谷口遼平(写真)は初日予選で安定した戦いぶりが光っている。今シリーズは1レース1番車で好スタートを狙う。
「大宮記念から1カ月近く空いたので、ひたすら練習していました。疲れが心配なんですけど、いいほうに出てくれれば。このバンクは立ち遅れると厳しいので、無理やりにでも行くつもりで。初日の流れはいいので、今回もしっかり頑張ります」
小原丈一郎は成績の波が激しいものの、積極的なスタイルは崩していない。
「点数も点数なので、バックを取ることを意識してレースを組み立てています。いまは宇都宮に拠点を移していて、同期といい練習ができています。前回の名古屋よりも状態はいいと思います。奈良は初めてだけど、33(バンク)は好き。ラインで決められるようにしたいですね」
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不破将登は直前の高松記念で2勝を挙げるなど、調子は上向いている。
「最近は大きな着もありますけど、調子はずっと変わらないです。高松は追加で今回は中2日になることは分かっていたので。ガッツリはやってないんですが,調子を見る意味でも練習はしてきました。後手を踏むと巻き返しは効かないので自力で前々に攻めます」
竹内翼は1月当地FIで準Vと好走。好相性のバンクで再び躍動する。
「相性のいい奈良なんで楽しみです。同門の町田(太我)選手の活躍がいい刺激になっています。一緒に練習してレベルアップできていると思います。しっかり練習して、状態も悪くないです」
武藤龍生は1月向日町FIで1年半ぶりの優勝を飾るなど差し脚が冴えている。
「向日町はラインのおかげで優勝することができました。連戦続きなんですけど、自分の状態もいいですね。ここは33(バンク)なんで立ち遅れると厳しいイメージがある。蕗澤(鴻太郎)君との連係は初めてなんですが、レースはよく見ていて強いのは知っているので、信頼して任せます」
蕗澤鴻太郎は2月西武園FIで連勝の勝ち上がり。タテ攻撃の破壊力が一段と増している。
「練習は普通にやってきました。最近は体の感じも良くなって、調子もいいですね。奈良は2回目。イメージはないけど、33(バンク)は前橋が地元で得意なので。自力で力を出し切るレースをします」
地元の中井太祐(写真)は1月当地FIで失格している。今大会でその汚名をそそぐ。
「ここ何年か地元記念は意気込みすぎて、あまりいい結果が出ていないので、今回は自然体でいつも通り練習してきました。ひとつずつ勝ち上がっていけるように、しっかり頑張ります」
松岡健介は高松記念から中2日の急な追加にも前向きだ。
「昨日(9日)、追加が入りました。何も準備してなくて、休んでました。走りたい感じはあったし、走っているほうがいいと思ったので。最近は練習で気付かないことをレースで気付くことが多い。(1月)向日町から自転車を変えて試しながらですね。良くなってきていると思います」
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大石剣士は昨年の後半から本格化の兆しを見せている。今年初のグレードレース参戦で気持ちは入っている。
「久しぶりにけっこう間隔が空いたので、練習はガッツリやってきました。スピード練習を重点的にやるようになって、長い距離を踏めるようになってきました。今回はフレームを2台持ってきている。初日は新しいフレームを使ってみようと思っています。練習の感じはあんまり変わらないんですけどね」
高久保雄介は1月四日市FIで3カ月ぶりの優出。前回の名古屋FIでは2連対と復調気配だ。
「バンクを使えないので、ひとりで練習してきました。人ともがいてないので調子は分からないんですが、自分の感覚的には悪くないです。33(バンク)なんでボケっとしていたら仕掛けどころがなくなる。タイミングを逃さず仕掛けたいですね」
元砂勇雪は1月当地FIで決勝に進出。地元記念に照準を合わせて、きっちり仕上げてきた。
「地元記念に向けて、いつもよりも練習量を増やしました。直前は休めたし、状態は問題ないですね。今回は最低でも準優に乗りたいけど、まずはひとつひとつ勝ち上がっていけるように。初日はしっかり流れに乗って走りたいですね」
三谷将太は大ケガから復帰4場所目で一戦ごとに状態を戻している。
「(1月)松山(記念)でしっかり感覚をつかめた。前回の名古屋も寺崎(浩平)と一緒のレース以外は悪くなかった。なんとか8割くらいまで戻った。あとは気持ちでカバーする。最近は無観客ばかりなので、地元でお客さんがいっぱい入ってくれるといい」
中井俊亮(写真)は2月名古屋FIで途中欠場したが、仕上がりに不安はない。
「名古屋は腰痛で途中欠場したんですが、そこから間隔が空いて、しっかり練習、調整をしてきました。感覚は悪くないので、しっかり走れると思います。もちろん決勝を目指して、一走一走しっかり頑張ります」
山田久徳は1月当地FIで落車。続く同月松山記念は最終日を欠場している。
「松山は初日は良かったんですが、だんだん悪くなりました。落車の影響が出て、腰痛も出たんで欠場しました。それから思うような練習はできなかったけど、ゆっくりはできました。腰痛はもう大丈夫。ケガの痛みもほぼなくなりました」
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原田研太朗のスピードが断然だ。このクラスでは取りこぼせない。
「松山が終わって小松島バンクは使えないので、高松バンクに1日入って、あとは室内練習をしてきました。前回よりはいいと思います。久しぶりの9車でそこが気がかりですけど、9車のほうがやりやすい。ここ2場所、新しいシューズを我慢して使ったんですが、今回は戻そうと思っています」
追加参戦の小野裕次は直前の平塚FIの初日に落車のアクシデントに見舞われた。
「落車して横突起を骨折したけど、ここを走りたかったので。3日間、練習はできました。落車直後は腰に違和感があったんですが、それもなくなりました。出るからにはしっかり走ります」
坂井洋(写真)は2月西武園FIで今年初優勝を飾った。中3日の追加参戦でも問題はない。
「西武園は上がりタイムがそんなに良くなかったし、優勝できたのはたまたまですね。でもモチベーションは上がりました。全日本選抜の前に走りたかったので、追加を受けました。修正しないといけないところをレースで見直しながらやっていきます」
河野通孝も中2日の追加参戦。直前の平塚FIは準Vと差し脚は切れている。
「平塚の決勝は本当は競りたくなかったんですけどね。3車の競りになったのは仕方がない。そのなかで2着に入れたので悪くないですね。中2日で疲れを取ることに専念してきました。坂井君は練習のタイムがすごいので、しっかり付いていきたい」
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松本貴治(写真)は1月の地元松山で記念初制覇を果たした。勢いに乗って記念連覇に挑戦する。
「コンディションは悪くないですね。前回の武雄はギアを変えて感覚が良かったです。ここに向けて練習と体のケアをやってきました。7車でも9車でも両方とも苦手意識はないです。先行基本にしっかり頑張ります」
一戸康宏は当地で2場所連続落車の憂き目にあっている。
「いつも通り練習してきました。疲れも問題ないです。自分のなかでは上がってきていると思います。奈良は前回落車しているので、悪いイメージを払拭したいです」
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地元エースの三谷竜生(写真)が一次予選のトリを務める。なかなか波に乗り切れないが、徐々に復調している。
「前回の取手から間隔も空いて、練習はしっかりできたし、調子は問題ないです。しっかり仕上げてこれたと思います。9車のほうが動きがあるので、僕的には走りやすい。地元記念で優勝するつもりで来たし、優勝したいと思ってます」
稲毛健太は相変わらず破壊力抜群の攻めを披露している。
「ここに向けてケアと練習を交互にやってきました。前回の名古屋よりもいい感じだと思います。33(バンク)なんで後方でずっと構えていたらダメ。緩むところはあると思うので、自力でしっかり仕掛けたい」
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昨年のグランプリ覇者で2020年の優秀選手賞に選出された和田健太郎(写真)は今シリーズが今年2戦目。和歌山記念から1カ月近く間隔が空いた。
「病気で欠場したけど、できる範囲でやってきました。1カ月以上空いてGI(全日本選抜競輪)を走るのはリスクがあるし、ここで実戦の感覚をしっかり取り戻したい。コンディション的には和歌山と変わらないところまで戻っていると思います」
吉田敏洋は1月豊橋記念を制覇。度重なる落車から立ち直ってきている。
「昨年の秋頃から立て続けに3回落車したんですが、確実に少しずつ戻ってきています。ひとつ結果が出たのはうれしいですね。前回の豊橋の調子は維持できていると思います」
村上博幸は復帰戦となった1月豊橋記念で決勝進出を果たした。
「(昨年11月の)競輪祭のケガがキツくて、自分のなかである程度、期間を取らないというのはありました。豊橋は強風もあって、レースの中でしか味わえない苦しさはありました。ラインのおかげで決勝に乗れたけど、レース勘が狂っていたところもあったし、修正しないといけない。豊橋で感じたことを練習でやってきました」
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