オープニングレースの1番車は嘉永泰斗。昨年11月にS級初優勝を飾った舞台で2度目の記念開催に挑戦する。
「練習はしっかりできました。記念は2回目。今回は準決勝には上がりたい。(同県、同期の)上田(尭弥)は決勝に乗ってるんで、そこは意識しますね。僕も早く追いついて、上で一緒に戦いたい。松山は優勝してるんでいいと思う。1Rは久々なんで、早起きかあって感じです」
前回の1月別府では2日間、山崎賢人の仕掛けに離れてしまった大塚健一郎だが、最終日は松岡辰の逃げに乗って今年初勝利を挙げた。
「前回の前にむちゃくちゃ駆け出しの練習をしたけど、それが偏ったトレーニングになってアダになってしまった。3日間を通してなら悪くなかったけど、賢人対策でナーバスになってましたね。あれだけ離れたらいいとは言えない。ちょっとずつ戻していくしかないけど、最終日はいい薬になった。また徐々にですね」
地元勢のトップバッターは外田心斗だ。S級初戦の1月久留米で746着とほろ苦いスタートとなったが悲観する様子はない。
「(S級は)行くタイミングだけだと思う。スピードに対応できないとか、どうにもならないとかはなかった。あとは経験を積んでいけば戦えると思います。今回は地元勢が多いんで役に立ちたい。初めての記念を地元で呼んでもらえたんで、しっかり頑張ります。ここまでけっこう空いてたんで練習もできたし、調子は悪くないと思う。まずは初日勝ち上がれるように、S級初勝利を地元でしたいですね」
徹底先行の原口昌平が外田の前に立ちはだかる。
「(10月別府から60日の欠場があったが)腰痛が出たので大事を取って休んだけど、練習はしてました。前回(1月奈良)の初日は行くだけになってしまった。(先行しても)着に残らないといけないですね。初日も自力で頑張ります」
吉田智哉(写真)も地元記念初参戦となるが、今回は10月別府の落車から3カ月欠場からの復帰戦となる。
「左鎖骨の粉砕骨折にろっ骨6本と肺挫傷。左ひざもえぐれてて、50日ぐらいは何もできなかった。それから2週間リハビリして、本格的に練習したのは3週間前ぐらいから。状態は走ってみないと本当にわからないですね。できることは全部やってきたけど、めちゃくちゃ緊張してます。コロナの中止とかもあって去年、地元は3回全部走れなくて、松山を走るの自体が1年半ぶり。まあまあ緊張してます」
山中秀将は松山でF1戦優勝の実績もあるし、3年前のウィナーズカップで2勝を挙げるなど当所との相性がいい。
「練習も普段通りできたので大丈夫。ケアが不足してるかなって不安はあるけど、あとは走ってみてですね。相手どうこうというより、自分がしっかり仕掛けられたらチャンスはあると思う。松山のイメージは悪くないけど、風がなければと思います」
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地元記念初参戦だった昨年大会は初日の落車で途中欠場。門田凌(写真)のなかでは今年こその思いは強い。
「前回(1月四日市)はすごく良かった。練習も最近のなかではしっかりできたし、準備は問題ないです。去年の後半はウィナーズの特選を狙ってレースが小さかったし、成績も安定しなかった。今期こそは1班を狙いたいし、点数が高い記念はチャンス。特にここは地元なんで頑張りたいですね」
12月別府記念の落車から復帰後はピリッとしない林慶次郎だが、今回は変わり身が期待できそうだ。
「まだ落車の影響がちょっとありますね。今回は新しいのが来たので、自転車を換えた。今までのは2年使ってたので、ちょっとへたってたところもあったので。それがもしかしたら(復帰後2場所の成績だったのかも)。今回は新車に期待したいと思う」
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山岸佳太(写真)は12月京王閣、高松と連続優出と成績が上向いている。
「最近は吹っ切れてレースができてる。脚が上がったというよりは、気持ちの部分がだいぶ大きいですね。深く考えては無いけど、相手のレースを自分に当てはめて、それでおのずと良くなってる。欲を言えばもう少し成績を残したい部分はある。(今年初戦の静岡を欠場して)ちょっとレースが空いたので、レース勘が不安。(心配なのは)そこだけですね」
地元の薦田将伍は前回1月奈良の最終日にS級初勝利を挙げた。
「(初の地元記念で)気負いはないけど、力を出し切れればいいなと思う。(10月松山決勝での)落車もデカい。なかなか痛みがひかなくて大変だったので。まだダメだけど、状態はあんまり考えずに(練習は)やってる。とにかく力を出し切るだけです」
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雨谷一樹(写真)は1月平で115着。優勝こそならなかったが、今年初戦でまずまずのスタートを切った。
「期の初めなんで、追加とかも来たけど平に合わせてやってた。練習した成果がレースでも出たし、感じは良かったですね。ここまではしっかり休んで調整してきた。松山もイメージは悪くないし、もちろん1着を取るために何でもやります」
小森貴大は1月奈良、別府と予選で敗れているが調子自体は悪くない。
「徐々に上がってきてるし、そろそろ大当たりしたいですね。状態は問題ないんですけど。(11月)防府記念からバックが取れるようになったし、力を出し切れてる感覚はある。松山もチャレンジから5、6回走ってるし、相性のいいバンクだと思う」
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1月別府は準決勝で7着大敗を喫した中井俊亮だが、シリーズ2連対の結果を見るかぎり調子に問題なさそう。
「前回は準決勝で大敗したけど、調子自体は悪くない。練習もしたし、ここに向けて調整もできた。松山は優勝もあるし、個人的には走りやすいところですね」
中井の番手を回る川村晃司は前回、1月奈良を途中欠場している点が気がかりだ。
「前回は疲れもあったので、ここまでは軽めにやってきました。でも調子はイマイチかもしれないですね。中井君とは連係もあるし、前回の分もとり返せるように頑張りたい」
11月松山の優出から上向いている佐々木豪は年末の千葉記念in松戸のようなヒットを飛ばしたい。
「(昨年の地元記念はブロックセブンに出場したが)今年は本当に呼んでもらえたんで頑張りたい。年末はボチボチいい感じだったし、松戸のあとに落ちかけたけど、そこから戻せたかな。(11月)松山のちょっと前からセッティングを変えて、それがすごくいいと思います。動きは良くなってると思う」
番手を回る久米良は直近4カ月で9勝と差し脚好調だ。
「前回(1月奈良)の最終日とかも周りに言われたけど、詰まって外伸びてるだけなので展開かな。運がいいだけですよ。去年(2月伊東の落車で)鎖骨折ってから練習を増やしたりしたのも成績が伸びてる要因かな。いい意味で欲も出てきました」
取鳥雄吾(写真)はやや体が大きくなった印象。それが昨年の成績にも表れている。
「ずっとやってきたことがちょっとずつ効果が出てきた。体脂肪は変わらないので、やってることが体に付いてきてるのかな。優勝した去年(3月)の松戸ぐらいから自転車が進みだした。年末と1月は動きが良くなかったけど、そこからずっと自転車が出てくれてる。今回は新車で来てるんで、レースを走ってみて。セッティングは岩津(裕介)さんから合格点をもらってるし、練習で乗った感じも良かったです」
山本紳貴も昨年後半から1着が増えてきている。
「最近はあまり逃げるレースがなかったけど、前回(大宮記念3日目)は逃げて(3着に)残れたし、着はここ最近良くなってる。(11月平から)和田健太郎さんのフレームを借りて、その自転車が大きいですね。自分が苦手な部分を補えてる感覚がある」
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島川将貴は12月高松から3場所連続で優出するなど調子を戻している印象だ。
「高松からフレームを昔のやつに戻した。でも調子自体はあまり良くないです。今は我慢の時期ですね。セッティングで気になるのはハンドル回りぐらい。まだちょっと違う感じがあるので、そこがかみ合ってくれればいいけど。練習はできてます」
福島武士は今期は予選を連勝するなど1着が増えてきている。
「前回は新車で不安があったけどね。まだセッティングが出てないけど、意外と進んだなって感じです。終わってから練習しててもう少しこうしたいなとかが出てきたので、そこを修正したい。島川君とは最近けっこう連係してる。高松で一緒に練習することもあるし、強いのは知ってるので離れないように」
前回、奈良決勝での落車が気がかりな山田久徳(写真)だが、そこから中3日でも休むことなく参戦。今度こそ稲毛健太の仕掛けに続きたい。
「走れる感じだったので来たし、普通に3日間乗ってきました。(怪我は)擦過傷はあるけど、別に。前回は離れて迷惑をかけてるんで、気合いを入れ直して。初日はリベンジマッチなんでね。練習の感じもそんなに悪くなかったけど、走ってみないとですね」
稲毛健太は前回の奈良から中3日でも追加参戦を決めた。
「追加の連絡は一昨日もらったし、中3日でも奈良よりは練習できたし、昨日(前検日前日)もけっこうやった。バンクを乗ったけど、めちゃくちゃ寒かったです。松山も(相性が)悪いとは思ってないです」
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松浦悠士は岸和田記念in和歌山で優勝。昨年に続いて和歌山で新年初戦のV発進を決めた。
「副鼻腔炎になって状態に不安はあった。100%ではなかったけど、(才迫)開の頑張りのおかげで優勝できた感じ。終わってからは普通に練習して来ました。でも上積みはあまりないと思う。和歌山の決勝と変わらないぐらいですね」
初戦の立川記念から2週間近い間隔があった郡司浩平は着実に状態を上げてきているようだ。
「やっと落ち着いて、練習がしっかりできるようになってきた。(地元の全日本選抜に向けて)試したいところもあるけど、そこは体の具合を見て決めたい。東口(善朋)さんには初めて付いてもらえるんで、いいレースができるように」
初日特選には地元勢から3名が出場。これが今年初戦となる番手の橋本強(写真)は新年、そしてシリーズの好スタートを切りたい。
「競輪祭の落車で良くなかったけど、日にちが空いてたので上がってきたと思う。(12月広島記念は新車だったが)フレームは前のでいく。前のやつの方が出ますね。競輪祭の落車でサドルがズレてて、それを戻したらめちゃくちゃ良くなった。寛仁親王牌ぐらいの感覚には戻りました。去年呼ばれなかったんで、その分も頑張りたいと思います」
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