんで、勝てれば次につながると思います」

1R

選手の写真です。
久米康平選手

 打鐘4コーナーで切った市橋司優人を、最終ホームで叩いて田中晴基が先行策に出る。前受けから下げた久米康平(写真)は、1センターで踏み上げて中団に追い上げると、3コーナーからまくって白星をつかんだ。


 「(最終)ホームでカマしても良かったと思うし、バックでも入った勢いでまくった方が良かったかもしれない。1着が取れてるんで良かったけど、2回仕掛けどころを構えてしまった。仕掛けた感じはかなり良かった。バックで内から来られて、無理やり仕掛けた感じであそこまで行けているんで。でも、ホームで仕掛けてどこまで行けるか試したかったですね」


 先手を奪った南関勢の3番手を固めた丸山啓一は、道中は内を締め込み、直線で外に持ち出して鋭く伸びて2着に突っ込んだ。


 「(田中)晴基が頑張ってくれたおかげ。新田(康仁)さんが踏んでから(自分が踏む)っていうのは、レースを走る前から決めていました。ギリギリまで我慢して、それで抜けているんで伸びてますね。ずっといい状態で練習も競走も走れています」

2R

 打鐘過ぎに荻原尚人が誘導を切る。荻原ラインに続いた矢野昌彦は、不破将登にフタをしてから4コーナーで叩いて出る。不破は最終ホームから巻き返しを狙うが、別線と絡んで不発。荻原もバックからまくるが3番手まで。最後は矢野の番手の岡光良が、絶好の展開を生かして差し切った。


 「暖かくて、風もなくて天候が良かったし、矢野君がキレイに駆けてくれて全部やってくれた。ゴール前まで誰もこなかった。地元のトップバッターで口火を切れて良かった。(通算)70勝が目前だし、今開催でもう1勝したい。あとは1回でいいから、平原君と連係したいですね、最終日に」 


 約1周を駆けた矢野昌彦が、2着に残れずも内容は悪くない。


 「3コーナー過ぎで、あの展開なら駆けられるなと思った。荻原君が切ってくれたから、自分としては駆けやすくなりましたね。ホームの宇都宮も500バンクだし踏みどころをうまく計算して、思い通りのレースができた」

3R

 中団から合わせて動いた土屋壮登を押さえ込んだ佐々木龍が、後続を一本棒にして先行態勢を取る。別線を引きつけたまま最終ホームを通過し、佐々木は1センターから踏み上げる。番手で絶好の海老根恵太が、直線で抜け出しきっちり勝ち切った。


 「(佐々木)龍のおかげ、頑張りに尽きますね。(まくりが)来ているのもわかったけど、残さなきゃっていうのも…。それで中途半端になった。(ブロックというよりは)タテに踏むしかない場所だったし、江守(昇)さんにも申し訳ない」


 「かなりデカいですね」とは、2着で二次予選A行きを確定させた土屋壮登。ソツない立ち回りから4番手をキープして、地元記念で納得の走りを見せた。


 「内容としてもそんなに悪くないのかなと。(佐藤幸治のまくりも)見えてました。自分の出が良かったし、伸びました。踏んだ感じはいいです」


 

4R

選手の写真です。
高原仁志選手

 中団から動いた亀井久幸が片折亮太を押さえる。吉本は4番手から仕掛けに行くが、その上を片折が叩いて前に出る。片折がペースを落とすと、後方で立て直した吉本は最終1コーナーから巻き返す。合わせて踏み上げる片折の抵抗をバックでねじ伏せた吉本を、最後は高原仁志(写真)が差し切った。


 「(吉本は)焦らずに行ってくれました。ジャンのところで1回下げたけど、周りの状況を見極めて緩んだところをすかさず行ってくれた。(自分は)出切ってからは余裕もありましたね。取手記念で落車して、そこから強行日程だったからそのツケがあったけど、(中21日空いて)大丈夫ですね」


 いったんは後方に置かれるも、冷静に最終ホームからまくった吉本哲郎が2着に粘った。


 「(後方に置かれても)なんとも思ってなかった。(他が)駆けるんだったらまくりだけど、駆けないんだったらタイミングを見てって感じで。片折もやる気だったし、駆けるのかなと思ったけど、(最終)ホームか4コーナーで流してたんでチャンスだと思った。バックを通過した時点でペースに入れてたんで、なんとかなると思ってました」

5R

 打鐘の3コーナーで山本直が切ると、元砂勇雪は中団の真船圭一郎にフタをしてから踏み上げる。最終ホームで山本を叩き切った元砂が主導権を握り、7番手に置かれた真船は1センターから反撃を開始する。2センターで元砂をとらえた真船の番手から守澤太志が直線で抜け出すも、最後は北日本勢の3番手を固めた安部貴之が、わずかに守澤を交わして白星。


 「前2人のおかげですよ。真船君も緩んだところで行ってくれたので、少し長い距離だったと思う。守澤君も真船を残したい気持ちがあって、待ってから踏んだ分、伸び切らなかったのかな。自分は美味しいところをもっていっただけです。体の状態が良くなってきて、1着も取れるようになってきた」


 守澤太志が、2着で二次予選Aに勝ち上がりを決めた。


 「真船君のおかげ。2番(佐藤亙)の張ったタイミングも良かったし、6番(元砂)もすんなり駆ける感じだったので真船君はキツかったと思う。真船君を5着までには残したかったし、脚のある安部さんに交わされたけど、二次予選Aに上がれたのはデカい。追い込みは二次予選AとBとでは大違いですからね」

6R

 打鐘の4コーナーで先頭に立った伊藤慶太郎が、別線を警戒しながら踏み上げる。それでも最終1センターから踏み上げた吉田敏洋が、力の違いでのみ込む。西岡正一が離れて、宿口陽一が吉田後位に切り替えて追い込んだ。


 「(伊藤)慶太郎のおかげだけど、判断が難しかった。吉田さんがすごいスピードで行って、西岡さんも離れていたのでそこを待っていると、全部来られてしまう。(切り替えてから)吉田さんが単騎だったので、いい目標になった。前回から自転車を戻して感じは良かったし、吉田さんに勝てたのは大きな自信になった」


 吉田敏洋は連結を外した西岡にもゴール寸前で交わされ3着。


 「全体的に(いままでの記念の初日とは)レースは違うイメージになると覚悟していた。一番後ろまで引くと、スピードに乗らないし行ったけど、あれで3着までいくとは残念でした。今の点数は番手を回っている時のもあるし、自力の時のではない。調子は悪いとは思わないが、本来の脚は備わっていない」


 

7R

選手の写真です。
三槻智清選手

 赤板の2コーナーから上昇を始めた森山智徳が誘導後位に収まり、吉田茂生はすんなり中団まで下げて天田裕輝と併走。4番手外の天田は動かず、吉田も引くに引けない。最終1コーナーまで誘導を使った森山が駆けて、天田のまくりは不発。天田をけん制して直線で差し脚を伸ばした三槻智清(写真)が、森山を利して1着。


 「去年もここ(記念の二次予選)で勝って(3連単が)50万円くらいの配当になったんですよ。ただ、ゴールしても1着ってわからなかった。4着までには入ってるとは思ったんですけどね。とにかく森山が強かった」


 誘導との車間を取っておよそ1周を逃げた森山智徳が、高配当を演出して2着に踏ん張った。


 「中団が併走になってたし、誘導も残ってたんで(最終)ホームくらいでは先行しようと。あとはゴール線までもつ踏み方をした。こんな展開になるとは思ってなかった。それにしても(二次予選Aは)うれしい」


 

8R

選手の写真です。
中西大選手

 後ろ攻めから上昇した柿澤大貴が、打鐘の3コーナーで前に出る。関東勢に続いた小林則之が、最終ホームで内の柿澤を警戒しながら押さえると、その上をカマした中西が先制する。中西はグングン加速して別線を置き去り。ゴール寸前で志智俊夫が、差し切った。


 「(中西は)いいペースだったね。最後もタレなかったし。井手(健)君も付いてきていたし、その後ろが離れてるのもわかっていた。最後はいっぱいではないけど、ペースに合わせてたんで、踏んだけど思いのほか出なかった。抜いてないかなと思った」


 持ち味の先行で別線を完封した中西大(写真)が2着。


 「(ホームで小林が)内を見てて、こっちを見てなかった。それで出させてくれるんだなと思って行きました。展開も楽だったし、楽に踏めたんで良かったですね。ただ、あの展開で志智さんに思いっきり抜かれてるんで。もっとゴール前勝負できるかと思った。予選で飛んだことがあって、500(バンク)のイメージが悪かった。でも、(前々回)高知で、駆けたらなんとかなるって感じがありましたね」

9R

 打鐘の3コーナーで先頭に立った野村典嗣がペースを上げず、前受けからすんなり7番手まで引いた野口裕史に反撃のタイミングが巡ってくる。最終ホーム手前から重厚感のある仕掛けで、別線を制圧した野口が押し切った。


 「千葉で練習しているような感じで踏めた。打鐘過ぎに引っこ抜くのが遅くて…。行かなきゃいけないタイミングの時は、まだ下げ切れていなかった。そういうのは二次予選に生かしたい。風の強さも感じなかったし、千葉より軽く感じました」


 野口の二の足に渡邉晴智は、半車詰め寄るのが精いっぱい。


 「強いね。(渡邉)雄太が強いですよと言っていたけど、その通りでしたね。比べるのはどうかなと思うけど、比べるとすればカマシなら野口、押さえ先行なら雄太ですかね。先行一車で作戦が難しかったけど、競らせないようなスピードとコースで先輩思いなヤツですよね。最後も踏み直された。成清(貴之)でも抜けないのに、俺が抜けるはずがない」

10R

選手の写真です。
佐川翔吾選手

 打鐘の2センターで先頭に立った原田研太朗は、最終ホームで佐川翔吾ラインを受けて4番手からの立て直し。逃げる佐川が踏み降ろすと、番手の伊代野貴照は空いた車間がなかなか詰まらない。さらに4番手で前団から遠く離れた原田だったが、まくり追い込みで突き抜けた。


 「1回は前に出てっていうのがあって、北日本勢が切ったところを切ったけど、500バンクだったんでまだ長いって思って流しすぎた。そしたら(カマされて)車間が空いて見過ぎた。調子の悪い空き方ではないし、以前より余裕がある」


 原田に屈した佐川翔吾(写真)だが、後続にのみ込まれることなく2着に逃げ残った。


 「原田君がいつ来るんだと思いながら踏んだけど、自分も残れて良かった。いつもは行けないところで行けているし、気持ちも大丈夫。駆けた感触も悪くないですね。伊代野さんに助けてもったのも大きかった」

11R

選手の写真です。
神山拓弥選手

 新山将史が打鐘過ぎにじわりと出て、前受けの金子哲大は中団で谷口明正と併走になる。新山が大きく内を空けたが、金子は誘われることなくじっと我慢。谷口が仕掛けて3番手の中川博文が遅れ気味になると、そこから外に持ち出した金子がまくる。金子のまくりを神山拓弥(写真)が、半車輪、交わして1着。


 「(金子)哲大もしっかりあそこを見逃さずに行ってるし、反応がいいですね。自分は引き続き自転車とかを煮詰めて、すごく良くなってる。やっぱりこの制度になって(勝負の世界に)絶対はないんで、緊張感がありますよ」


 外を張り気味に最終2コーナーから仕掛けた金子哲大が、組み立て面での進化を披露した。


 「8番車(中川)が見えたんで、踏みながら行けば大丈夫かなって。あれで引いてたんじゃ(巻き返す)タイミングも遅れるからああいうこともやってかないと。緊張はしましたけど、ラインで決まって良かったです」

12R

選手の写真です。
郡司浩平選手

 打鐘で山崎賢人が鈴木竜士を押さえると、すかさず古性優作が前に出る。下げた鈴木だが、古性の動きにすぐさま反応して最終ホームでカマして先制する。近畿勢が中団を確保し、その後ろには単騎の山崎芳仁。郡司浩平(写真)は最終ホームで九州勢をすくって7番手に位置を上げる。関東勢とやや車間が空いた古性だが、バックで追いついてまくりを打つ。古性は平原康多に止められて後退するが、山田久徳が自ら踏む。平原と山田の直線勝負かに思われたが、2センターからコースを縫った郡司が、イエローライン付近のコースを強襲して1着を手にした。


 「(コースは)よく見えてたかな。ちゅうちょなく踏めたので、そこは良かったです。本当はもっと前にいたかったですね。(最終ホームで)単騎の山崎(芳仁)さんのところまで行きたかったけど、(鈴木)竜士も出切ってから、かなり駆けてたから、行けるスピードじゃなかった」


 古性は不発も、山田久徳が伸びて2着。


 「古性のおかげです。平原さんの横に並んだ時は、1着かと思いました。直線が長かった。(郡司の動きは)わからなかった。人の後ろなんで自力の出はわからないけど、平原さんに並んだ時の出は良かったです。あそこのキレはありましたね。(二次予選Aも)番手だし、人の後ろなら大丈夫かなって感じはあります」


 山崎賢が後方に置かれて、園田匠は最終バック9番手。しかしながら、直線で鋭く3着に突っ込んだ。


 「(山崎)賢人は不発になっちゃったけど、あの位置から3着まで来れてるんで、自分は悪くはないですね。もっと良くなるようにしっかり修正します」

6R

選手の写真です。
石塚孝幸選手

 後方まで下げた矢野昌彦を警戒しながら、市橋司優人が打鐘の2センターで4番手から踏み込む。市橋が主導権を握ると畑段嵐士が番手に飛び付いて、佐藤幸治と併走。しかしながら、最終2コーナー手前で佐藤が踏み負け、番手は畑段、矢野もまくりを打つ。畑段が合わせて出るが、接触した伊代野貴照が落車。接触で畑段のスピードは鈍り、その上をまくり切った矢野を石塚孝幸(写真)がとらえた。


 「ラインに恵まれました。(矢野がまくって)みんなギリギリだったし自分も踏んでおかないとまずいなって、そしたら(矢野を)抜けました。落車があったのも見えた。余裕があるような、ないような感じですね。怪我して(前期が)S級ギリギリだったのもあって、気合を入れ直して練習したのも良かった」


 「作戦のなかにもあったんで、イメージはしていた」と、振り返ったのは矢野昌彦。畑段の飛び付きも想定内だったようだが、思いのほかあっさり決着がついた。


 「あれで畑段君にすんなり出て来られちゃったらキツいなって。だから、その前に出たかったけど、(畑段と)合っちゃった。でも、踏み出した感じは悪くない。初日も2日目もうまく組み立てられて、調子も上がってきている。(昨年11月の)高松辺りからシューズのサンがうまくはまりだした」

7R

選手の写真です。
近藤保選手

 天田裕輝が最終ホームの手前で出ると、中団にいた谷口明正は一気の反撃。山本直のブロックにも怯まずに最終1センターでハナに立つ。後方に置かれた小林則之は谷口を目掛けて仕掛けるが、山本直に合わされて不発に。小林マークの近藤保(写真)は3コーナーから前に踏むと、直線を鋭く伸びた。


 「9番(高間悠平)のブロックで、みんな外に行って。そこで反応できました。ただ、展開はどうなるか読めなかったですね。すべて小林さんに任せて、コースを探しただけ。直線で結構伸びたし、(状態は)悪くないと思います」


 高間悠平は、まくってきた山本を強烈なブロックで止める。最終2センターから追い込んだが、2着で節目の200勝はかなわず。


 「あれが精いっぱいです。3車だったら、また違ったんでしょうけど。最後は前に踏ませてもらったけど、谷口君はすごくいいレースをしてくれましたね。記念の決勝は、一昨年の(11月)大垣記念で乗っています。記念の準決は3回目だと思います」

8R

選手の写真です。
黒田淳選手

 赤板の2コーナー過ぎに切った黒田淳(写真)が前に出る。そこを吉田茂生が押えると、すかさず真船圭一郎が叩いた。中団を確保した吉田は最終1センターから踏み上げるも、真船に合わされて不発に。後方で戦況を見ていた黒田は、バックからまくって前団をひと飲みした。


 「後ろ攻めは想定外でした。早めに切って誘導を残そうと思ったけど、真船に脚を使わされて苦しかった。(ホームで真船がペース上げて)駆けるようだったら追い上げていくけど、ペースでいってたし、モガき合うような感じだったから最後に届けばいいと思って仕掛けた。吉田がバックで浮いてたんで、降りてくるなよと思いながら、内から抜きました。キツかったですね」


 三宅裕武は最終2センターで黒田を目標にするように外のコースを踏んで2着。


 「(真船の)ダッシュが強力だった。(吉田は)合わされると思って内に降りていました。でも、吉田も若松(孝之)も頑張ってくれた。いつも、ああいう走りをしてくれるから前を任せられる。前には悪いと思ったけど、精いっぱい踏ませてもらった。記念の準決なんて5、6年振りだと思う」

9R

選手の写真です。
山田久徳選手

 郡司浩平は、打鐘の2センターからカマした佐川翔吾を追いかけるように踏み上げる。車間が空いた3番手で一息入れるも、最終2コーナーで再加速して佐川を3コーナーでとらえた。佐川マークの山田久徳(写真)は新田康仁を弾いて郡司にスイッチ。直線で抜け出した。


 「切り替えるつもりはなくて、郡司を止めたかったんですけど。もう少し車間を空けてもって思うけど2車だし。場面にもよるけど、もうちょっとできることはあったかな。二次予選は佐川さんの頑張りに尽きます。違う形で返していきたい」


 後方に置かれた吉田敏洋は、最終バックから徐々に追い上げて中団の外で併走。直線で伸びて、2着に食い込んだ。


 「すごい風で、みんなバックで止まった。とりあえず、(志智俊夫と)2人で勝ち上がれたので、そこはよしとして。5着までに入れば勝ち上がれるってことでブレーキがかかっているのかも。初日、2日目と調子は悪くないけど、変に安全策を取っていますね」

10R

選手の写真です。
村上義弘選手

 鈴木竜士が打鐘の3コーナーで出ると、すかさず古性優作が押さえて出る。そこを森山智徳が出て最終ホームの手前から先行策。しかし、8番手に置かれた久米康平が、一気の巻き返しで森山をとらえる。古性は鈴木の仕掛けに合わせるように踏み上げて、久米を2センターでとらえた。最後は続いた村上義弘(写真)がゴール前で差し切った。


 「鈴木君の動きが古性にとって見えにくい位置だったけど。古性がすかさず反応してくれた。(自分は)バックから、3コーナーでアンコになって危なかったけど、凌げてよかった。自転車とのマッチングは、グランプリで(落車して)エースフレームが壊れたので、しっかり次に向けて、一戦一戦ですね」


 俊敏な動きを見せた古性優作だが、引き揚げて来た表情はいまひとつ。さらに上を目指して、試行錯誤を重ねる。


 「後ろを見る余裕もなかったし、鈴木がどういう状況なのかもわかっていなかったです。とりあえず、目いっぱい踏んだけど。初日の脚見せの時に、なんとか戦えるかなって感じでしたけど、自分の細かい部分で、いい部分が失われている気がする。感じたこと、レースの映像を見て感じたこと、村上さんのアドバイスを合わせて、より良いものができたら。後ろ(を回った)先輩に聞いた方が、自分としても(答え)合わせやすいんで」

11R

選手の写真です。
山崎芳仁選手

 山崎賢人にフタをした野口裕史が、打鐘の2センターで飛び出して主導権。南関勢を追いかけた山崎賢は車間が空いた4番手に追い上げてから最終1センターで踏み上げる。が、番手の横でいっぱいに。後方で脚を溜めていた山崎芳仁(写真)は大きく空いた車間を一気に縮めると、追いつきざまに大外を仕掛けて別線を沈めた。


 「(野口は)出てから1回流すと思っていたけど、それ以上に踏んでいってしまって、飛び付けなかったです。(山崎)賢人に入られたのはわかったけど前が全開で踏んでいるし、しょうがない。後ろも付いているので、2コーナーからはケツを上げて仕掛けようと思っていました。結果、3人で届いた感じです。自分では無理やりに中団を取るのはやめようと。4、5、6(着)はあっても、負けパターンなので」


 守澤太志は山崎芳と車間が空いてしまうが、懸命に追いかけて2着を確保した。


 「野口さんが踏み過ぎていましたね。野口さんを先行させて(自分のラインが)中団かなと思っていたけど、あれじゃ飛び付けない。普通は流すのに、500バンクで流さずに行っている。強いですね。(自分は)山崎(芳)さんと離れてしまったけど、なんとか追いつけた。ただ、(状態は)ツラすぎてわからない」

12R

選手の写真です。
平原康多選手

 原田研太朗が後ろから動いて誘導後位が入れ替わる。平原康多(写真)がその上を切ると、前受けから後方に下げた中西大は、打鐘の2センターから巻き返して先行策に出た。平原は和歌山コンビに単騎の荻原尚人まで受けて、4番手を確保。まくってきた原田に合わせるように、最終3コーナーから仕掛ける。中西をあっと言う間にとらえて快勝した。


 「(単騎の)オギ(荻原)がどこにいるかで、だいぶ変わってましたね。(和歌山勢と荻原の)3車に行かれたんで、仕掛けるタイミングが遅れました。原田がまくって来てたんで、無理やり行く形になりました。一番出ないところだったけど、タイミング的にあれ以上は(待ったら)のみ込まれてしまう。向かい風のなかで動けているし、怪我明けにしては悪くないと思う」


 岡光良が平原に続き、地元ワンツーが決まった。


 「(平原の)出だしのところだけでしたね。そこだけはと思って(集中していた)。すごかったです。緊張はしました。俺は抜きにはいけないです。(自分の状態としては)まだ首が痛いけど、走っちゃえばなんともないです」


 原田は最終バックから仕掛けるも、平原に合わされて終了。園田匠は2センターから切り込んで関東の3番手にスイッチするように3着に入った。


 「500(バンク)なんで落ち着いて見えてます。(原田が)バックで追い付き過ぎてちょっと詰まった感じがしたけど、それでも仕掛けてくれたおかげです。無駄に突っ込んでないし、反応というよりは冷静に考えながら、見ながら走れている。タテ脚に一番出てるし、まだ余裕もありました」

10R

選手の写真です。
野口裕史選手
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矢野昌彦選手

 前受けから8番手まで下げた野口裕史(写真)は、思惑通りタイミングを計って打鐘の4コーナーからスパート。先行態勢の矢野昌彦をとらえると、そのまま番手の渡邉晴智をはじめ村上義弘、山崎芳仁らネームバリューのあるメンバーを寄せ付けず逃げ切った。


 「渡邉さんとは、(打鐘の)4コーナーからホームで行けるところでっていう感じだった。自分は視野が狭いし、前輪しか見てないから(1着だって)わからなかった。ホームが軽いからか、千葉でモガくより、路面が軽く感じる。二次予選Aの6着で(準決に)上がれてラッキーだったし、力を出そうと思っていた」


 南関コンビに出られて3番手に飛び付いた矢野昌彦(写真)が、空いた車間を詰めるように村上義弘の反撃を阻んで2着に追い込んだ。


 「3番手に入れたし、後半で(前との距離が)詰まって来て、まくり追い込んだ。駆けてた感じも悪くない。うまくいきすぎているけど、力を出し切れているし、気楽に走れているのがいいんじゃないですか」


 関東勢の後ろにいた単騎の田中誠は、最終2コーナーで1車追い上げて矢野後位に収まる。バックからは村上と体を併せての攻防を制した。


 「(初手で)南関の後ろってのも考えたけど、カマシの3番手で出切れなかったていうのがあって後ろからになった。南関にスイッチしようと思ったけど、いけなくて村上さんが来たので、思い切ってもっていかないと決まらんと思った」

11R

選手の写真です。
志智俊夫選手
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海老根恵太選手

 打鐘の2センターでじわりと先頭に立った山田久徳を単騎の土屋壮登が切って、最終的に吉田敏洋が最終ホームで主導権を握る。吉田に志智俊夫、橋本強まで出切る。7番手からまくった郡司浩平に合わせて中団から山田も出るが、逃げる吉田の掛かりがいい。番手絶好の志智俊夫(写真)が追い込んで1着も、吉田のゴール前での落車があるだけに手放しでは喜べない。


 「ラインの3人で決められる形を取れたかなっていうのが反省点ですね。(海老根恵太が突っ込んで来て)誰か来ている音がしたんですけど、見えなかった…」


 中部勢に付けた橋本強が、直線で外に持ち出して2着に入った。


 「僕は3番手で最大限、(山田)久徳のタイミングを崩したり、できることをやった。あれ以上はできることがない。そこからは外を踏む余裕もありました。(吉田の)掛かりが良かったんで、ラインの3人で決まると思ったんですけどね。吉田さんが落車してしまったっていうのも…」


 郡司のまくりが合わされると、海老根恵太(写真)は最終4コーナーからコースを探して3着に伸びた。


 「(郡司のまくりは)止まるとは思わなかった。それで車間も切らずにピタリと付いてた。だから、もう内しかなかった。あのコースは行きたくなかったけど、そこしかなかった。(落車した)吉田君と土屋君には悪かったですね」

12R

選手の写真です。
平原康多選手
選手の写真です。
神山拓弥選手

 初手で5番手の位置から動いた古性優作が、打鐘2センターで一度切って前に出る。先行態勢も古性がペースを上げないでいると、4番手の平原康多(写真)が最終1センターから踏み上げる。しかし、これを2コーナーで古性が自ら横に振ってブロック。一瞬態勢を崩した平原だが、すぐに立て直して先頭でゴールした。


 「(古性が)すごかった。さばきは日本一ですね。来るとわかってるから避けながら行ってるんですけど、その範囲を超えて来た。あそこ(のブロック)で加速が鈍りました。でも、スピードが死に切らなかったから、回して行けました。(番手で神山拓弥と古性が)やり合ってる間に、誰かにまくられないようにペースで回していました。踏み直したというか、ペースだったんで。怪我明けにしては自力でしっかり走れている」


 古性は平原に行かれると、番手の神山拓弥(写真)に絡む。だが、神山拓はしっかりと番手を死守して2着に続いた。


 「(古性が)来るとわかってたんで、ツケマイして返す準備をしていました。(その後は内を)締めていました。締めておかないと、確実に古性が復活してきちゃうんで。本気で抜きに行ったけどまったく出なかった。正直、平原さんが先行したら別線をブロックしなきゃと思ってたけど、2センターからの踏み直しがすごすぎた。平原さんが強すぎる」


 単騎の黒田淳は初手から関東勢を追走する。最終バックで前に踏んで3番手に位置を上げると、そのまま流れ込んで決勝にコマを進めた。


 「単騎で後ろになるぐらいだったら、前を取ろうと思った。でも、神山(拓)が前にこだわったんで関東の後ろになった。関東の後ろならカマシの4番手の可能性もあると思っていました。結局近畿が前で(関東は)その後ろになったんで、流れを見ながら仕掛けようと。去年は記念の決勝に乗れなかったんで、(今年の)一発目で乗れてホッとしています」


 


 ≪6R「S級ブロックセブン」≫


 根田空史は、前回の立川記念を1612着。痛めていた手首も回復し、昨年終盤から調子を取り戻している。


 「(手首の)痛みは前よりもだいぶよくなって、力を出し切れるようになった。痛みがあると脳が制御しちゃうらしいんですよね。大宮との相性はあまり良くないかな。でも、(7車立てなら)後方になっても、いつもの中団くらいだし、500(バンク)なんで落ち着いて仕掛けたい。無理に行ってもタレちゃうし。風がありそうだけど、重い方が得意なんで。この後に防府のFIがあって、その次に全日本(選抜)もあるし、1着を取っていい流れに乗っていきたい」


 窓場千加頼は、直近の3場所でバック7本と、積極的な仕掛けで好走している。


 「最近は緩んだところで自然と体が反応して叩きに行けています。ダービー(出場権)の賞金で勝負駆けになるので狙いにいきたい。でも、あまり深いことは考えずに、しっかり反応できたところから仕掛けたいです」


 林巨人が窓場の番手から白星を狙う。


 「(窓場)千加頼にしっかりと付いていきます。500(バンク)だけど、7車だと難しいですね。展開も9車よりも動きづらいですから。(窓場と連係は)何度もあります。(12月)宇都宮の最終日にも連係して、先行してくれたけど抜けなかった」